ベストヒット歌謡祭のCMやってるやん。
遊津場です。
10月はやっぱりミナホ楽しみましたねー。
なんかもうでも遠い記憶のようなくらい、ミナホ以降、季節が一気に秋冬めいてきて、冬フェスの出演者解禁もされて、2022年も帰り支度をし始めたなと思います。レディクレ行きたいけど…仕事納めてないかも…
10月は他に今まで見たかったUtaKataやケプラを見ることができました!
2023年のブレイク候補もなんとなく分かってきた、この頃。まぁこのアカウントは2025年に活躍するアーティスト探してますけどね。
では、先月のベストソングと先取りアーティストを見ていきましょう!
October's Good Songs!!
【さすが部門】
◯official髭男ism『Subtitle』
◯Saucy Dog『紫苑』
◯黒子首『おぼえたて』
→
秋冬はロックバラードの季節ですね!
髭男は…なんですか、これは。開いた口が塞がらない。『silent』は見てないんですけども、何となくどんな話かは聞いたので、もうこれで泣ける。
ぶっちゃけ僕は周りが言うほど、髭男にハマってなかったんですけど、これはもう本当に…。
高温と低温の一番気持ち良いところをプレゼントされました。もし僕のように髭男を偏見してる人がいれば是非。この先の髭男は世界基準であってほしい。
サウシーの新曲は王道なんだけど、まだサウシーにはなかったタイプ。映画主題歌なのも乗っかって、スリーピースの音にこだわりのある彼らの音を食う程のストリングスがあるけど、それを曲とライブで鍛えた底力でバリ越えてきて、相乗効果がすごい。
今のSaucy Dogの格の高さを知らしめる1曲。
黒子首は、きっとこんな2組に続ける。
昔はダークさもあるイメージだったけど、これが本来の黒子首の持つ暖かみなんだろうなぁ。いろんな人への感謝を感じる。
◯米津玄師『KICKBACK』
→
「チェンソーマン」は全く知らないんですが、とりあえずその作品に負けないくらいのクレイジーさや狂暴さを、米津玄師が胸、いや「胸のなあぁぁぁぁかあぁぁぁ!!!!」に秘めていることが分かる1曲。
同一人物が『パプリカ』とか『M八七』を書いたとは思えないな。ライブ行きたかったー。
MVのスタッフの多さに毎回驚く。
【今抑えておきたい!若手アーティスト部門】
◯Tele『Veranda』
→
ベランダという題材で、こういう角度の歌詞を書けるのが、ただただ素敵。
カーテンから隙間からこぼれる陽の暖かさや、吹き込む風までパッケージしてる。それでいて優しくも感情は爆発してるのがツボ。
◯Chevon『antlion』
→
蟻地獄という意味のタイトル。
よく歌いこなせるな。ちゃんと歌詞も意味までカッコいいし。
10年代のロックやネットミュージックを踏襲しながら、最新鋭のバンドスタイルで首を刈り取ります。主人公になりますね。
◯Ochunism『Hemoglobin』
→
こちらもこちらで違うベクトルで最新鋭。
後述のサカサマデイドリームの面子と同年代の関西バンドだけど、良い意味で既存のシーンから逸脱し、もう1個ステージ上がりそうな1曲に。
今までより「変な奴ら」感が増して好き。
◯ヤングスキニー『本当はね、』
→
ついに覚醒したのでは。
当初は同世代のライブシーンを先頭で熱く引っ張る!みたいなイメージだったけど、薄々そうじゃない感じが出てた。
その苦しみの中でも、結果を出し続けたからこその、この曲のバズとメジャーデビューだろう。
今はなんかやっとこのバンドの持つ異常性が出始めた気がします。
【今が脂乗ってる部門】
◯ポップしなないで『ローリンソウル・ハッピーデイズ』
→
アニメ主題歌、かつメジャーデビューも発表し、もう「これぞポしな!」というのを詰め込んだ1曲。この曲は車でラジオで初めて聴いたんだけど、聴き終えるまで車から出なかったもんね。
たくさんのクセのある名曲を出してきたけど、この曲がこれから軸になりそうな予感がビンビン。
今からでもこの魔力に引き込まれてほしい。
◯東京少年倶楽部『BIRTHDAY』
→
なんで評価されへんねん。
しかもこの新曲は松本さんにこだわらないボーカルワークも素敵。
「ビューティフル・ノスタルジック・ノイジー」部門1位です。
【激アツコラボ部門】
◯FLOW×ORANGE RANGE『デイドリーム ビリーヴァー』
→
そうなんです。これが2000年代の数多くのオタク(ライトからディープまで)の胸を刺して離れない、そして多くのアラサーミュージシャンの礎になってる音なんですよ。こういう真っ直ぐなミクスチャーロックから、いろんなものが派生してると思います。
いやマジでこんなそのまま「原点にして頂点」を20周年にして繰り出すとは。
◯電波無限大 feat. Re:name,the paddles,Bye-Bye-Handの方程式,CAT ATE HOTDOGS『サカサマデイドリーム』
→
関西の有望株ロックバンド4組とFM802によるコラボ曲。三角公園や「ホイールが加速していく」という歌詞に関西愛。
独自の強いスタイルを持ちながら、多彩な曲を作る彼らが用意した、最高にワクワクして、テンション上がるエッセンスが、シンプルに掛け算に。各々のこれで盛り上がらない人はいない!
互いのパートの歌詞や歌い方は個性を隠してないのに、サビは一度聴いたら忘れられないんですよ。
月間ベスト先取りアーティスト大賞!
先月、厳選先取りさせていただいたアーティストは以下の6組です。
- ここで生きてるず
- 三四少女
- goodnight Julia
- 極樂万博
- An Raven
- 降之鳥
このただでさえ相当有望なメンツの中、ベスト先取りアーティストは……
ここで生きてるず!
<紹介ツイート再掲>
この初MVもだいぶ話題になっていたけど、『彗星ミサイル』も良いし、何より光速のライブ予定で、広がり方が半端ない
— 先取り邦ロックの遊津場 (@sakidori_yutuba) 2022年10月16日
ボーカルの方は高知でバンドやってたイメージだけど、大阪を飛び越え、日本代表になっていた。なんかでも日本代表という言葉が似合うロックバンド。聴く人を選ばない力強さです https://t.co/0YULHCwXyS
☆もっと深めてみる
単純にこの行動力がどこまで続くのか。来年、再来年もワクワクさせるバンドだなと総合的に思いました。
高知から大阪に来て、そして日本中へ!
それをライブだけを行動原理にするパワー!早くtotemぽぉるの後を追ってほしい。ガス欠になったら、もうそれはそれで。
ただ全く違うベクトルでカッコよさが抜けていてgoodnight Juliaは、こういうバンドが売れてほしいなと思わせてくれます。
降之鳥は京都のオルタナ文化を、An Ravenは山形のパンク文化を進める存在になってほしい。
新しさや唯一無二の個性なら、三四少女と極樂万博がやってくれる。降之鳥も含め、関西は新たなシーンがやってきてます。
今月も先取り様でした!
あーとーがーきー
10月名曲多すぎた。
それでは、この辺で。