『夜に駆ける』クラスの曲でも、突然ネット上から消えるんだから、フィジカルって大事よね。
電子マネーは使わない派の遊津場です。今月初めてICOCAデビュー。
あっという間に5月に。
GWはフェスの開催可否などいろいろ大変でしたね。
僕自身は就活でそれどころじゃなかったんですけど、もしミミノコに当日券とかあったら行きたかったですね~。サカスプは残念でしたが7月の見放題、そして僕も関わる夏福、それにホリレコさんのサーキットライブは、つつがなく行われてほしいものが多いです。
あとスペースが意外と楽しかったので月1ペースでしたいなと思ってます。面識のあるフォロワーを無理やりサブMCにして、覗いてくれた何組かのバンドマンとしゃべるの、普通にちゃんとしたい 笑
それでは、先月のオススメ楽曲+先取りアーティストをどうぞ!
月間ベストソング大賞!
先月聴いて好きな曲をオールジャンルからドカンと紹介。
大賞は最後です!
○na na si『遺譜』
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関西の新しい匿名性のあるバンドの新曲。
純粋にこの世に生まれてくる音楽への尊敬の念を持って歌われるこの歌は、
コロナ禍以降、奏でられたくても奏でられなかったレクイエムのようにも聴こえる。
ピアノを効果的に使ったロックサウンドは心に焦燥を与えて、エネルギーとなって表れてくれる。
○澤田空海理『可笑しい』
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Sori Sawadaは名前しか聞いたことなかったけど、もうこのオアシスのままいてほしいと思えるSSW。
小説のような空白の部分のストーリーの強さ×歌声と合わさったメッセージの強さ。
この2つが綺麗にかつ濃く相乗し合っている正解のような1曲。
それが一番難しいけど、ちゃんと誰にとっての心の鍵を外せるだろう。
泣き疲れた最後の1セリフで見事に締める。
○official髭男dism『Cry Baby』
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RPGのラスボスのようなダークサイドの雰囲気も纏ったこの曲。
アニメ見てないけど、その内容にもフィットするように作られていることもすぐに分かって、
「あぁ見てみようかな」となってるんだから絶対評価されて然るべき曲なんだろうなと感じる。
特にラスサビでもう終わるというところからもう一回喰らいつくように叫ぶのを聴いて、
まだまだ髭男の闘争心は燃え続けているなと感じた。
この悪魔城の攻略はまだまだ難しそうだ。
○The Songbirds『ブルー・ドット』
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異国情緒溢れるサウンドは邦ロックと呼ぶには相応しくないけど、絶対ロックフェスには欠かせない。
そんな存在として知られるようになったけど、
このバンドは今この高度をこの速度で飛んでんのか!と驚かされた。
魅力的なギターソロも含め、この包容力は新鮮。無重力空間で聴きたい1曲。
2017、2018年頃全国区に出始めたバンドは今またいい味が出始めてます。
○ヤユヨ 『おとぎばなし』
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まだ21歳とかだよね?1960年代くらいからタイムスリップしてきてないよね?
パワフルも増し増し、でも脆さも増し増しなのがこの曲の魅力。
より濃ーい色が似合っていって、ヤユヨは平成で見つけじまいだったポップとロックのまだ見つけてない隙間に潜り込んでいきそう。
○ウォルピスカーター×Orangestar『オーバーシーズ・ハイウェイ』
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曲名も含めてこんな夏のジュブナイル感は誰も作れないし、歌えないよ。
去年Orangestarさんの『Henceforth』は個人的にBEST3に入りました。
バンドがこのサウンドで「未知上等!」とか「なら大人になんかなっちゃいけないねぇ」なんて歌詞で歌うと純度が失われると思うから、ボカロPと歌い手にしか出せない魅力だと思う。
Orangestarさんは今後めちゃくちゃすごくなっていくと思う。それでもボカロにこだわっていってほしいし、その姿勢も見える中で「唯一しっくりきた」と語ったウォルピスカーターさんとのコンビは無敵。
○KOTORI『We Are The Future』
○レイラ『WORLD』
○grumble grumble『拝啓、雨を待つ君へ』
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今週好んだアルバムとEP。
KOTORIこんなに良かったっけ…
ロック好きになり始めた高校生に一番勧めたいアルバム。
レイラは新たなチャレンジが沢山詰め込まれていて、「改めて初めまして」という気持ちが伝わってくる。
grumble grumbleは干天の慈雨。じっくり聴かせる1,2曲目、痛快なビートが冴え渡る3、4曲目。どれも一級品です。
さぁそんな先月のベストソングは…
minori『シネマ』!
YOASOBIのAyaseさんの新曲とは間違えてません。
これより「すごい」曲は沢山あるんだろうけど、どうしても「好き」に勝てませんでした。
この4ピースを思う存分に活かしたようなバンドサウンド。
無論KOTORIやkobore の新曲も良かったけど、勝手に「これ今しか鳴らせないんじゃ?」という思いを乗っけてしまったのかも。
理屈じゃないけど、でも誰も分かることが出来る歌詞だし、しかしそれを堂々と誰からの目も背けず歌っている姿はまず全国のバンド好きがほっとかないはず。
間違いなくminoriを押し上げる1曲。こうやって誰かの1番を積み上げてKOTORIやSUPER BEAVERも上に行ったんだと思った。
月間先取りアーティスト大賞!
先月、厳選先取りさせていただいたアーティストは以下の7組です。
- Kyamie
- 世界電球
- 板歯目
- MOCKEN
- tambi
- Hot Tub Cinema
- C子あまね
このただでさえ相当有望なメンツの中、ベスト先取りアーティストは……
MOCKEN!
<紹介ツイート再掲>
<さらに深めてみる>このMVも『まほろば』もバンドが好きなら気持ちよくなる瞬間がメチャクチャ詰まってるし、もうそういう人に届いたら止めどなく伝え渡っていくでしょう
— 先取り邦ロックの遊津場 (@sakidori_yutuba) 2021年5月11日
下地のパワーもありながら、自由さも忘れない
去年でも精力的にライブをして評価上げた若手ロックバンド達とどんどん組み合わさってほしい https://t.co/W4THjGFB4p
埼玉県の若手アーティストを応援するラインアバウトという企画で見つけた。この企画は昨年に引き続きレベルは高くて、埼玉ライブハウスの未来を感じる。
その中でも彼らはこの若さで、ライブハウス仕込みの土台はその場所が好きなリスナーを気持ち良くさせるし、スッと入ってくるメロディーや歌詞にはセンスを感じた。bokula.とかammoとか各地の有望な若手バンドとの対バンが見たくなる。というか心配しなくてもするでしょう!
長崎の世界電球も各地の若手と戦える。ツアーとかで組まれてほしい。東京のtambiや愛知のHot Tub Cinemaもライブ重ねてるし、優しさに+αされた個性に今後も期待。10代板歯目も音が大きくていい。まずは高校生活で納得の進路を見つけて。
KyamieとC子あまねのクリエイティブの高さ。特にC子あまねはあぶらこぶとかchilldspotのラインに入ったかもね。
今月も先取り様でした!
あーとーがーきー
昨日から僕も新しい職場なので、自分の未来が分からず期待不安半々です 笑
いろんなライフスタイルがあると思いますが、僕にはこの活動は欠かせないので…頑張って続けていきますよ!
それでは、この辺で