メメタァが東名阪ツアー「僕のリズムを聴いてくれ」を開催します。
9/24が新宿LOFTでKALMA、9/30が名古屋RAD SEVEN、10/6が心斎橋BRONZEでKOHAKU、そして11/17は新代田FEVERにてワンマンを開催するというツアーです。
今回、その事前企画としてメメタァが各対バン相手を招いてのZOOMインタビューを実施。大阪編は出演のKOHAKUと、進行として遊津場が参加しました。
この2組、実は4月にも一度ツーマンをしています。その後の打ち上げがよっぽど楽しかったようで…
それではどうぞ!
互いの印象について
遊津場(以下、津):今回、メメタァが開催する東名阪ツアー「ボクのリズムを聴いてくれ」の大阪編のゲストがKOHAKUとなりました。
西沢成悟(メメタァVo.Gt 以下、西):ありがとうございます。
津:これがTwitter(X)で解禁された時のメンバーの皆さんの反応を見てみると、太陽さんは「北海道でめちゃくちゃ仲良くなった」というバンドとツイートされてました。
太:打ち上げでもう、めちゃくちゃ楽しかったですね。
津:4月にKOHAKUが自分のイベントにメメタァを北海道に呼んだことがあったんですね。
樂(KOHAKU Gt.Vo):はい。
津:それ以来の、ツーマンのお返しみたいなイベントになるんですね。
西沢さんからも「高火力なバンド」「燃やせるものは燃やしてやろう」、
カワギシさんも「これから一緒にやっていきたいバンド」とツイートされてました。
そんなわけで2度目の共演になりますが、まず最初のその出会いのきっかけを教えていただければと思います。
西:きっかけは本当に4月にKOHAKUがリリースパーティの札幌編に誘ってくれたのがきっかけで。
その前に名前は東京のサーキット出てて知ってはいたんですけど、4月のツーマンまで対バンはしたことなかったので、ガッツリ出会ったのは4月ですね。
津:KOHAKUはなぜメメタァを呼ぼうと思ったんですか?
樂:本当にメンバー個人個人で聴かせていただいてて、札幌に来られた時もライブ行ってるくらいお世話になっているバンドで。そんなバンドに自分達の大事な日に呼べたらなぁと呼ばせていただいたのが最初です。
津:そして今回はメメタァ側が呼んでくれましたが、やはり嬉しかったですか?
KOHAKU:めちゃくちゃ嬉しかったです!
津:メメタァから見てKOHAKUはどのようなバンドの印象ですか?
西:出会った時は、結構3人とも第一印象は寡黙。もちろん礼儀正しく挨拶はしてくれるけど「寡黙な人達なのかなぁ」と思ってたんですけど、対バンしてみたら本当に3人とも可愛くて。
カワギシタカユキ(メメタァBa 以下、カ):可愛いねぇ。
太:可愛いなぁ。
西:ライブもすごく良くて。それで打ち上げで話してみると人柄も分かって、すごく「人間味溢れる人達なんだなぁ」と今思っています。
カ:僕も最初のイメージ結構一緒で、多分本当の一番最初は近松の下で会ったんですよ。その時が初対面で、でも出番前とかでもあったからあまり喋れなかったんですが、4月の打ち上げで話した時に、3人のバランスがメチャクチャ良いなと思って。なんかすごく良いバンドなのが打ち上げで分かって、人間味が伝わって、それで僕も印象が変わりました。
太:打ち上げビックリしたんですよ、本当に。
大体、見た目で香るキャラってあるじゃないですか。それが3人全員想像と全然違くて。メチャメチャ金髪の律は真面目だし、ピアスだらけの黛も真面目だし、実は樂が一番ぶっ飛んでたみたいな。
一同:(笑)
太:「あれ?」みたいな。そんなん分かんないだろ!みたいな。すげー面白いバンドと思いました。
工藤快斗(メメタァGt 以下、快):そうっすね。面白いっすね、完全に。
太:だいぶカラー分からないもんね。
快:俺の中では最高に面白い3人っていうイメージです。
カ:絶妙なんだよな。
太:いや本当に打ち上げ楽しかったもんな。マジで。
津:このままZoom飲み会にします?
太:でもマジで早く飲みたいです。
津:人柄の相性がよく伝わりました。ライブはどうでしたか?
西:ライブもちゃんと見たのが4月のが最初でした。その時僕らも曲間で1曲KOHAKUの軽くコピーしてみたんですけど、曲も良いし、ライブも良いし、その時新曲やってましたよね?それもすごく良くて…なんかもうキラキラしてました。未来しかないんだなぁと思いながら。
快:何その感想(笑)
太:でも若いのに実力すごいよね。お客さんもちゃんといるし、負けてらんねぇなと思いましたね。
津:もう”火力”の部分でも、これなら大丈夫だなという感じだったんですね。
…めちゃめちゃ褒められてますけど、どうですか?
KOHAKU:………(照)
津:まぁそうなりますよね(笑)。それでは逆に、元々聴いていたとのことですが、KOHAKUはメメタァの印象はどうですか?
樂:大先輩ですし、尊敬している部分もあったので、寡黙というか、ただド緊張してただけなんですよね。
それでライブも見て「この後やりたくないな」と思って。すざましくて。
打ち上げも最初は緊張してたんですけど、もう今はお兄さん方って感じで打ち解けられたのはメメタァだからっていうのはありますね。
律(KOHAKU Ba.Cho):自分らが道外のバンドを札幌に呼ぶという機会が2回目とかで。「誰呼びたい?」ってなった時に、ドラムの黛が1回目からメメタァって言っていて、2回目の機会に呼べて。でも樂も言ってましたけど、メメタァの後にライブするプレッシャーというのが初めて味わうくらい重たいプレッシャーだったんで。今回は先にやらせてもらえるとのことなので、プレッシャーかけていきたいです。
太:プレッシャーかけてくれ!
黛(KOHAKU Dr):もうメメタァ聴いてまして。「今年どこと対バンしたい?」という話になった時、メメタァとしたい!という話をずっとしてたんで、割と早々に呼ぶことができて嬉しかったですね。
太:ちなみに黛はメメタァどこで知ったの?
黛:いろんなバンドのライブ行ってましたし、音源とかもYouTubeで聴いてました。
カ:自分で見つけて、みたいな?
太:普通に嬉しいやつやん。
黛:成悟さんの『バイトリーダー』の弾き語りの動画好きです。バンドのほうも聴いてましたけど、すごい聴いてました。
西:ありがとうございます。
太:あー最高!BRONZEでやるわ、成悟1人で。
西:(笑)。頑張ります。
快:O.Aで。
太・カ:嬉しいねぇ!
黛:あと打ち上げとか普段喋らないんで僕たち。端で固まってるだけなんで。あの日は楽しい打ち上げした感じがしましたね。
カ:意外!メチャクチャ面白かったけどな。
太:話したら絶対面白いんだけどね。ガンガンいっちゃえばいいのに。「隠れてた!見つけた」と思ったもん。
互いの好きな曲について
メメタァ→KOHAKUのターン
西:僕は『シティーガール』がすごい好きで。さっき言った曲間でコピーした曲でもあるんですけど、そればかりを聴きながら4月のライブを楽しみにしてました。
カ:僕も同じ『シティーガール』なんですけど、打ち上げでいろいろ話した時に歌詞のバックボーンも聞いたことで、尚更めちゃめちゃ聴いてて、さらに大好きになりました。
太:俺はさっき成悟が言ってた新曲がすげぇ良かったんだよな。タイトルごめん、忘れちゃったんだけど。
KOHAKU:タイトルないです。
太:最近もないの?
樂:もしかしたらボツになるかも…
メメタァ:えぇ⁉︎ マジで⁉︎ くれよ(太陽)
一同:(笑)
太:聴けたのレアだったんだ…。まぁそんな曲あるよね。
快:ウチもありますよね。
カ:1回やった後、なかなかセトリ入らないみたいな。
太:リハでしかやらない曲もあるよね。
KOHAKU→メメタァのターン
樂:僕はダントツで『ソリチュード』好きですね。
太:嬉しいー!合うわー、俺も『ソリチュード』好きなんだー。
樂:最初聴いた時、衝撃でした。
律:…なんならちょっとパクってる。
メメタァ:(笑)。気になる〜。
樂:曲を頑張って作っている中で「イントロできない!」みたいな時があって。
その時、デクレッシェンドみたいに下がるコード進行を…まぁ…ちょっと…拝借しました。
太:いや言い方変えてるけど一緒だぞ(笑)。まぁでも嬉しいね。
樂:そっからちょっとずつ変えて、インスピレーションっていう形にしてます。
太:インスピレーションだよ、それは。
律:僕は『君が泣くまで』を最近ずっと聴いてます。今月のApple Musicのプレイリストに入れるくらい大好きです。この曲を収録しているアルバムの『いつかの僕が見た夢』もずっと聴いてますね。どこか行く電車の中とか通しで聴くくらい好きです。
黛:僕は『I wanna be』です。
太:こんな褒め合いでいいですか、インタビュー?
気持ちいい時間しか流れてないですよ。
津:対バンインタビューって大体照れ合って終わります(笑)。
津:ちなみにお互いの曲聞いてて個人的に思ってたんですけど、なんとなく似てる部分があるような気がしたんですよね。結局僕はそれを言語化できてないんですけど、シンパシーを感じるところはあったりしますかね?
西:ライブも見て、曲も聴いてなんですけど、ライブの熱量みたいなところが”若さ”とか”衝動”というとこに逃げてないというか。
僕らも結構ライブを勢い任せでやってるように見えるところもあるかもしれないですけど、「曲は大事にしたい」という気持ちとか、言葉とかそういうのは大事にしたいという気持ちは絶対忘れないようにしてて。
KOHAKUも、なんかそういう(同じ)気持ちをライブやCDの中で感じて、それが結構、僕は嬉しかったというかシンパシー感じたかもしれないですね。
津:「感情に全てを持ってかれてない感」をたしかに2組から感じました。
KOHAKU側はどうでしょうか?
樂:どんなデカい音とか、バーっと速い曲でも、絶対成悟さんの歌声が真ん中にある感じがしたんで、できれば自分達もそうなりたいな、というのは思いました。シンパシーというか寄せていきたいなと思いました。
太:KOHAKUもグッドメロディだと思うし、なんか惹かれ合うんだろうな。
津:ひょっとしたら、このツーマンにフィット感を感じる人は多いかもしれません。
大阪について
津:ちょっとだけ趣向を変えて、大阪という場所にフォーカスを当ててトークしたいと思います。
西:KOHAKUは大阪は何回目ですか?
樂:2回目ですね。7月の見放題が初めてです。
太:マジ⁉︎何したの?大阪で。俺ら行き過ぎて分かんなくなってきて。
快:最初はやっぱりたこ焼き食うよね。
律:まだ食べてないですね。
太:え、何食ったの?
樂:大阪王将。
太:あーー。あれ北海道ないの?大阪王将。
律:あります。
太:あんのかい。
西:でも分かる。大阪で食べたいよね。
黛:あと神戸であれ食べたよね。焼肉丼の…
太:あ、十番だ!成悟が大好きなやつ!ソウルフード!テイクアウトしてでも食いたいという!
快:一番好きだもんな。
西:大好き。
太:次の2回目の大阪で何かしたいことある?
津:サーキットよりも時間はあると思うので、メメタァ先輩に聞きたいことがあれば。
太:一緒にたこ焼き食いに行こうよ。
KOHAKU:あぁ行きたいです!
カ:たこ焼き打ち上げしよう。たこ焼き打ち上げ。
太:俺らが作るの?(笑)
でも俺ら最近うどんばっか食ってるよね。
快:かすうどん食ってほしい。
カ:かすうどん食ったことある?
律:1週間前くらい…?居酒屋で。
太:達成してんな。
快:なんでもあるじゃん、札幌。
太:次、一緒に食いに行こう。じゃん負け奢りで。
カ:優しくねぇな(笑)
俺ら大阪でやりたいこととかある?
津:特に太陽さんって、大阪の方でしたっけ?
太:全然東京です。
津:すみません。イメージがありました。
太:めちゃめちゃ言われますね。
西:メメタァって結構、関西のバンドって思われてるですよ。
eo Music Tryの応募要項が毎年来たんですよ。
太:KOHAKUって地方はどこに行ったことがあるの?
樂:大阪と東京だけですね。
津:あれ、十番って神戸ですよね?
樂:空港から向かう時に食べました。
太:無限キムチ最高だよな。
律:最高でしたね。
津:まだSmaSTATIONに取り上げられた時のVTR流してるのかな。
太:KOHAKUの世代知らないっすよ(笑)。
まぁまた大阪での新たに思い出作りたいですよね!
KOHAKU:作りたいです!
津:ちなみに今回、他の地域でなく、「大阪でKOHAKU」というのには何か意図があるんですか?
西:BRONZEっていうライブハウスが、僕の勝手なイメージだと”何やってもいい”というか、頑丈な懐の広いライブハウスなんです。
今回ツアーのタイトルもジョジョから取ってるんですけど、「触れたものを全部爆弾に変えていく」みたいな意味合いがあって、コロナの制限も解除されてきてますけど、コロナ禍で出会ったバンドがすごい多いんで、今までできなかったような楽しみ方とかライブも含めて、いろんなところで大爆発できればなという風に思って3ヶ所組んでいて。
大阪編は場所は何やっても大丈夫だろうなというところなので、KOHAKUはコロナ禍で出会ったという訳ではないんですけど、1回目やって、その1日があった時に「もう1回やればもっとお互いに爆発できるな」と思いました。やっぱり、すごいその日が1日通して面白かったんですよ。それを次はもっとライブで出せるなっていう気持ちとかもあったり。
割とお互い、誤解されがちなバンドと何となく思っていて。そういうのを全部、この2組だからこそ爆発できる、引き出せる自分たちがまだいるんだろうなと思って、大阪でツーマンしたいなという気持ちで誘いました。
津:まぁKOHAKUもまだ大阪2回目ですし、Eggsの印象で止まっている人も多いでしょうから、それを更新する日になると。何やってもいい場所ですし。
西:見たいんだよね。ステージ上で、あのKOHAKUを!
ライブへの意気込み!
津:まずKOHAKUからお願いします。
樂:誰かのツアーに出していただけることもまだ少なくて、尊敬してる先輩のツアーに出させていただけるのは、自分たちもすごく良い経験ができる場になるんじゃないかと思っているので、出せる限りの力を出せたらと思っています。
律:樂が言ったように、後悔しないように全力でやりたいと思います。
黛:頑張ります!本当に頑張ります。よろしくお願いします!
津:続いてメメタァお願いします。
快:最近年のせいか、あまり飲めなくなってるんですけど、この日は飲もうと思います。
津:酒が進むのは確定している日ということですね。
カ:本当に前回のツーマンが楽しかったし、その日に出会って距離を縮められて人間性も好きになった。だから今度はもっともっと楽しめる日になると思うんで、メチャメチャ楽しみにしてます!
太:頑張りまーーーす!!!
西:同じバンドと短い期間にツーマンするって、僕らもなかなかないんで。そのくらい「やりたい!」って思ったというか、今もう1回やればもっともっと面白いことができるなと思ってやるんで、いろんな人に見てもらいたいなと思います。
チケットはこちらから! ↓↓↓
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