11月になる前に少しだけ。
先取りに相応しい?サブスク初解禁のオススメアーティストが5組もいたので紹介します。
はてなブログの仕様上、Apple Musicの貼り付けになりますが、大抵のサブスクで聴けます。多分。
徒然書簡
Eggsで見つけて、この清濁や濃淡のバランスを絶妙に取るリズムにやられてしまったバンドの5曲入りEPが配信。
「一人だと思った?」(by『ドラマ』より)や「恋」(by『椿色』)の一言で強烈なフックを生む力がある柔らかいボーカルが魅力的。その2曲から始まり、その後の3曲も滑らかに進みながらもクッと心に刺さる部分がある。ミディアムな2曲が続いた後にラストのバラード『クロエは微睡む』を聴くと、よりボーカルの吐息、キーボードの1音1音の価値、ギターの出すムード、リズム隊の気持ちよさが分かる。
YouTubeからでも注目集めそうだし、バンドサウンド以外も自由に取り入れながらも、このデジタルな時代に手紙で送りたくなるような温度感のあるバンド。
Chevon
北海道発。ヤギを被った超新星。
性別不詳のボーカルは自分の心の奥底に隠れた気持ちを引き上げてくれる歌声。
10月10日に一挙4曲を解禁し、30日に5曲目『マイペース』を発表したが、驚くはその曲の幅。
バンドサウンドを基調にしながらも、歌い手として活躍するその視野もふんだんに入れたサウンドは自由で腹をしっかり満たす。爽やかも皮肉なダークも肩の力抜きたい時も進みたい時も聴きたくなるバンドに更に成長するだろう。
『アイシティ』の歌詞、クセになるな。
35.7
コンピでの配信はあったけどバンドでは初。
Eggs、YouTubeでは既にスマッシュヒットした『ハイウェイ』がついに配信。
何度聴いても心を掴まれる、絶妙な距離の動きを感じる歌詞と隙のない演奏力。
今はメンバーが高3の秋冬ということもあり、目立った活動は止まっている中で配信は嬉しいニュース。ケプラや茉莉花、ベロニカ、板歯目、夕映などと共に来春からが楽しみだ。
その感激と記録
高校時代から活躍するボーカルが様々な活動を経て、たどり着いた形。本日から配信開始した。
その経験値を感じるような説得力ある2曲となっている。特に表題曲『hare』は沸々と湧いてくるような構成が才能を感じる曲だ。
骨太にしっかりと歌を自らの足で届けにいきそうだ。