扇風機買ったけど、結局エアコン。
遊津場です。
でも扇風機もあればあるでいいね。
先月は共催企画を発表しました!
OSAKA MUSEとはもうズブズブだし(言い方)、ついにがっつりEggsの入ったイベントを作りました。キュレーターになって3年、長かった。
僕のブッキングしたあるくとーーふ、00's Clubはもちろん、2月の企画にも出てくれたayatoriに東京の実力派のメメタァやねがえり。もいて、良い意味で心斎橋っぽくない、新しい日です!
学割もあるので、是非お越し下さい~
それでは全くフジロックは見てないけど、今月のオススメをチェック!
では、先月のベストソングと先取りアーティストを見ていきましょう!
July's Good Songs!!
【さすがのバンド部門】
◯RADWIMPS『人間ごっこ』
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野田さんの体積とか面積の描きかた、なんなん。
「限界を超える」の表現の引き出しありすぎ。
エレクトロなサウンドもすっかり板に付いたけど、まだまだ日本語で遊んでほしいし、そのままで世界に評価されてほしいなぁ。
◯おいしくるメロンパン『マテリアル』
◯ズーカラデル『ピノ』
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僕の健康に必要なもので、
おいしくるメロンパンからしか摂取できないサプリメントがあるし、
ズーカラデルからしか収穫できない野菜がある。
特にズーカラデルは“消えない“音楽を鳴らしているよね。
【今抑えておきたい!若手アーティスト部門】
◯Broken my toybox『青くなくとも』
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青くなくとも、そのチャイムは鳴る、か。
老若男女、全偏差値、運動部、文化部、帰宅部、公立、私立、通信制、定時制。
全ての青春に、その青春ごとに意味を与えてくれるギターロックが生まれている!
更新してきたなぁ。
◯かずき山盛り『怪獣ファイヤ』
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WANIMAのメロディセンス。
世界観に入り込めるAメロBメロ。
サビで突然中学生。
ヤバTとも違うし、あえてバカやってるような芸人とも違うし、独特な素直な脱力感がこのコミックバンドにはあるよね。
【今が脂乗ってる部門】
◯ねぐせ。『グッドな音楽を』
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非の打ち所ないなぁ。あのポーズを振り付けにするアイデアも込みで。
耳馴染みの良いメロディに、軽快なダンスもできるキャッチーなサビがあって、でも良いところでカウンター性もあって、「音楽にはそんな力がある」と割りとデカいまとめ方しても、しっかりまとまってる。ねぐせ。のスケールのデカさ感じた。
◯ヨイズ×WALTZMORE『Powder』
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この2人とAbsolute areaの山口さんの3人が、ここ5年の関東ロックバンドで歌唱力トップ3なんかなって思ってる。そんな2バンドのコラボ曲。
儚い歌声が重なりながら崩れ落ちていく最初のサビの破壊力がすごい。
真っ白のまま壊れていく、燃えていくという映像がこびりつく1曲。
【ジャンルレス部門】
◯和ぬか『ロックでキスfeat.もっさ(ネクライトーキー)』
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ほんとみんなもっさすきだなぁ。
サビでハートマークが一気に花開く感がすごい。
Cメロは「そばにいるよ」だけで抑えて、サビを際立たせるの、Z世代アーティスト特有のキャッチーさな感じがするけど、これのロングバージョンとかも全然ほしい。
どこかひねくれた感じがあるのは、100回嘔吐さんがアレンジにいるのね。coalowlさんのMVじゃちょっと可愛すぎると思ったのは、そういう理由か。
◯にしな『ワンルーム』
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元々の代表曲をROTH BOAT BARONの三船さんが再アレンジ。
そもそも弾き語りverをしっかり聴いてなかったから、ラジオでこれが流れた時「にしなヤバっ!」ってなりました。
なんぼほども歌われた「ワンルーム」という情景で、また感動するとは思わなかった。スモーキーと三船さんは外れなし…
◯Rin音,クボタカイ,asmi,A夏目×CHILLOUT『What's up』
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新世代のSSW、ラッパー4人が作ったチルでリラクゼーション全振りな曲。
同じように括られがちだけど、こう並べられるとバリエーションがあって面白い。ただ男3人の顔が誰が誰なのかは分からん。
この時代に二十歳なら、僕ももっとオシャレになれたのに…
月間ベスト先取りアーティスト大賞!
先月、厳選先取りさせていただいたアーティストは以下の7組です。
- 情緒16号
- Le illumine
- Pablo Haiku
- 水彩とシーサイド
- チャミークークス
- スクールガールズエンド
- 月刊少年アイロニー
このただでさえ相当有望なメンツの中、ベスト先取りアーティストは……
月刊少年アイロニー!
<紹介ツイート再掲>
昨年の『スーパーノヴァ』も相当才能感じるけど、このMV曲は心を揺り動かすポイントが何個もあるぞ
— 先取り邦ロックの遊津場 (@sakidori_yutuba) 2022年7月25日
『リハーサル』は溢れるライブ愛に刺さる別タイプの良曲。てか他も外れ曲ない
今月で活休らしいので「高校生だし…」「地方(秋田)だし…」と紹介しない理由はあるけど、1バンドとして触れてほしい輝き https://t.co/eLlU9QKZuT
☆もっと深めてみる
秋田の現役高校生ロックバンド。
実は今、少し秋田の軽音界隈は力が入ってるんじゃないかと思っていて、その中で筆頭的な力を持っているのが彼女ら。noxicの影響力ってデカかったんだね。
どの曲も感性が素晴らしいというか、柔剛巧みで、若さならではのエッセンスも、普遍的なエッセンスもある。いじんなくていい!って思えて、どんな邦ロックリスナーにも伝えたくなります。
正直、高校卒業後も続けるのかなーと思ってたけど、引用RTで活動再開への熱い想い見えた…!
今年は高知から高校卒業後、アカネサスが全国的な活躍見せてるけど、来年は秋田から!
既にライブハウスで轟音を鳴らしまくる情緒16号から、どんなライブを見せるんだろうとワクワクさせる水彩とシーサイド、チャミークークス、富山のLe illumine。
Pablo HaikuはAWAのラウンジで流して大好評。フジロック出てー。
今月も先取り様でした!
あーとーがーきー
またいろいろコロナも増えて、夏フェスにお目当てが…ということもあるかもしれません。
その際は、代打アクトを愛してみてください!
それでは、この辺で。