邦ロック最前線情報局

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遊津場pre.月間ベストソング大賞!〜2024年3月度


いきなり25℃は馬鹿
遊津場です

5月26日に企画します。
やっぱり神戸でしたかった。
でも他と一緒では意味ないなと思って考えたのが、昼に3組の14時終了でした。
どんな感じになるのか、楽しみです!


3月もそれなりにライブ見ました。
5日間で3回オーディション見るとはね。
V系のバンドがそこに出てたんですけど、クオリティ高いですね。また邦ロックのフェスシーンに最近のだとジグザグくらいしかいないのが疑問に思ったくらいでした。

十代白書も今回一番分からなかったですね。
本当にすごいクオリティでしたわ。
この勢いを閃光ライオットにドカンと持っていって、さらに関西のアーティストが盛り上がればいいなぁ。

フィラメントのライブレポも担当しました!
a-girafe.com

いやぁ良い企画だった。
ライブレポの依頼、とってつもなくお待ちしてます!
相談だけでもOK!

では、先月のベストソングと先取りアーティストを見ていきましょう!

March's Good Songs!!

【さすがのロック部門】


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My Hair is Bad『太陽』

野球めっちゃ好きやん。
端的な単語の絶妙な組合せで、あらゆる情景表現を可能にする椎木さんの能力はやはりスターダム。それでいて、どんな状況、別に文化部でも燃えたぎらせてくれる範囲のある歌詞。
全員が全員、太陽より熱くなれることの証明。

「今までで一番暖かい春になれ」
いやーすごい良いフレーズだなぁ。
もうセンバツずっとマイヘアでいいよ。


◯ano feat.幾田りら『絶絶絶絶対聖域』

バンドじゃないけど、凛としての時雨のTK作ってるし、その世界観にanoパンクが負けてないし、それでいて違和感ないゲストボーカルは幾田りらしかいないし、無敵すぎないか?
浅野いにおもこれなら満足。

サビのあの開ける感じは、バンド好きなら喰らわないほうがおかしい。
ひょっとして今、20歳くらいのバンドで破滅的なサウンドが流行ってるのって、あのちゃん、いやanoのおかげか?BiSHからの流れもあるか。誰が最初に対バンするかな。


◯the shes gone『エイド』

力強い。
力とは握力ではなく威力。
ブルームーンに照らされてるような景色と気温だからこそ、この弾けるような音の感覚が引き立つんだよなぁ。



【今抑えておきたい!若手アーティスト部門】


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◯yutori『有耶無耶』

佐藤さんがすごいボーカル力持ってるのは、ライブで体感済みだけど、こういうキラーな感じもこんなにカッコよくいけるんすか。
ノれるもんならノッてみな的なドSなギターロック。

ちょっと歌い手の感じもある。
でも生演奏だからこそのバイブスが乗っていて、立体的な鋭利さがある。
結局、めっちゃバンドなんですよ。


◯grating hunny『音楽準備室』

そりゃ僕は昔からやってる曲とは知ってるけど、MVやレコーディングのクオリティがめっちゃ上がってて、鳥肌が立ったよ。
ここから受験で1年くらい活動ペースは、かなり落ちるとのことだけど、1年くらいは余裕で持つ賞味期限。
というか先月の自主企画も見たけど、10年後にこの曲がどんな感じで鳴るのかが、すっごく楽しみ。
とりあえずたっぷりインプットしてらっしゃい!


◯anewhite『アド・アストラ』

良い。ただただ。
満点の夜空に誰も文句つけないように、anewhiteの音楽には何も注文がないよね。
リーガルリリーと対バンしてほしい。


○muque『Bite you』

ハッ!噛まれた!
身体をバキバキに食われていく感覚。
muqueにこんな目に遭わされるなんて…
幸せです。
品があるのに事件的。
もっと大きな舞台に行くことでしょう。



【アルバム部門】


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◯35.7『書を捨て、歌を編む』

未来へのシリアスな側面のある『しあわせ』から、明日への希望を歌う『あした天気になあれ』までの流れは、
高校時代から今の35.7までの様々な記憶や感情をミックスしてるんだけども、
それをまとめる演奏力+構成力と、たかはしさんの歌声がナチュラルなバランスを生み出していて心地良い。


【ジャンルレス部門】


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片平里菜『ロックバンドがやってきた』

3.11から13年か。
それを意識せざるを得ない曲とMV。
そしてそこに、そして心に現れたロックバンドがいかにヒーローなのかが、福島出身の彼女から、負けないロックビートでアンサーが届きます。
そのことを差し引いても、ロックバンドに救われたことのある人には確実に刺さる曲。

彼女が今も一線でやってる理由が分かりました。
同い年だし、誇り。


岡崎体育『失恋ソング』

結構シンプルな歌詞(カマキリを除く)だけど、改めてヤバTとOKOJOと岡崎体育じゃないと使い切れないワードとサウンドのバランスがあると思いました。
チケット苦しんでるらしいけど、対バンとか追加は…やっぱりそこはプライドが許さないか。
でも個人的に次はPangeaとかで見てみたいなとか思っちゃったり。もっと20代のソロシンガーに夢与えそうだから。

武田真治めっちゃ頑張ってるやん。



月間ベスト先取りアーティスト大賞!


先月、厳選先取りさせていただいたアーティストは以下の11組です。

  • Doona
  • Serpent Stellar
  • わたしたち
  • Reinore
  • シェカラーシカ
  • Mind Bluem
  • CozyLand
  • kohamo
  • パキルカ
  • 物品販売
  • phalanx


このただでさえ相当有望なメンツの中、ベスト先取りアーティストは……





物品販売!


eggs.mu


<紹介ツイート再掲>


☆もっと深めてみる

もちろんまだ不安定な部分もあるけど、そこがまた味になってるし、進化したらさらに魅力になる気もする。
実はすごいピュアなんだと思う。
仙台の10代ライブシーンもかなり盛り上がってる様子だけど、
そこで唯一無二なサウンドもしてながら、ちゃんと中心に来て引っ張ろうとする意気も感じる。
ギターも正式加入したし、閃光ライオットでも期待できる1組かも…?

山口のわたしたちも魅力的。無添加な青春ロックを見せてくれるし、5人組の必然性もある。
phalanx、Reinore、CozyLandは絶対対バンしたら合う。無敵感のあるバンド。
シェカラーシカ、パキルカ、Mind Bluemの10代の3組も個性もありつつメインシーンにすぐ来るタイプでしょう。
Doonaとkohamoにはカリスマ性を感じる。あらゆるアートとも合う。
Serpent Stellarのエレクトロ感も時代がほっとかないかも。


今月も先取り様でした!

あーとーがーきー

今、音楽中心の生活を送っていますが、意外とだらける暇ない。嬉しい。
ここからさらに気温のように熱く活動していきます🔥

それでは、この辺で