行けるライブは行く年にしよう。
遊津場です。
仕事はイカれるほど忙しいんですが、
もう二度と逢えない私へ→暁音→grumble grumbleと聴きたいバンドにどんどん行ってます。
でもそろそろメジャーなライブやフェスにも行きたくなってきた。
だからお願い、RAD当たって。
今回本文長いんで、さっさと先月のカッコいい曲をいっぱい紹介します!
月間ベストソング大賞!
先月聴いた音楽の中から、個人的にヤベーなな音楽を発表!
最後に紹介する曲が大賞です。
女王蜂 『火炎(FIRE)』Official MV - YouTube
◯ドラマストア『世界はまだ僕を知らない』
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正統派ポップバンドが板に付き、フルアルバム発売と勢いあるドラマストア。
美メロに騙されがちだが、この曲の歌詞をよく見ると実は結構ネガティブ多めで、その分伝えたいメッセージの輝かせ方が上手いな、なるほどこれがまず一線越えるバンドかと思った。
◯seeeeecun『疑神暗鬼』『ケモサビ』
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ブログにもした先取りネット発シンガー(Eveやずとまよになれそうなのを探ってると見つかりました)。
とは言えどボカロPですでに活躍していて、こういう歌詞の置き方は、やっぱりロックバンドだけしてても見つからないし、でも生まれてる中毒性はネットの中だけに留まることはなく、生で聴きたいと思わせる。
須田景凪の『パレイドリア』も好きだけど、seeeeecunも聴いてほしいです。
◯NOISEMAKER『NAME』
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今年ひと伸びしそう。
常に30万回前後の再生回数はあるんだけど、どんなバンドが好きな人でも「一回どうぞ?」という曲ができたんじゃないかなと感じる。
◯愛はズボーン『Psycho Western』
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最近スタイリッシュなオシャレバンドが増えたけど、こういうオシャレもあるよねってことで、King GnuやTempalayが好きなことをファッションにし過ぎてる人にぶつけてやりたくなる曲。
逆にメロコア好きやあまりそういうのを聴かない人にも入り口としてアリなんじゃないかと思った。
◯Made in Me.『filament』
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そのワーカーホリックで沸々と町田から革命準備を進める紹介バンド。
YouTubeにフル音源あるとは言え、MVってわけでもないから、知らないと出会えない1曲。はい再生。
この美しさだけが本来ではないのだけれども、その捉えどころのなさはどんどん病みつきになる。どんな酒でも出してくれるバーのよう。
◯赤い公園『Highway Cabriolet』
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MVもその理由なのかもしれないが、彼女達の可愛さとかの女性らしさに惹き付けられつつ、ゴリゴリに巧みなロックでカウンターパンチも喰らってしまう、佐藤さん時代とは別の意味で罪な女になっている。
◯Saucy Dog『ゴーストバスター』
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ポジティブだけど、現実離れしていない。こういうロックを鳴らす若手もいないとバンドは潰えるよな。全然今も貪欲に音を鳴らしてて安心安定の1曲。
タイトルすごくカッコいいけど、こうカタカナでパシッとタイトルとメッセージがハマるバンドもいない。
◯AliA『かくれんぼ』
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そもそものメンバーの経験値が違うとは言え、そこにあぐらかかず、本気できているから手の付けようがない。
売れる。
◯女王蜂『火炎』
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これ世界レベルだろ。
ここまで美しい「Party is over……」なんて見たことない。
なんか現代の日本語には彼らを表す言葉がなくて、評価言葉を言い淀んでるではないのだろうか。
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もう彼らも中堅に差し掛かってきてるけど、未だに何してくるか分からないし、何しても聴きたくなるし、時代とかあまり関係ない存在だったのかもね。
なんとなく今年フェスとか出そう。
◯BURNOUT SYNDROMES『明星』
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今月発売のアルバム。
切り取ってどれか1曲選ぶとかはできないアルバム。
アーティストが言及することも大事だけど、やっぱりアルバム買ってほしかったら、CDと曲をどれだけ緊密にさせて、その熱はあるかをしっかり示さなきゃなと感じた。
さぁ、そんな中、先月の遊津場的月間ベストソングは………
マカロニえんぴつ『LIKE』!!!
ミニアルバムです!
【2/13 ON SALE!!】マカロニえんぴつ「ブルーベリー・ナイツ」MV - YouTube
音楽評論家(自称も含む)がこぞって大絶賛だけど、僕もその一人(僕は音楽評論家じゃないですけどね)。
理論派というか、テクニシャンという面でフューチャーされていた若手だけど、そういうのをぶっ飛ばすほど強く心の内から叫んでいるのが、完全に壁を壊した感ある。
インタビュー読んだところ、
「今まで照れ隠しのようなところがあったけど、そういうものを排除した」的なコメントがあり、なるほどそれが今作の単純なパワーに繋がってるのねと分かった。
『STAY with ME』はじめ、その他の曲も素晴らしいし、King Gnuに負けじのブレイク候補まで駆け上がる予感がする。早ければ今年中に。
月間先取りアーティスト大賞!
先月、「これくるぞ!」と厳選先取りさせていただいたアーティストは以下の8組です。
- Ezoshika Gourmet Club
- harue
- 初恋モーテル
- SOLITUDE A SLEEPLESS NIGHT
- Marry me
- 成田あより
- aoni
- offshore
今回はなかなか多種多様なスタイルでどれも期待ですが、そんな中から選ぶベスト先取り大賞は……
Ezoshika Gourmet Club!
突然すぎるおめでとうございます!
Ezoshika Gourmet Club - コントラスト【Music Video】 - YouTube
☆紹介ツイートを再掲
MV曲のみならず、どの曲も無駄な言葉を詰めず、代わりにその時間を多彩な手数で埋めていくバンドサウンドは、一昔前のバンドの懐かしさではなく、老若男女に受け入れられるバンドの普遍的なロックンロールパワーだ
— 先取り邦ロックの遊津場 (@sakidori_yutuba) 2019年2月4日
最前で手を挙げて聴いても、後ろの方で腕組んでじっくり聴いても耳が喜ぶバンドである https://t.co/0XmukvtegJ
<さらに深めてみる>
曲中の「その1秒に何を詰め込めるのか」という部分を勢いとかではなく、様々な手数で埋めていこうというインテリさに惹かれる。
それがちゃんと色として出て、ポップさもありながらしっかりロックンロールにする力を秘めており、official髭男ismやマカロニえんぴつのようなバンドになりそう。
[ALEXANDROS]やtetoを輩出したUKプロジェクトはもう期待しているみたい。
UKのような力はないけど応援します!
その他にも僕には珍しくメタルのSOLITUDE A SLEEPLESS NIGHTや、実力派として伸びていく未来しか見えないaoniやoffshore、Eggsで期待されている成田あよりなど、個性豊かな8組を是非聴いてみてください!
まーとーめー
とにかく仕事が忙しいんです。
それゆえ休みの日とか一生寝てたいとか思うんですけど、いざそんな休日過ごすと逆に疲れるんで、ライブ行ったりしてる節もあります。
この前、ある人と話してたんですけど、仕事を始めるとライブから遠のく人が増えるけど、
そこで逆に若い社会人がライブハウスに来たくなる施策はもっと増えるんじゃないかと思うんですよね。
学生に無理はさせられないし、社会人はまだお金あるし。可能性を秘めた層じゃないかなと思います。たた僕は金もないんで、恵んでください。
それでは、この辺で