邦ロック最前線情報局

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遊津場pre.月間ベストソング大賞!~2023年2月


体が硬すぎ。
遊津場です。

先月は約1年ぶりの企画でした!
いやー楽しかった。
ホントにありがとうございます!!!
直前で1組キャンセルが出たのは残念でしたが、関わった全ての方のおかげで良い日になりました。
カイロ、来年まで持つと思うから使ってね。

興奮冷めやらぬ間になんかいろいろ企ててます。
年度変わって、自分の環境の変化もあるので、表に出るのはいつか分かりませんが、巻き込んでいきたいですね、いろいろと。

でもまぁとりあえずはWBC楽しみます(TVで)。


では、先月のベストソングと先取りアーティストを見ていきましょう!

February's Good Songs!!

【さすがのバンド部門】

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○Cody・Lee(李)『1096』

誰が為にも、新しい春のベルは鳴る。
こういう綺麗な青春を送れなかった人を救う卒業ソングは、不安が溢れるこの世の中に必要だし、こういう歌を世に出せるのはやっぱりロックバンドの役目だろうな。
どんな人にもこの曲と同じように感動のエンドロールがあるものだよ。

台湾でのライブも大成功。アニメ主題歌も決定。
もう彼らは若手バンドの1組の枠を超えてきている。


○オレンジスパイニクラブ『パピコ

5分間しっかりオレスパ。
言葉遊びも計算されつつ、気恥ずかしい本音を代弁してくれる言葉の力にうっとり。
溶け合う前に離れる優しさを実感してください。


○CRYAMY『世界』

様々な決断をしたCRYAMYの13分の大曲。
ただでも彼らならきっと聴き疲れないという安心感があったし、その想像を超える13分通してずっと神曲でした。

この曲も前からあるし、僕も『テリトリアル』の出始めくらいで実は知ってたけど、でも追いきれなかったのは邦ロックという枠組みには収まりきらなかったからかなと思わされました。
本当に世界を狙ってほしいです。



【今抑えておきたい!若手アーティスト部門】

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○AFTER SQUALL 『Crush』

ハリのある歌声を持つ本格派メロコアバンドと勝手に思っていたから、この曲調にビックリ。
でも全然アリ。
ギターロックに比べればなかなか吹かない新風を巻き起こしつつある1組の”さすが”を見た感じ。
もっと早く知りたかったぁ〜


○徒然書簡『カルト』

企画に出てくれたという感情を差し引いても良い曲。
というかそんな関係性もあったので何度も聴くと、どんどんハマっちゃいました。
今までもミステリアスな世界観はあったけど、ここまでダークさがあったのは初めてか。
自問自答をしながら銃をぶっ放しまくるみたいな。
クライマックスの押し寄せに呑まれろ。


○あるくとーーふ『太陽の沈む街』

これはなんというジャンルなのか。ララバイ?
SSWでも出せないし、バンドとしてこの空気感の曲を共有できるのが強い。
『シャリライ』も名曲だったけど、違う角度ですごい曲出てきた。
年末も確実に聴いていると思います。


【今が脂乗ってる部門】

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○ポップしなないで『衛星十七号』

メジャーデビューアルバムの1曲。
愉快な曲もあれば、こういった心を討つ”約束の唄”もある。
ギャップってわけじゃないけど、だからこそ目が離せないポしな。
切迫感もありながらファンシーさも共存させる唯一無二。


○Some Life『Higher』

これK-POPのトップアイドルの曲とか、
KAT-TUNの新曲って言ってもバレないんじゃない?
名古屋のイケてるバンドの曲です。ライブだともっと爆発しそうな後半。


【ジャンルレス部門】

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○Ado『アタシは問題作』

これはあまり考えずMVと一緒に見たほうがいい。
あ、勝手な評論ごめん…

『私は最強』より好きかも。

月間ベスト先取りアーティスト大賞!


先月、厳選先取りさせていただいたアーティストは以下の7組です。

  • TALKY ONE-ROOM
  • ENEMY FLECK
  • Lavt
  • ドミノンストップ
  • さゆに!
  • berry meet

このただでさえ相当有望なメンツの中、ベスト先取りアーティストは……





ENEMY FLECK!


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<紹介ツイート再掲>

☆もっと深めてみる

勢いのある千葉から、また新たな新星。
『指先に口付けて』のような切ないラブソングは増えてるけど、何度も聴きたくなる伸びやかな歌声は安心感。
それだけじゃなく様々な曲の引き出しがありそうで、しかもそれをライブでコツコツと重ねていきながら成長していく姿が想像できました!
関東のライブシーンでじっくり愛され、全国へ羽ばたいてほしい。

まだライブも数えるほどだし、公開曲も1曲なので大賞は控えましたが、berry meetの勢いがすごい。
これから(多分もう既に)いろんな人が寄ってくるでしょうが、3人にしか出せないチームワークがとにかく伝わっているので、それを大切に活動してほしいと思います!
関西ではドミノンストップも誰もが楽しくなるPOPで勢い出ているし、さゆに!も独自の活動でしっかり注目を集める。対バン相手を一気に食っちゃいそうなTALKY ONE-ROOMも期待大。そして静岡からはNoir Genesisという聴き応えのある、これからもっとタフになりそうな若手も出てきた。どんどんどんどん混じり合え!

今月も先取り様でした!

あーとーがーきー

さーて3月からは、いよいよ本格的に大型音楽イベントが開催されていきます。制限もかなり緩和されてますし、感動もひとしおでしょう。

こういうことを言える日、3年かかりましたね。

卒業して暇な3月になる方は、ライブ行きまくってくださいね。

それでは、また今度。