今年の流行語大賞は「まだ6月だよね!?」
熱中症気を付けて遊津場です。
夏フェスやサーキットの出演者やタイムテーブル解禁に沸いたり、念願のバンドのライブ見たり、FMヨコハマに出演させてもらったりの月でした。
念願のバンドはまずMOCKEN。去年からライブが絶対良いはず!と思っていたバンドですが、想像越えましたね。当日スマホが壊れたのは彼らのせい 笑
リーガルリリーのワンマンも良かったです。これぞワンマンという気持ち良い時間の流れ。
そしてヤングタイガーはイベント自体、とても良いものでした。クジラ夜の街とオレンジスパイニクラブをやっと見れて良かったです。Apesがめちゃくちゃカッコよかった。
来月からは大型イベント続々と!
…なんですが、あまり参加は少なそうです。ライブハウスにこそこそと行きます 笑
では、先月のベストソングと先取りアーティストを見ていきましょう!
June's Good Songs!!
【さすがのバンド部門】
○androp『Tokio Stranger』
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学生時代から熱心ってわけじゃないけど、アルバムも何枚か持っていて、ポツポツ追っている。
そういう距離感だからか、ラップパートも内澤さんが歌っているのにビックリ。絶対ゲストかと思った。
それに歌詞もカッコイイ。もう初心な年齢でもないのに「エッチ」っていう言葉にドキッとさせられて負けた。
もう引き出しは相当開けているはずなんだけど、まだ進化している。ちょっとこれからのインディーズバンド聴いたときの感覚もあったんよな。
○MONGOL800×WANIMA『愛彌々』
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WANIMAもちょっとずつ笑顔が減ってんな。でもいつまでも明るすぎるのもなんだしな。
そんな彼らにちょうど良かったのは穏やかな沖縄のロックだったんだね。
「ラパパ〜」や沖縄の口笛入るタイミングとかで良い感じにシリアスさが緩和されるし、
でも最後にもう一押しキヨサクさんが優しく男らしく歌うところとかで、
この曲が終始リラックスしつつも引き締まったりもして、
互いのバンドの良さがグッと出る。
なかなか思い付かなかったけど、これ以上ない相性かも。
○マカロニえんぴつ『たましいの居場所』
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「あんなラブソング歌っちゃったらもうないじゃん」ってなった『なんでもないよ、』の余韻もまだまだ残る中、
どういうことを歌うんだろうと思ってたところに、この曲はそれこそ魂にスーッと入った、なんか。
純粋に憧れをまだ追い求めている歌が、父の日の季節だったり、憧れのユニコーンとの共演をしたこの6月にピッタリ。
まだまだどころか、「永遠の若手バンド」のままいきそうな気もした。
【今抑えておきたい!若手アーティスト部門】
○ルサンチマン『忘れそう』
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「記憶が消えていく感覚」を鮮明に残してる。
それができるのがバンドミュージック。
その魅力を今一番心に焼き付けてくれるのはルサンチマンでしょう。
一回爆発が来そうなタイミングをズラして、よりヤバイ爆発を起こす大サビ。
最後の歌詞とMVの姿には、これからの決意も感じて、今年もだいぶ大きなイベントには呼ばれてるけど、来年はさらに大型フェスで暴れまくってほしいな。
○なきごと『summer麺』
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ちょうど3分という遊び心とそこに目を付けたかという夏の日常を切り取った歌詞。
もちろん真っ直ぐに進まない飽きさせないギターロック。
余裕と充実感も感じられるのは、とんでもなく良いライブを見てしまった影響かな。
【ジャンルレス部門】
○Ado『新時代』
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ONE PIECE×中田ヤスタカ×Ado
誰もがAdoと分かる歌声。だけど毎回新しいし、ポテンシャルに驚く。
彼女が敬愛するらしい椎名林檎が世に出たときのあの感覚を味わってる気がする。
物語もウタというキャラクターがどんなんかも知らないけど、
このキャラクターが明朗でも、物静かでも、
中田ヤスタカの味付け力で問題なくしてるし、
Adoの底知れなさが「新時代」というワードにぴったり。
○水咲加奈『蜃気楼』
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福井県出身のSSW。
サビ2つあるし、SSWらしい弾き語りのポイントとSSWの表現力を超えたサウンドに物憂げで力強いボーカルのパワーに引き寄せられた。
いろんなモノから引き出されているなぁというイメージ。
【今が脂乗ってる部門】
○MO MOMA『Roll』
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正直LILI LIMITは大好きだったけど、解散後、追ってなかった。
だからこそ志水さんがこんなに魅力的な歌声だと思ってなかったし、
こんな工学的で品のあるサウンドがもっと評価されるべきでしょう。
土器さんがyonigeにいるのは知ってたけど、
このクリエイティブ集団でももっと遊んでほしい。
○ビレッジマンズストア『TV MUSIC SHOW』
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喉渇いた時のビールは最高!説明以上!
月間ベスト先取りアーティスト大賞!
先月、厳選先取りさせていただいたアーティストは以下の7組です。
- 新亜並行空間
- アザーカット
- Love de Okapia
- メとメ
- からあげ弁当
- Hate This Town
- 発狂ボーイズ
このただでさえ相当有望なメンツの中、ベスト先取りアーティストは……
発狂ボーイズ!
<紹介ツイート再掲>
もうついついサブスクも含めて全部の曲を聴いてしまう。どこかのらりくらりと鳴らしているけど、時代がどれだけ移り変わろうと、日常にくたびれてしまった時に色褪せない爆発力を持ってる曲だらけ
— 先取り邦ロックの遊津場 (@sakidori_yutuba) 2022年6月19日
MVもいいけど『コロコロコミックと港町の本屋』などのライブ映像は、むき出しになっていく強さに泣ける https://t.co/JzE5B0ON8r
☆もっと深めてみる
バンドする中のギラギラしている気持ちが25才を越えて、とにかく純粋に発信したいという風に現れている気がして、結果として無敵のメロディとなんなら感想なんて無粋なくらいエゴだけど強く刺さる歌詞になっている。
こういう爆発力に触れたくてロック聴いてるんだよなぁ。
石川県からはアダムとイヴに続く2組目の月間ベスト先取りバンド。石川の時代きた?
伸び率・化けそう率がとても高く感じる、東名阪の3組もオススメ。
東京のアザーカットは既に完成されている。19才のバンドは他に何組か既に大型サーキットライブに出たりしているけど、この2曲レベルが揃ったミニアルバムとか出したらすぐ追い付く。
名古屋のメとメは、若手がどんどん出てくる愛知のライブシーンでも、いそうでいなかったガールズバンド。ユニークさと力強さで地域関係なく愛されるのが容易に想像できる。カネヨリマサルとか対バンしてほしい。
大阪からはからあげ弁当。名前がどうしても気になるけど、サブスク解禁したばかりで既に同世代のリスナーをグッと引き込んでいるのは新世代な在り方。でも曲を聴くと変わらないロックバンドとしてのプライドとオリジナリティがある。このリズム感はめっちゃ伸びそう。
そこにLove de Okapiaの異質な懐かし感のある音楽がいきなりシーンを横切ってほしいなとも思ったり。
今月も先取り様でした!
あーとーがーきー
こう毎週気になるライブの開催があるのは、やっぱり嬉しいですね。
ただ本当に酷暑なんで気を付けてね。
しかしこれからは台風がやってくるそうな。
一筋縄じゃない国だぜ!日本!
それでは、この辺で