邦ロック最前線情報局

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遊津場pre.月間ベストソング大賞!〜2024年1月


ブログ名変えたつもりが、概要欄のほうがブログ名に登録されてるっぽいぞ
遊津場です

ライブハウスで会う人にTikTokerとイジられるくらいにはTikTok頑張ってます。
Xもなんですが、まぁなんで今こんな頑張ってるかは、おいおい話す時期がくるでしょう…

なんだかいきなりゴタゴタしてるニュースが多いですが、そういう荒地からの逃避先が音楽なり、創作物ですからね。
そんな機会にしたいので、では、先月のベストソングと先取りアーティストを見ていきましょう!

January's Good Songs!!

【さすがのバンド部門】


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ACIDMAN『輝けるもの』

大型映画主題歌にベテランバンドを使う流れ、めっちゃ良いんじゃない?
そりゃもちろん応えますしね。
ゴールデンカムイは全く知らないけど、ACIDMANの曲聴いて興味湧いたので勝ち。
恐らく広大な大地での戦いを描いてるんでしょ。
ACIDMANにピッタリですね。


◯リュックと添い寝ごはん『天国街道』

もう若手という域を越えた安心感が、新しいサウンドに挑戦していてもある。
そしてこの中華色の異国サウンドが、逆にリュクソの文学性の高いソングライティングとリズムを引き立たせてます。
個性的な楽曲だからこそ、より確立されてってるリュクソの2024年にホッコリしていこう。


◯THE 2『スプートニク

残念ながら解散を発表したTHE 2。
その感情を包みこませず見せてくれてありがとう。
スプートニクという言葉を使うバンドは結構いるけど、その曲群を塗り替える1曲です。

一旦、一旦だもんね!


◯HEADLAMP『正夢』

全然数年前の曲ですが出会いました。
大阪の中堅バンドです。

力強い歌詞を重ねながら、透明合唱みたいなサビは殺傷能力高すぎ。バンドマンのありのままの想いを出し切ってる。
このまま埋もれてしまうのだろうか。
そうはならんでほしいな〜


◯Cody•Lee(李)『烏托邦』

もう活動範囲がアジアになってきた。
昔から追ってるけど、もう素人では理解できない領域の圧倒クリエイティブです。『我愛你』1000万再生もめでたい。

MVもスケール映画だし。
でもクライマックスのアウトロが超絶ロックンロールなのに、ロックバンドを可能性を見た。


おいしくるメロンパン『五つ目の季節』

独創的なキャッチーなフレーズで注目された初期と、ダーティな世界観を描いてきた時期の、その良さが組み合わさったようなキラーチューンでしょ、これ。
大型フェスに合うスケールだと、今まで知らなかったリスナーも振り向きざるを得ない。



【今抑えておきたい!若手アーティスト部門】


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カラコルムの山々『タイムスリップできない』

みょーん、みょんみょんみょーん
↑これでハマる音楽作るバンド、性癖です。
むっちゃ変だけど、平和な気持ちにもなれる。

ぶっちゃけ上手く聴き取れてはないけど、歌詞もメチャクチャ良い。もう既に今年のリピート必須曲です。多分ブレイクするでしょう。
2分しか聴いてくれない世の中と思われてるけど、全然4分で虜にできるんやで。


◯Blue Mash『ターコイズ

タワレコメンにもなったミニアルバムの最後を締める曲なんだけど、Vo.優斗さんの歌声って、この曲が一番活かされてるんじゃないかと思った。ここまでバラードで強い「馬鹿」を言えるバンドなんだと。そしてつぶやくような終わり方も、ストーリーテラーとしての能力を感じた。
ライブも見るたびに幅広で強くなってるし、どんな景色を見せてくれるか楽しみです。


◯終活クラブ『創作逆モラトリアム』

このフルアルバムで一気に行ってやるぞ!という強い気持ちを感じる1曲目。
それでいて1人1人に向いてる優しいメンタリティが伝わる1曲目。
しっかり終活クラブ節も満載の1曲目。
人生ドラマティックな終活だ!



【ジャンルレス部門】


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◯キタニタツヤ『私が明日死ぬなら』

シンプルな言葉だけど、純度を高めて届けるから、感動が何倍も増幅している。
数々のドラマやアニメの名シーンを切り取ったような情景を見せる。音楽ならではの合法MAD。そこにリスナー自らも重ねる余白があるんだよなぁ。このバランスの良さを作るインテリジェンスに感服です。
今年も大活躍間違いなし!


Creepy Nuts『Bling-Bang-Bang-Born』

アニメの世界観◎
×
超技工テク◎
×
TVで知った人にも伝わるCreepy Nutsらしさ◎
×
日本語とか関係ない世界基準の語感の良さ◎

僕は今年、日本の音楽が世界に伝わる年だと睨んでたけど、正直Creepy Nutsのことは忘れてた。
でもそうだわ、いたわ。

このタイミングで露出も控えめなのもカリスマ性上げてるし、うん、Creepy Nutsがいたわ。


◯dodo『sotsugyo』

こんなの言ったらあれだけど、ラッパーには見えない彼からの等身大の控えめなHIPHOPにクセになりました。
曲名の通り、春の別れがテーマな楽曲。
卒業式が終わって、ふと1人で最後の道を歩いてる時に、つぶやきながら歌ってるような曲。
本人もどうやらこのスタンスに言われることがあったようだけど、貫いてる。それもカッコいい。




月間ベスト先取りアーティスト大賞!


先月、厳選先取りさせていただいたアーティストは以下の10組です。

  • MADE IN SHEEP
  • yummy'g
  • Hello Crowd
  • おもかげ
  • 朧気な日々を荒して
  • from NOW
  • Marie's Girl
  • THE HAMIDA SHE'S
  • はにかんで春
  • プライドの高い深夜のコンビニアルバイト


このただでさえ相当有望なメンツの中、ベスト先取りアーティストは……





おもかげ!



<紹介ツイート再掲>



☆もっと深めてみる

ネットを上手く使ってる印象がありつつも、総合力の高さもしっかり窺えるバンドです。
いろんな感情を赤裸々に見せる楽曲は、ライブを重ねるに連れて成長していくでしょう。特にこの『18歳』はライブ映えしそう。
その中でPOP好きにも、ライブキッズ好きにも、刺さる曲を出してくれることにすごく期待です!

今月、関西では十代白書の予選があってそこでライブ見たMADE IN SHEEPfrom NOWはカッチョよかった。ライブは見てないけど決勝進出したyummy'gも注目度上がってて期待。Marie's GirlTHE HAMIDA SHE'Sは十代白書関連ではないけど、同じ関西の期待株です。神戸正統派ギターロックと京都青春オルタナは、また新しい魅力。
名古屋のHello Crowdもアガる存在だった。新世代のニューヒーローになる姿も見えて、大きく伸びそう。プライドの高い深夜のコンビニアルバイトも人を引き込むセンスを感じます。
楽曲がとにかく良い朧気な日々を荒してはにかんで春も注目浴びてほしいな。



今月も先取り様でした!

あーとーがーきー

もうすっかり新譜が届き始めましたね!
めちゃくちゃ邦ロックが多い日もあった。
1月はライブも含め、結構音楽触れられたので、この感じで今年やってきます!

それでは、この辺で