邦ロック最前線情報局

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遊津場pre.月間ベストソング大賞!~2022年4月


GWは休休休勤休休休勤勤勤休。
6~8日が仕事で嫌です。遊津場です。

4月は…ライブ行ってねぇ(はず)。溜まってるよ、溜まってるよ…次行った時絶対楽しいよ…

まぁでもいろいろ出てくる情報を楽しんでましたよ。とりあえずJAPAN JAMに行ってくるので、またスペースやらなんやらで感想言います。まず関東に行くのがコロナ前振りなので楽しみだ!

では、先月のベストソングと先取りアーティストを見ていきましょう!

April's Good Songs!!

【さすがのバンド部門】


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My Hair is Bad『歓声をさがして』

新しいマイヘアがきっとこれから始まる。
ひょっとしたら好きなマイヘアが消えたって思うかもしれないし、それこそ彼らの身内にも疑問符の人もいるのかもしれないけど、僕は国民的なバンドになる扉に手を掛けた気がします。

そして紅白出た後、またキャパ200人のライブハウスでツアーを誰に何と言われようともするんだと思う。


○Omoinotake『心音』

唐揚げ屋で定食食べてたら「なんだこのグッドソングは?」と箸を止めた曲。
あんまりOmoinotakeは通らなかったんだけど、この曲を髭男が歌っても多分良い曲なんだろうけど、こんなに下からジワジワと清らかな気持ちになることはないだろうなと。新鮮でした。
もちろんサビのフレーズも頭に残るし、ここからまだ売れていくと思う。


○w.o.d.『バニラ・スカイ

w.o.d.の曲を聴いて白に吸い込まれるとは思わなかった。
3人のアンサンブルは変わってないんだけど、僕の新しいキャンパスにその色彩がぶつかりまくってる。
変化もありながら強くなってる。なんかの映画主題歌決まりそう。


○MONO NO AWARE『味見』

聴けば心身健康になる。物理的に老廃物が出る。
でも中毒性ありすぎて、聴きすぎはよくないかもしれない。それもいいか。

「お腹も下る」という歌詞がここまで良く聴かせるのすごい。


SEKAI NO OWARI『Habit』

ミステリアスやダークなセカオワが元々好き。
そのセカオワが切れ味鋭く人間を解剖し出すのもっと好き。
「説教するのぶっちゃけ快楽」って、こんなん売れてるアーティストは歌わない。でもちゃんと進化のための勇気を同時に与えられるのがセカオワたるそれ。
MVのFukaseさん、あまりにも表情豊かすぎる。

【今抑えておきたい!若手アーティスト部門】


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○極東飯店『Super Fleek』

若いバンドだからこそ鳴らせる無敵ソング。
ロックスターが彼らに微笑んでる。
ライブハウスの一番匂いが濃いところもmuffin discsは好きなんだなと思わせる、バンド好きが好きな荒削りさと、たしかなソングライターとしての実力が見えます。


○帝国喫茶『じゃなくて』

レトロさと新しさと優しさと何度も畳み掛けるクライマックスだ。

○くだらない1日『やるせない』

5年前からのキラーチューンが、ここにきて新しく爆発している。

○Unpleasants『ほろり』

捨てるところがない独創的な感覚がこのロックバンドに溢れてる。

この以上3組を全て「オルタナギターロック」って括られたくない所存。



【ジャンルレス部門】


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○日食なつこ『√-1』

二宮和也もリスナーということで注目されたピアノシンガー。
この人の前では全員平等なリスナーに成り下がる。その説得力と品格を新曲でもいかんなく発揮。「俺」が似合いすぎてる。


月間ベスト先取りアーティスト大賞!


先月、厳選先取りさせていただいたアーティストは以下の6組です。

  • SEAGLASS
  • qualia
  • カライドスコープ
  • 氷夏


このただでさえ相当有望なメンツの中、ベスト先取りアーティストは……





カライドスコープ!


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<紹介ツイート再掲>

☆もっと深めてみる

彼女達のキャラクター性も出ながら、安定したサウンドメイクがある。ライブを見てみたいという気持ちとセンスを同時に今回1番感じました。
徐々にライブハウスからの期待を感じさせるライブ予定も増えてるし、spilt endやバウンダリーのようなたくましい関西のガールズバンドの先輩を追い付き追い越せして、広い客層に届く姿があります。夢をでっかく持っててほしいですね!

曲のクオリティが高い氷夏、じっくり歩んできた日々が強い曲として芽吹いてきているサバノオミソニー、捉えどころのない魅力がある森の中のねこまんまも、関東のサーキット、そして各地で存在感も出してくるだろう。
SEAGLASSの美しいバンドサウンドの進化も楽しみ。


今月も先取り様でした!

あーとーがーきー

早くも4月が終わりましたが、新社会人、大学、専門学生には濃密だったんじゃないでしょうか。
恐らく慌ただしくなったり、環境が変わったりで音楽への興味も薄まってくる人も出てきて、
それが寂しい気持ちになったりもしますが、
まぁそういう時にSNSを上手に使って音楽を楽しんでくださいね。

それでは、この辺で。