遊津場pre.月間ベストソング大賞！～2021年11・12月度

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高校生はそろそろ進学先が決まる時期。
遊津場です。
一般まで頑張る子も頑張れ✊

今年も終わりますね。この月間まとめも今年分は最後です。
ちょっと今は振り替える余裕もないんですけど、6月に転職してガラッと1日のスケジュールが変わったのが大きい年でした。そしてこの仕事ではしこたま車を運転をしましてね。その分FM802(ほとんど中島ヒロトさん)を聞きましたね。
前々から思ってたんですけど、いつかはディープな深夜のインディーズラジオ番組に出てみたいとより思えました。来年の目標ですね。

それでは年内までに聴いてほしいグッドミュージックと先取りアーティストを紹介します！

月間ベストソング大賞！

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○徳永由希『お化けになって』
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大阪のSSW。
少し肩の力が抜けた感じが鍛え上げた鋭さを逆に引き立ててる。どうしようもない時に聴きたくなる曲。

○サカナクション『プラトー』
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平行線や水平線の意。そんな感じで平静を装いながらも沸々とテンションが上がっていく展開は、大人のテンションの上がり方とおんなじで。
年相応ながらも屈託のない笑顔で次に行けそうな気がする。サカナクションの実は得意な明るさが光る1曲。

○カンザキイオリ『爆弾』
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このタイトルで曲中にこの「爆弾」というワードや「ぶち壊す」を使ってるのに、優しいアコギ始まりで溶けそうな夏がしっとりと香る曲なのずるい。どこまでも静かな花火の音が胸の中で鳴り響く美しい曲。

○マカロニえんぴつ『なんでもないよ、』
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これはイヤホンで聴いて、はっとりさんの独り言を一人占めしましょう。等身大なラブソングを歌ってきたけど、もうこれ歌っちゃったらもうラブソングないよって感じ。
歌うの「よしときゃよかった」ってなってるんじゃないか。

○Aimer『残響散歌』
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鬼滅の刃新クールの主題歌というハードル。
きっちり越えられたんじゃないだろうか。
衝動性の中にも「鬼が潜む夜」を表現できるのは彼女しかいなかった。

○RADWIMPS『桃源郷』
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間奏のキラキラカラフル感。『グラウンドゼロ』の頃と『前前前世』の頃がいい感じにMIXされた疾走感のあるナンバー出されたらファン歴15年は首が跳ねられる。問答無用で良い。
相変わらず「君」の言い方がカッコいい。

アルバムも今を切り取る曲を中心にボリュームもありながら一気に流し込めた。
Awichとのコラボ曲『SHIWAKUCHA』も好きだった。

そして今月のベストソングは…

Made in Me.『東京回廊』！

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まずアルバム通して感じるは00年代の音楽へのリスペクトと、それをどうオリジナリティをもってアップデートするかというチャレンジ精神。育まれた過程は王道と違っても、間違いなくプロフェッショナル。
Made in Me.というバンドをわりと初期から追っていた者としては、その集大成的な曲にも聴こえるし、今回初めてこのバンドに触れた人には新しく聴こえるはず。
「高所恐怖症」「閉所恐怖症」というワードをこんな活かし方するんや！というカッコよさにも触れてほしいし、ここまで来るのに、そしてここから飛び立つのに文句ない1曲だ。

月間先取りアーティスト大賞！

先月、厳選先取りさせていただいたアーティストは以下の8組です。

AMERICAN DREAM EXPRESS

毎晩揺れてスカート

THE NETMAN

ひとひら

反社会的サンダル

憧憬と傘

Fremeny

RIP DISHONOR

このただでさえ相当有望なメンツの中、ベスト先取りアーティストは……

ひとひら！

eggs.mu

<紹介ツイート再掲>

この曲の持つ力最後まですごい。今年は寂しい夏がテーマの歌が若手バンドに多かったけど、このタイミングでグイっと上位に来た。このアンサンブルが始動半年未満で生まれるんですか…
他のサブスク曲やライブ動画も、清々しいパンチ力があって救われる人は多いだろう。関東以外でも見られてほしい https://t.co/zc8FhOaoGd
— 先取り邦ロックの遊津場 (@sakidori_yutuba) 2021年11月22日

☆さらに深めてみる

1曲1曲の破壊力がとても高い。
こういうバンドが「下北沢のギターロック」で括られない音楽シーンだったらいいなって思う。特に『海』の寄せては返す波の動きの、誰にも止められない力強さを曲から感じられた。
この圧巻さがライブでどうでるのでしょうか！

将来性で言うとFremenyもかなり注目株。今しか出せない魅力が惜しみ無く自然と輝いている。フミンニッキや「夜と同時に、動き出す。」だけでなく、Eggsに曲を投稿する同年代バンドも増えたので、また来年も高校生バンドシーンは熱いだろう。高知・高校生バンドRIP DISHONORももう更なる高みが見える。
反社会的サンダル、毎晩揺れてスカートはまた違った関東のシーンで活躍していて大化けの可能性あり。憧憬と傘も広島シーンからいそうでいなかったイメージのある女性ボーカルバンドで、どんな新曲を出していくか期待。

今月も先取り様でした！