夏フェス参戦0。
遊津場です。
まぁ代わりにRADWIMPSのワンマン見たり、帰省したり、東京行ったりしたんですよ。その結果、このブログ書いてる8月末には疲労困憊でフェス行きたい感情すらないです。(会社の後輩入院するし……)
でもさすがに2年行ってないんでねー
来年は何かしら行きたい……
もしくは未確認ファイナル……(SULLIVAN's FUN CLUBおめでとう!)
今の仕事続けてるかしら……
あ、あとEggsキュレーターの記事見てくれました?キュレーター16人もいるんだ(笑)
それでは、月間ベストソングと月間ベスト先取り大賞をどうぞ!
月間ベストソング大賞!
大賞は最後で入賞の6作品どうぞ(何様)
◯ドラマストア『ラブソングはいらない』
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ドラマストアは実はすごく個性的なフックというか、独特な作曲センスがあると思っているんだけど、
それを全く感じさせずに、ジャニーズが歌ってもおかしくないくらい王道なものに仕上げてくるのがすごい。
この曲に限らず、伝えたい言葉の強い輝かせ方を掴んだバンド。
来年は多分、ドラマストアの年になる。
◯Radicalism『yoru』
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夜やら桜やら夏の終わりやらバンドマンの日常やら、バンドが大抵手を出すワードだけど、必然的に夜を歌えるバンドは少なく、そこに入るはRadicalismだと教えてくれる。
音が止まった後の、夜の生活音さえ美しくさせてしまう余韻を持つ曲。
ラスサビで一点集中にエモさを出す。
昨年年間ベストソング2位のバンド。
それも8月だったな。
◯遠藤理子『シミラールック』
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この言葉の殴打。耐えられない。
もうまともなSSWは彼女しかいないかもしれないと思わせるほどの存在感。
1月度先取り大賞アーティストで、最近は着実に突き刺さる人も増えてるので、地中から、暗闇から、外枠から、音楽シーンをひっくり返すのを楽しみにしている。
◯ウソツキ『0時2分』
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ずるいわ。こんなん。
「0時2分」という現象を体験したことある人、全員へ捧ぐ。
◯nee『下品な僕チン』
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二次元の毒と人体の熱が、どっちも喧嘩し合ったまま曲になったような曲。
だからアウトローに行きすぎることもなく、メインストリームで個性爆発するという、最高なシナリオを感じる。
ついに関西の初ライブもし、年明けて春の全国津々浦々サーキットライブでは、どのような状態になっているか……
でもまぁとりあえずはワンマン!
◯ピコ太郎『Everyone must die』
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この曲やべぇなと思ったけど、やっぱりちょっと話題になってたみたい。
多分、曲のテーマ自体ピコ太郎じゃないと許されないし、
朗読感と不穏さとでもどこかお笑いのシュールさを、完全に肯定するようなサウンドを作ったのはピコ太郎本人だと思うと、やっぱり只者ではないんだな……
そして、今月のベストソング大賞は!
秋山黄色『夕暮れに映して』!
こうやって「忘れられない(忘れたくない)」を歌える人というのが分かった瞬間、秋山黄色のステージはとんでもないとこまで行くと思ったよね。
美しいストリングスとノイジーなロックサウンドを同居させ、
陰鬱な感情とポップな方向性も同居。
まさに全方向に秋山黄色という才能をお見せし、喜ばせた。
去年秋先取りしたとき、この人はシーンの隙間をどんどん走っていくかもしれないと感じたが、想像以上のスピードだし、生まれながらのソロアーティストなのかも。
月間ベスト先取りアーティスト大賞!
先月、「会えた夏!」と思えて、厳選先取りさせていただいたアーティストは以下の6組です。
- THE 118's
- School Meets Geek
- Yorimichi
- cadode
- anewhite
- Merry Side Story
英数字ばっかり。
このただでさえ相当有望なメンツの中、ベスト先取りアーティストは……
School Meets Geek!
<紹介ツイート再掲>
熱い広島のロックシーンは彼らで完全燃焼するかもしれない
— 遊津場(先取り邦ロック紹介/音楽ライター) (@sakidori_yutuba) 2019年8月22日
この曲も「あなた」とか「you」とかじゃなく、『あいつ』ってとこに、このバンドのらしさが出ているし、気取ったふりしたバンドとの違いを明確に他の曲も出している
たしかな県外バンドとのライブも重ねており、あとBIOGRAPHYが面白い https://t.co/bPnV6ntgKa
☆さらに深めてみる
「見たくないものばっか見せつけやがって」というフレーズがずっと頭から離れなかったのが決め手。
この『あいつ』のみならず、ルーツは想像できても、「何かっぽい」にはなってないし、西の広島で鍛え上げられた、地方ならではの閉塞感を激しさに乗せて吹っ飛ばすようなパワーは、都市のギターロックと一緒にしてほしくない。
そんな対バンを重ねながら大きくなると思って、今月の大賞にしました!
他には大阪のTHE 118's、岩手のYorimichi、東京のanewhiteとcadode、名古屋のMerry Side Storyと出身選り取り緑。
anewhiteは若者中心に火が付きつつあるだけの変化性があるし、
YorimichiやMerry Side Storyも気付かれれば、と強く思う。
THE 118'sも、上手く切り抜けて多くの人に届いてほしい。