邦ロック最前線情報局

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遊津場pre.月間ベストソング大賞!~2022年9月


ミナホも台風で中止になったら死ぬマン。
遊津場です。

TOKYO CALLING、関西から行く予定してたんですけど、台風の影響で新幹線止まりそうで諦めたんですよね…。
その代わりと言っちゃなんですが、KANSAI LOVERSに行って来ました。大体のバンドは見たことあったんですけど、久々のmol-74が素晴らしく、唯一初見だったTETORAが半端なかったですね。ぶっちゃけそんな期待してなかったんですけど、これは来年トリですわ。ドラマストアの万感のラストカンラバ、企画に出演してくれたmy sister circleも大舞台で映えてました!


では、先月のベストソングと先取りアーティストを見ていきましょう!

September's Good Songs!!

【さすがのバンド部門】


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04 Limited Sazabys『Keep going』

10代バンドのような疾走感×いろんな経験を経たからこそのキャッチーさ×アニメタイアップを意識した盛り上がり方。
表面的では出せない、フォーリミらしさが詰まった曲。


くるり『八月は僕の名前』

サブスク論争が先月ちょっとあったけど、若手に出会えるだけでなく、「名前だけ知ってるベテランの曲」に出会える、再発見や偏見がなくなる楽しさがあるのも、サブスクの魅力だよね。
まぁつんけんせず、岸田さんの穏やかで、伸びやかな歌声とMVの小松菜奈に癒されてください。


◯FOMARE『恋につられて feat.林萌々子』

「もらい泣き」や「思わず笑う」とかじゃなく、「つられ泣いた」「つられ笑った」っていう言葉になるだけで、こんなに迫るものがあるのか。ありそうでなかった日本語の魅力に気付かせるロックは面白い。

しかしFOMAREは王道のバラードが強いね。
林萌々子のボーカルもHump Backの時とも、FM802の時とも何か違うね。



【今抑えておきたい!若手アーティスト部門】


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◯35.7『ちぐはぐ』

歌声が伸びゆく長さやタイミング、2番の転調、引き立てさせるメリハリが全て完璧なミディアムバラード。
若さゆえの1日の、1恋の密度がとても柔やくパッケージされてる。
タオルの歌詞が本当に見事。5分くらいのドラマ仕立ての柔軟剤のCMに使われるべき。


◯明くる夜の羊『光の方へ』

こんなに、絶望と隣り合わせになりながら、それでも現実から逃げず、真っ直ぐに強く鳴らす、汗くさいバンドとは思ってなかった。
ロックバンド関係者越えて、全世代に届く。


◯bokula.『美談にしないで.』

この不器用さと、諦めの悪さと、半端ない後悔の気持ち。これを焦燥感溢れるギターロックに乗せる。
bokula.の真骨頂というか、結局最終的に残っていくような曲。


◯あるくとーーふ『シャリライ』

これは本当に今のポップソングの正解だと思う。
踊れる軽快さもありながら、正直に貪欲に真実を照らして、汚いものは汚いと言う強さがあるというか。
万人に届くけど、万人のための曲じゃないみたいなバランスが、夏風を呼ぶ。


○帝国喫茶『ガソリンタンク』

全部、サビ。
多分、人生も。
だからこそ、あまり気張らなくても輝いてるよ。


【今が脂乗ってる部門】


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◯BYEE the ROUND『フェブラリー』

二月って、こんなカッコいい歌詞になるんだ。
本物のメッセージングってこれ。
人間だけで勝負するのに、これ以上はない。


【ジャンルレス部門】


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◯eill『フィナーレ』

アニメ映画の主題歌。
歌詞は好きな人への思いは非常にカラフル。だけどサウンドは、そんなに音数が多くないのが、より強い恋愛感情を引き立てる。
「味気ない」っていうのが、この曲の1つテーマなんだろうけど、不思議さと日常感を絶妙に織り交ぜた、美しいフィナーレでした。

月間ベスト先取りアーティスト大賞!


先月、厳選先取りさせていただいたアーティストは以下の7組です。

  • AYARI MiSASAGi
  • かたるくりこ
  • UNCURTAIN
  • amayo
  • つきみ
  • CheChe
  • Pale Moon


このただでさえ相当有望なメンツの中、ベスト先取りアーティストは……





UNCURTAIN!


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<紹介ツイート再掲>

☆もっと深めてみる

トレンドでもあるチームで作り上げるクリエイティブの強さと、オシャレなロックサウンドを併せ持つ。
そしてちゃんと本物を感じさせる各楽曲のクオリティの高さ。バンドのはっきりとしたイメージもありながら、何かのジャンルだけでとらわれず成長しそうな期待感。もうバズる準備はできてるでしょうね。

しかし関西シーンは期待しかない。
かたるくりこに、ウクレレSSWAYARI MiSASAGiの新しさ、関西ボーイズバンドに新風を吹かせそうな歌ものギターロックのamayo、逆に脈々に受け継がれる関西の熱いロック魂を感じるPale Moon様々。
福島発のつきみは地元期待の星になれる存在感。東京のCheCheは逆に誰にも縛られず、軽快なステップで上がっていきそうな感じです。


今月も先取り様でした!

あーとーがーきー

よっしゃ!来週はミナホ!
そして年末フェスの情報も入ってきてる!
秋冬越えていきましょう。