出会い厨より、情報厨

これがTwitterで次来るバンドを探す理由。Twitter ID@sakidori_yutuba

夏福という魅力的なサーキットイベント出演するバンドを紹介します②〜あ、これ知ってる編


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7月8日(日)に僕がボランティアスタッフとして参加する、

梅田のサーキットライブ”夏福”の宣伝ブログ第2弾〜〜

いえ〜い、来やがれ〜

(いやマジで損しないから来て欲しいです)(無茶苦茶、画面の向こうで土下座してます)(分かりました、焼きそばパン買ってきます)

 

第1弾はこのサーキットライブのコンセプトで、
私、遊津場自身の普段の紹介のコンセプトでもある、
「次の次にキそうなバンド」で、
たまたま今回の出演者で、過去僕も「押さえといたほうがいい!」と紹介したことあるバンドを紹介しました。

 

今回は他にも先取りな若手がいるのですが、一旦それは置いといて、
「あ、このアーティストなら私も名前知ってるぞ!」という人も多いんじゃないかという出演者を紹介していこうと思います!
有望若手も実力者のライブも観れてまぁお得。

 

とは言え、世間的にはまだまだ躍進の可能性のある若手中心のメンツとなっていますので、「出るの?いいやん!」と思った方は、是非見れるときに見て欲しいなぁと思います。
はい、ほら、こんなブログ閉じてイープラス(え?)

それではやっていきまっしょい。

 

 

 ①グッバイフジヤマ


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いやん、メジャーのバンドですやん。

 

 名前だけ知ってる人なら「あのちゃんをよくMVに使うバンド」と思ってるはず。いいよね、あのちゃん。

 

昨年の夏福でもライブを見たのだが、最近のMV曲のように幸せに溢れるサウンドで会場を包み込んでいた。あまりの心地よさに僕は眠ってしまった。つまんないからじゃなくて、本当にふかふかのベッドで寝る感覚。ワイバンで木陰でネバヤン聴いていて寝たのと同じ感覚。

 

でもただのハッピーバンドならメジャーデビューなんてしないし、あのちゃんファンからも評価されたりしない。

やっぱりこのハッピーサウンドの裏にある、どこか「逆ギレ」のようなものが、人気を引き出しているのだと思う。

 

昔はもっとそれが出ていて、その時に知っていた僕は神聖かまってちゃんのようなバンドだと思っていたので、なんならライブ見るまではグッチャグチャになるんじゃねぇかなと緊張していたくらいだ。

 

なので前回寝ちゃったんだけど、今回もすごく何してくるんだろうという期待感があるし、その少し変わった期待のハードルに対し、最高の答えを出してきたから今があるんだと思う。お楽しみに。

 

ダーリン!

ダーリン!

  • グッバイフジヤマ
  • ロック
  • ¥250

 

②Koochewsen

 
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このバンドはアカウント始める前から好きでCDも集めていたバンド。
出会いはカラオケのCMだったんだけど、その数十秒で惹かれてしまい、今に至る。

 

聴いていてクラクラするような世界で、しばらく真っ直ぐ道を歩けない。
この世で最も合法的な麻薬である。

前衛的とかそんなレベルじゃない。
なんかもう東南アジアとかでいきなり人気出そう。
これから先進国になりそうな国が先進国になった時、逆輸入されそう。

また時折混ざるしっかり気持ちいい歌が心に刺さる。
追いかけて損は絶対ないバンドだ。

 

ヴィーナスの恋人

ヴィーナスの恋人

  • Koochewsen
  • ロック
  • ¥250

 

③3markets[ ]

 
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話題作の「売れないバンドマン」も購読させていただきました。
フォローされてる人も多いのでは。

 

僕も20代中盤になり社会人になり分かるのだが、大人になるにつれ、いつの間にか、自分がミスして謝っても、迷惑かけられても、それに対して心に起こるさざ波が立たなくなる。なんでもどうにでもなると思うんだよね。

それはある種便利でもあるんだけど、感情が麻痺してるだけのクソ野郎ではないかと不安にかかることがある。

 

そんな中、アラフォーにもなる風間さんは未だに麻痺せず心臓が動き続けているように感じる。若者には馬鹿にされるかな。でも僕にはそれがとても尊く、羨ましい。大人だからって未だに辛いことを辛いと言って何が悪いんだよ、そんな当たり前を気づかせる。

感情麻痺人間が増え続ける現代だからこそ、スリマの音楽はとても輝いている。
あなたの心臓、動いてますか。

 

バンドマンと彼女

バンドマンと彼女

  • 3markets[ ]
  • ロック
  • ¥250

 

 

 ④ソウルフード

 
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見放題にもレジェンド枠で出るバンド。

このブログ書くまではベテラン?というくらいしか知らなかったのですが、バンドとしてはまだ4年で、各メンバーライブハウスでマネージャーなどされているそうで…ボーカルさんには息子さんもおられるらしい。

 

でもこのバンド止めないでと、初見の僕でも聴いてとても思ったし、普通に先入観なしで全ての若者に聴かせたいし、きっとバンドマンが聴いてもそう思うのかな。

でも若手バンドは「敵わないな」って思ったらダメなんだろうな。たしかにこのバンドはオトダマのメインステージの全員を揺らすぐらいのパワーはあるけど、自分たちにとってのそれを早く見つけろと言ってるようにも思うんだよね、このバンドは。

 

ソウルフード「筆を執れ」(Official Music Video) - YouTube

 

 

 ⑤麻痺するポケット

 
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元メランコリック写楽の2人がスタートさせた新バンド。

 

僕も他に漏れず「ALS」とTwitterのトレーラーでしか分からないんだけど、サイコキネシスバンドは伊達じゃない感。間違いない中毒性。

ケーシィではない、もうユンゲラー。そしてこれからフーディンになる可能性は大いにあるだろうな。

 

レベル27もOKOJOも麻痺ポケもみんな売れちゃえばいいのに。
チャンスが1回なんて悲しすぎるよ。

 

麻痺するポケット「ALS」MV - YouTube

 

 

⑥マイアミパーティ

 
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昨年全国流通版を出し、今年の各地のサーキットライブでは既に欠かせない存在になっている。


札幌発という情報を知ってるからかもしれないが、ボーカルの熱いシャウトもエモい展開でも、どこか曲は常に綺麗に雪も舞ってるような美しい風景を感じずにはいられない。

感情を高ぶらせてくれた後、サウンドの余韻がそんな心に煌びやかな雪も降らせてくれて、結果、心の温度を一番いい適温になっている、そんなバンド。

 

夜明け前

夜明け前

  • マイアミパーティ
  • ロック
  • ¥250

 

 

⑦Easycome

 
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この記事、ド深夜に改めて音源を聴きながら書いてるんだけど、
朝ドラが始まったのかと思ったよ。
NHKさん、早く。

 

ELTの持田さんに聴こえる瞬間もある。
そのまま「ELTの新曲だよ」だと嘘ついて、お母さんに教えたい。

 

曲の癒し効果が、朝聴いても、昼聴いても、夕焼け時に聴いても、夜聴いても、1人でも、みんなでも常に癒されそうなのが、どの曲も。
HOLIDAY!RECORDでもよく紹介されてるようだが、一番ホリデイな気持ちに浸れるバンドかもしれない。

 

 

夢中にならないで

夢中にならないで

  • Easycome
  • J-Pop
  • ¥250

 

 

 まとめ

どうでしたか?

僕も2年前から知っておきたかったバンドが沢山。

 

特に世界観が群を抜いて異質だったり、気持ちよかったりする面子だと思います。

 

言うこと被りますが、「え、いるの!」と思った方は、是非見放題や神戸のイベントとのダブル参戦を考えてみてください!

 

 

 

それでは、この辺で。

ぼくのことすき

ぼくのことすき


 

 

夏福という魅力的なサーキットイベントに出演するバンドを紹介します①~遊津場も注目してたバンド編


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まずこの度、7月8日(日)に梅田近辺5会場で開催されるサーキットイベント、夏福スタッフとして参戦することが決まりました!


……まぁ、当日に簡単な受付業務とか、交通整理をするだけですが(笑)
もちろんブッキングとかには関わってないです。単純にこのアカウントやってる以上、現場を少しでも知りたくてボランティアとして応募しただけです。


ただ一応、実行委員長に実際お会いして、いろいろコンセプトとか聞いて、「別に好きに実行委員って名乗っていいよ」とか「あぁ、別に好きに宣伝してくれていいよ」ってお言葉は頂いてます。多分。


というわけで、こういうアカウントやってるわけだし、当日まで何もしないのもアレなんで、出演するアーティストをいつものような目線で紹介していきます!


アーティスト紹介!~遊津場的にもオススメしたことある組

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この夏福というイベント。
インディーズ詳しい人には何となく分かると思いますが、次の次にキそうなアーティストが中心に揃ってます。

実行委員長も言ってましたが、
まさに「登竜門の登竜門」
本来バンドにとって登竜門である、関西だと「見放題」や「MINAMI WHEEL」を目指すアーティストが多く出演しています。(既に出てるのもいるし、実績あるバンドも出るけど←それがまた若手の刺激になっていい)


この次の次にきそうなバンド、
まさに普段僕が紹介、オススメしているバンドの基準と同じです!
なので、出演者の中には僕が紹介したことあるバンドも多くいます!


今回はその夏福出演者の中にいた、
遊津場紹介済アーティスト8組を、紹介していきます!
※6月9日時点なので、変更する可能性もあります。


①ofulover


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僕の勝手に紹介数ランキングがあるなら、間違いなくTOP5に入る上、NAVERまとめにも勝手に掲載しているオススメ先取りバンド。すいません。スタッフの仕事がなかったら絶対見ます。

紹介時1000回も再生されてなかった「自惚れ」は、今や再生回数17万回。先取りと言うのもおこがましくなってきた。


気だるくも強い音を鳴らす姿と、
計算された曲の展開や歌詞を作るインテリジェンスな側面が同居する、
パノラマパナマタウンとナインス系のバンドの良いとこ取りのハイブリッドバンドに思える。

どんどん各地に羽ばたいていってるし、対バン相手などを見ても、ブレイク待機組の1組に間違いなく数えられるバンドだ。

ofulover / 渇き(Official Music Video) [HD] - YouTube


②Emu sicKS


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このバンドも「僕の勝手に紹介数ラン……(以下ofuloverと同じ)

ただEmuは2回ライブを見ている。
煽られるのが好きな人も、じっくり見たいと言う人も楽しめるバンドだ。


キャッチフレーズを勝手に付けるなら、
KANA-BOONキュウソネコカミ世代の最終兵器】
実際昔は売れる前のキュウソやゲスの極み乙女。と対バン経験がある。
そして去年初の全国流通盤を出したり、今年はミソフェスに出たりしている。


ライブ好きの10代はもちろん、
KANA-BOONとかKEYTALKが出始めの時、邦ロックを好きになった、今20代の人にも是非見てもらいたい。
あの時くらった衝撃を再体験できるはずだし、同じ社会人として共感できる部分も多いはずだから。

Emu sickS / ボトルシップ - YouTube


③レベル27


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紙袋を被った関西のオールドルーキー。

インディーズだけど、
「遊び」×「感動」のプロフェッショナルと呼びたい。

彼らを聴いていると、
陰も陽も希望も絶望も紙一重なのかなと感じて、優しくもすごく尻に火が点く感覚がある。


昨年はミナホ出演、今年は初の見放題にも出演する予定で、Emu sicKS同様、関西のオールドルーキーとして、まだまだ大きな舞台に立てると思ってる。

レベル27「ポンデリングを手離すな!」official MV create by丸米。 - YouTube


④Mr.Nuts

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この夏福には、一昨年はポルカドットスティングレイ、去年は嘘とカメレオンなど、飛ぶ鳥を落とす勢いの「え?出るの?」という若手バンドが時折混じっているが、今年のその枠はMr.Nutsだと言えそうだ。


ちょっと「マイヘアすぎる」と言われてたけど、僕の肌感覚ではオーラルっぽく感じてて、今より無名な時はオーラル好きに僕は勧めてたな。

単純にそれは山拓のエロさと似たものを感じたからなんだけど。
歌詞が女々しくも艶やかさみたいなのを今後まといそうに思えた。


ともかく、今Mr.Nutsを目撃できるのはお得だよ。

Mr.Nuts - 「帰り道」(OFFICIAL MUSIC VIDEO) - YouTube



⑤yeti let you notice


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鬱バンドっぽい雰囲気に捉えられるのも仕方ないのだろうけど、ここまで音色のカラフルさに注視してしまうバンドも数少ない。

まだライブ見たことはないんだけど、
ライブではさらにそれを体感できると直感してるんだよね。
画面上でも伝わった、あの美しすぎる音色が生で届いてくると思うと、鳥肌立ちそう。


yeti let you notice「pilgrim」MV - YouTube


⑥ULTRA CUB

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加速するラブズやミスタニスタのメンバーがいる、まだ発足したてのバンド。

「あー!」みたいな叫びの中に、本当にいろいろな思いがあるんだろうなというのが伝わるというか、語彙力のある叫びなんです。(伝われ)

単純そうで単純じゃない。
だからこそ共感しやすさが強いバンドに思える。

ULTRA CUB / この世界を (OFFICIAL MUSIC VIDEO) - YouTube



⑦ippuku

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このバンドは外部依頼のアンダースコアレコーズでレビューしたバンド。
その時聴いたファーストインプレッションでは、チャットモンチーを彷彿させるものがあった。
よくある声質とかじゃなく、
世界観の面で。

夜の捉え方が秀逸というか、「こういう歌で聴き手に朝を迎えさせるのか」と。
歌詞でこの感覚は初体験。

7月にはWOMCADOLEとも一緒のイベントに出るとか。Mr.ふぉるてともやってるし売れる気配も……
アンダースコアレコーズからスターが出てほしい……


ippuku 「ヨルノセイ」 Music Video - YouTube


⑧tonetone


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気付かれてはいないだろうけど、実はかなり初期に紹介したバンドで、なんならその前の「さよならとロックンロール」から注目しているバンド。さよ今の佐伯さん経由で。

絶対いい感じになるな!と思って2年。
着実に全国区になりつつある。
baby starとか8万回再生されてんだ。


見た目も含め、透き通っててポップ感があると思いきや、覗けば覗くほど、いい意味で生々しい感情というか、執着心というか、やっぱりロックバンドだな、に集約される。

そういった面からも、もっとサブカル女子受けが良くてもいい気がするので、是非。

tonetone「baby star」MV - YouTube




まとめ


ということで第1弾紹介は、僕もTwitterで紹介レビューしたことあるバンドでした。

マジでここに書いたバンドは、曲の良さだけでなく、今勢いがついてきているバンドだらけなので、ライブ純粋に楽しい・心撃つと思います!


ぜひ気になった方は、スケジュール確認して来てほしいですね!
てかこのブログ経由で1人くらい呼びたい!




それでは、この辺で。

バンドはすでにShout it Outの席を狙っている~狙えるバンド3選


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もちろん簡単には席は埋まらないよ。
メランコリック写楽(昨年12月解散の超良いバンド)の穴ですら、まだ完璧に埋まったとは言えない(ネクライトーキーが一歩リードして、Lucie,tooが追いかけてるかな)。


それだけの実績、存在感を示したバンドだと思います。
しかも若さが売りなバンドが、誰よりも蒼いまま解散するって、僕はすごくカッコいい終わり方に見えました。


そして、その空いた枠をしっかり狙っていくのが厳しいバンド業界だし、シャリラは唯一無二だったと気付くためにも、新たな自分の好きなバンドを見つけてほしいなーって、ファンには申し訳ないけど思ってます。


ということで、Shout it Outの空いた枠を虎視眈々と狙うバンド、シャリラ好きには合うんじゃないかというバンドを紹介していきますね。

シャリラの衝撃にはまだ劣るかもしれんが、衝撃を埋めるのもまた別の衝撃です。

Absolute area

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昨年の未確認フェスティバル決勝進出以前から、10代バンド界隈では話題になっており、現在同年代ではSUNNY CAR WASHの次に付けているとも言えるバンド。
今年は全国各地の大型サーキットにもどんどん出演しており、ロッキンオン主催の「JAPAN ’S NEXT」にも出演予定。

青春を叫びつつも、どこか美しいメロディラインと歌詞の世界観があり、熱と清涼感が一体となってくる感じがShout it Outに通じるものがある。
枠を埋めにくる筆頭に挙げられる。
YOUTUBEの関連動画に自分達の動画の次にシャリラあったし↓↓

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くだらない1日


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詳しいShout it Outファンなら、名前に聞き覚えもあるかもしれない。まだ無名ながらシャリラのオープニングアクトに選ばれていたから。
ただその後ROJACKに入賞し、YOUTUBE再生回数も1万回越えるなど、メンバーは1人になったものの、たしかな成長を見せている。現在の未確認のネットステージ進出も順当。最新ライブ映像カッコよすぎ。

彼の叫びや演奏は荒れてるというかダークサイドなのだが、同時に青春感や10代感は強く感じられるはずだ。
ベクトルは違えど、シャリラと同じようにあなたは聴き終わった後、自分の若さを大切にできるはず。

然れど

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これは最近の推し。
シャリラと同じ大阪のバンドで、10代から注目されている。

もちろん熱を帯びてるんだけど、この熱がなんというか、いわゆる派手にこういう→🔥(赤い炎)みたいな燃え上がりではなく、熱すぎて逆に煌々と青い炎が燃えていて、そこが他とは一線の画してるし、Shout it Outにもある部分だと思う。
とりあえず新曲のMVを見てほしい。

然れど 『拝啓』 - YouTube








どうでしょうか?
ただ今日はShout it Outに浸るってのも正解だと思います。僕もplentyやQOOLANDの時、そうでした。

ぜひ、ラストライブも見れたらいいと思うし、まだ分からないけど、どのような新バンド始めるのか期待しましょう。



それでは、この辺で。

青春のすべて

青春のすべて

  • Shout It Out
  • ロック
  • ¥250

遊津場pre.月間ベストソング大賞~2018年5月度

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暑くなっても半袖半ズボン絶対履かないでお馴染み、遊津場です。
フェス会場でディッキ履いてなかったら僕なんで、そんな人見かけたら手当たり次第「遊津場さんですか?」と声かけてください。どうなってもしらんけど。


5月はぼっちぼろまるさんにインタビューしたり、コラボ企画の話いただいたり、他にもこのアカウントしてなきゃ会えない人に会ったり、ライブには行けてないんですけど、すごく音楽に関わった月でした!


あと今月すごく嬉しかったのは、
僕がタグ企画で合ってそうなバンドを教えたら、気に入ってくれて、そのバンドの曲を「弾いてみた」動画にしてくれてる方がいて、
いや、その子とそのバンドが産んだものなんだけど、0.1%は関わったのかと思うと、意味あることできたんだなー!って気分になりました。

まぁあのバンド実際いいもんね。



そんな中で見つけた、
今月聴いた全楽曲の中でのベストソングと、

今月の厳選した紹介バンドの中でも、
最も期待したいバンドを、
授賞式方式で紹介します!




今年はジャイガに行こうかな。


◇月間ベストソング大賞!!



個人的に私が先月聴いた全楽曲の中で、
一番「半端ねぇ!」と思った楽曲に対するプライズ!
あと次点で気になった曲も数曲!

今月は…


シベリアンフィッシュツリー「贅沢病」!!

元々先取り紹介したバンドの新曲です!

シベリアンフィッシュツリー 「贅沢症」MV - YouTube


今、reGretGirlとか、Mr.Nutsとか、the shes goneとか、ハンブレッダーズとか、
詞の強いバンドがかなり伸びてる印象があるんだけど、そこに匹敵するレベル。

ただその詞はメッセージが見え隠れしてる感じで、キャッチーとは言えない。
でもそれは何か自分にも通ずるところがある気がして読み解きたくてたまらない、脳ミソが引き寄せられる歌詞だ。

そこに収束と解放を繰り返す、メリハリのついたギターサウンド。これによって本能が余計に刺激される。


本人達はいたってマイペースに歌ってるように見えるが、約4分に様々な魔法が散りばめられており、こちとら深夜の道路を駆け出したくなる。そんな歌だ。

マジでシベリアンフィッシュツリーは、いつの間にかメジャーデビューして、クールにシーンを掻き乱してもおかしくない。



☆その他の先月の注目楽曲☆


・ナードマグネット「FREAKS & GEEKS」


欠点のない高レベルロック。
元々ナードマグネットは聴いていてストレスが全く感じられないくらい、気持ちの良い聴き心地を誇るバンドだが、今回はその気持ち良さが爆発している。ふかふかの布団の上で弾みたくなる。
ロックが好きになるロック。



・LUNCH-ki-RATTノーヒットノーランの人の乱」


前々からsumikaが好きな人は好きだと思ってる。
特にこの曲は持ち前のエンターテイメント性とメッセージ性が高いレベルで引き立て合っており、聴いたらあなたのモヤモヤを場外ホームランできる。


・ぼっちぼろまる「うたうぼっちのテーマ」


公開は4月でその時点でも良い曲だと思ってたけど、インタビューもあって改めて聴くと、ぼっちぼろまるの振り幅に改めて驚いた曲。
「タンタカタンタンタンタンメン」のような曲に惹かれなかった人も、この曲には問答無用なはず。
ぜひ皆さん、インタビューも読んでね!


・GYARI「何でも言うことを聞いてくれるアカネチャン」


約500万回再生されているボカロ曲。
今更知りました…(Twitterのネタかと思ってた)
でも話題になるのも分かる。
今のボカロなどのネット音楽シーンはカッコよくなりすぎて、普通に人間のボーカリストや凄腕プレイヤーを従えて、それこそ邦ロックとの差がなんら変わらなくなってきているけど、
このくだらないけどクセになる、才能の無駄遣いというのはボカロでないと出せない。
「そういえばボカロはこういう楽しみ方ができる音楽だった」と思った。


・ハルカミライ「それいけステアーズ」


僕の中でのハルカミライの印象が変わった曲。
等身大なんて、ありきたりな表現だけど、
その等身大を様々な角度から見ていて、さらに人を勇気付けられることができた曲。


ストレイテナータイムリープ


シベリアンフィッシュツリーにも魔法を使えるバンドと言ったけど、シベリアンフィッシュツリーがホグワーツ邦ロック魔法学校1年生のエースだとしたら、ストレイテナーは今、邦ロック魔法学校学年主任くらいか。
ロックチューンもミドルチューンも間の美しさが常軌を逸している。
実はそこまで僕も知らないけれど、それがストレイテナーの魅力であり、多分60歳になっても今の立ち位置と変わらずいられるバンドなんだろうなと感じた1曲。

ストレイテナー - タイムリープ - YouTube





◇月間ベスト先取りバンド大賞!

先月、これクル先取りバンドとして紹介したのは、
以下の6組です。

  • OKOJO
  • カムラミカウ
  • SonoSheet
  • chick in wisteria
  • Fow two.
  • グスタフの寝癖



この精鋭(誰目線じゃ)の中から、特に期待したい先月のバンドは……






chick in wisteria!!!


人生で一番「え、あ、はい」な受賞、おめでとうございます!

chick in wisteria - おやすみ 【Music Video】 - YouTube



☆紹介ツイートはこちら


<さらに紹介を深化させてみる>

climbgrowのような黒のカッコよさと、Saucy Dogの優しさを足して2で割ったような曲であった。
3分半でドカーン!と来て、余韻を残して帰る。

このバンドは「ありきたり」というところに対し、少し思い入れがあるのだろうか。
どう頑張っても、そういう道を通らざるをえないことを、しっかりと受け入れてるからこそバンドのエネルギーが他より強いのかもしれない。覚悟が石をも穿っている。

変に気取らないスタイルは、今後多くの人の心を打つと思いました!
てかこの曲から打つよ!心!



その他にも実力派が組んだ新バンドOKOJO、米津玄師・ぼくりりを彷彿とさせたカムラミカウ、新次元のニューエイジというフレーズがぴったりのFow two.など、どれもオススメ!
あなたに合うのはどれだ。



授賞式という名の締め


シベリアンフィッシュツリーには、ハリーポッターと賢者の石のDVDを、

chick in wisteriaには、バス移動とかで首に巻いて使う枕を、プレゼントする気概でいます(するとは言ってない)。


今月は過去に紹介したバンドの新曲がどれも良かったですね。
まぁもう1年前に取り上げたバンドも増えましたから、右肩上がりに成長しているバンドが多くて、今のところ面目躍如と言えば、面目躍如であるような気がしないでもないと超小声で言えます。

そろそろ夏場の新人コンテストも活性化しているので、注目株を探していきマンモス。




それでは、この辺で。
マンモス?気にするな。

Mixtape

Mixtape

  • ナードマグネット
  • ロック
  • ¥150

邦ロック界の千鳥に推したいのは、め組

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「名前は聞いたことあるけど、音楽聴いたことはないかも」が、なんとなく一番ありそうな若手バンドはめ組じゃないかと思ってる。


元々ROJACKで優勝した「さよなら、また今度ね」で活躍していた菅原さんが、休止中に(後に解散)新しく作ったバンド。


そのさよ今の時から、恐らく相当ロッキンジャパン社のお気に入りで、主催のイベントに次々抜擢され、『JAPAN COUNTDOWN』のテーマソングにもバンドが変わっても何度も使用されていたイメージがある。


と、書いてしまうとゴリ押し感のあるバンドと思われてしまうし、
実際そういう背景がありそうってだけが原因で聴くのを後回しにしているロック好きがいる少し気の毒なバンドだと感じてる。
意味もなく、自分が見つけた感があるバンドじゃないと応援しないとこ、バンド好きにはあるから(誰だ、まさにお前だろと言ってる奴は)。


そういう人に「いやいや、め組の音楽は素晴らしいよ」と伝えるためのブログになればと思います。

タイトルの千鳥は後で出てきます。
MVは和牛使ってるのにね。

め組「ござる」MV - YouTube


何気なさすぎるワンシーンの切り取りを、どこまでも深掘りできるワードチョイス力


め組の切り取る風景は、
何気ない日常ではあるんだけど、

「え、そこ?」っていうとこまでしっかり描写して曲にしている。

ただそんな誰もわざわざそこまで描かないシーンを描くことで、その時の主人公の姿や心うちがかなり明確に想像させてくれるのである。


例えば
『お化けだぞっておどかして』
のAメロ

どうでもいい話題に
なんとなく分かり合える瞬間が好き
君の指がストローと楽しそうにしてる
僕はこんな時も いつか君が僕とじゃなくなるって
胸が熱く 汗かいて 気付いたら
タバスコかけすぎてた


この曲は恋人との別れの歌である。
タイトルやあまりにポップなメロディーからは想像できないかもしれないが、普通に聴いてもらっても、それは分かる。

なので大まかに聴いても、
「何気ない日々が幸せだったけど、常に別れの不安はありましたー」というのは伝わるので、
サビで「もう手遅れでした」と歌われても、全然流れとしては不思議には思わない。

だから太字の部分の歌詞は、
ぶっちゃけなくてもいい歌詞と言えなくもない。


ただこの太字の部分の歌詞があることで、実はすごく気まずい空気が2人に流れていることやそりゃ別れるわなという部分までが明確になる。


ストローやタバスコが出てくることで、
「別れ話の舞台はファミレスとかかな」と考えられるだけじゃなく、
何かを切り出したくても、どう言えばいいか分からず迷って、意味もなくタバスコをスパゲッティかなんかにかけてたら、思いの外めっちゃ出て焦る、
そんなダメ男な彼氏の姿を見て
「(そういうところよ)」というのを重い目で見て、「(早く言ってよ)」とイライラしながらストローいじりながらも待つ、大人な彼女。結局水かけられるし。


この歌詞があることで、カップルとしての力関係もより分かるし、
『お化けだぞっておどかして』のタイトルに、どれだけの楽しい思い出と彼氏側の失敗が込められているのかが分かり、ハッとできるし、後々の歌詞もいろんな視点で味わえる。

お化けだぞっておどかして

お化けだぞっておどかして

  • め組
  • ロック
  • ¥250


他にも
『500マイルメートル』の
2番Aメロ

傘はこのまま差さずに
まぶたを閉じて
腕時計してたの忘れて
時間が止まる
誰もいないか気にしながら
手と手を広げて
世界の屋根打つ雨のリズムに
合わせて
だっだっだ
水たまりを鳴らす!


これは片思いの曲だと思うのだが、
「本当に君が好き!」という気持ちが、腕時計を思い切り雨に曝して壊れてしまった後悔の気持ちを越えている。

にも関わらず、その気持ちを悟られぬよう周りを気にするし、他の部分では君への思いが叶わないことを雨のせいにしたりしている。

これだけで歌の主人公が、
普段の教室では「べ、別にあいつのこと好きじゃねーし!」と会話してるのが目に見えて、いかに恋愛下手なのかを想像させる。

500マイルメートル

500マイルメートル

  • め組
  • ロック
  • ¥200


このようにめ組の歌世界は、
誰にとっても何でもないところからストーリーを広げ、Aメロでの意外な言動が、サビや題名に関わったりすることで登場人物の指先から、心臓の拍動、キャラクターの背景まで顕著に実感できる歌がたくさんある。


歌詞をわざと曖昧にして、リスナーそれぞれの物語を当てはめてもらうほうが、ひょっとしたら共感を得られやすいし、何より万人受けしやすいはず。


しかし、め組は登場人物の背景まで思い浮かべられるくらい事細かに曲を描く。
「自分達の思い描く世界を全て伝える」スタンスと言える。

なんでもワンタップで、情報の迅速化が求められる昨今において、すごく挑戦的だと思うし、そこにサウンドを当て込んで伝えるのは、かなり難しいだろう。

ただそれを成功させているし、アーティストって本来、それくらいワガママなものだと思うし、作品はお客さんに忖度するものでもなかったはず。ライブはともかく。


そういうバンドに対して忘れかけてた、アーティストの表現力のセンスやテクニックに対する純粋な尊敬をこのバンドは若手でありながら思い返してくれる。

結局解散しちゃったけど、さよなら、また今度ねの時は、それを表現するための楽器スキルが足りないからレベルアップのため休止したはずだし、その反省を経て、め組は個性派だけど、すごくアーティスト性のあるメンバーを菅原さんは集めたと記憶している。

なので演奏力もとても高いし、菅原さんの歌詞だけでは、こだわりの強い「菅原ポップ」は完成していないから、この部分もとりわけもっと評価されてほしいな。

ここで千鳥の例えた件をしゃべる


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そのセンスやスタンスのよさを恐らくロッキン社は早くから目を付けていた。
なので小さいステージながら、全国に向けてめ組という存在や音楽は発信されていたはず。

ただ正直、なかなかもう1つ上のステージに行けていないと感じている。

その理由はやはり展開や歌詞が綿密ゆえ、なかなかトリッキーな印象があり、1分ほど切り取られたり、最初のほうだけ聴くだけだと、あまり世界観が伝わりきらないのが1つ要因だと思っている。
サウンドもとても美しく、ライブもとても盛り上がるのだが、パッと見聴きのイメージでトリッキーなバンドと思われる。(注:色分け意味あります)


ただそれでも僕は、
このまま、め組は続けてほしい。
妙なフェス受けの曲をリード曲にしないでほしい。
その理由こそが千鳥のような売れ方すると信じてるからだ。


別にお笑いを音楽ほど詳しいわけではないのだが、千鳥も若い頃からM-1の決勝組に残る実力派だった。

ただその全国放送のM-1でするネタは非常にシュール、いや正直スベっていた。
結果も4度出て、最下位2回、8位、6位。

本来厳しい予選を勝ち抜いてきてるので、若手時代から生ライブはとても面白く、業界の評価も高かったらしい。
が、当時はTVが全てで誰も認知しておらず、M-1出てはシュールすぎて評価を下げる”日本一つまらない”漫才コンビになっていた。
(元スクールオブロック教頭のいるPOISON GIRL BAND説もあるが)

ぶっちゃけ、当時の僕も何が面白いか分からなかった。
しかも他の番組で見たときもシュールな感じで、大して爪痕は残してなかった。
事務所の期待に対して、相当歯がゆい気持ちになっていただろう。


それが2011年のTHE MANZAIをきっかけにこの磨いてきた「クセが強い〜」ボケが突然、国民のツボに入った。
この現象はM−1の頃のイメージを持つ僕には少し千鳥のブレイクは謎にも感じた人も多かったのではないか。

その大きな要因はノブのツッコミを全面に出すスタイルにしたのが一番大きいだろうが、
今のねちっこく岡山弁でボケ続ける感じは変わっていない。

そのワードも「へねぇ」「おぬし」「智弁和歌山」「スパム」……
クセが強くて、この部分だけ切り取っても何のことだか分からない。
しかしウケた。ねちっこさの妙で。


2000年代後半は「レッドカーペット」に代表されるように、1分ほどのショートネタしかやっていない時代だったので、
たしかにねちっこく、シュールな言葉遣いで笑いを取る千鳥には厳しい時代だったはず。

しかしそれでも地道に業界のレジェンドが評価した得意技を磨き続け、やり続けた結果、時代が変わり、地力のある実力派にチャンスが舞い込んできたのだ。
その頃には中堅で、若手時代に逃したチャンスをものにした結果、今の千鳥があるとみている。



この業界の期待を受け続ける、1分では分からない独特な世界観を持つ感じが、職種は違えど、め組と被る。
色つけたところ照らし合わせたら分かってもらえるはず。(流石に日本一つまらないバンドとは思われてないが)

芸人は昔、何でもTVで評価されてたが、バンドは今、何でもYouTubeで評価されるに置き換えてもいける。

でもやはり最後は本物が勝ち残るはずで、もう一つ上を目指しこまねいている若手バンドの中で、め組はそこから飛び出すバンド枠筆頭だと思っている。


本当にライブもいいんだから。め組を1ミリも知らない友達がライブ見てCD買ってたから!

まとめ

最近、め組は2人脱退し、3人になりました。

さよなら、また今度ねの時は、また違った意味でキワモノ感のある4人だったから、解散しても少し納得できたし、今でも仲良さよう?だったけど、
め組は本当に全員プロ志向が強そうで、そんな5人がまとまっていい感じに上に向かっている感覚がファン目線ではあって少し驚きました。


でもこのピンチ、これは完全に個人的感覚ですがピンチであればあるほど、さらに「菅原POP」は深みを増すんじゃないかと思っています。
そして今の10代の踊るのが好きなライブキッズが成長して、今少し流行りかけている「読むロック」に興味を持った時、その深みにちょうどハマるんじゃないかと思います。


サウンドが天才的にPOPなのと、結成直後からいろんなチャンスをもらってるバンドで見られているので「永遠の期待の若手枠」的な見られ方されすぎで、
め組の文学的側面って、ファン以外に思ったより広まってない気がする。

ただあくまで僕の表現だが、め組の世界観は今最も業界の評価が高い芸人:千鳥を持ってこないと表現できないくらい、面白い世界である。


普段1分くらいでバンドを判断してしまってる人も、たまには4分をめ組に捧げてみましょう。
聴いたときに感じたその「クセ」は、数年後、巷を虜にする「クセ」なんじゃ~

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それでは、この辺で。

悪魔の証明

悪魔の証明

  • め組
  • ロック
  • ¥200

アルカラ×cinema staffがカッコよすぎて衝動的に書いたブログ


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アルカラ、
cinema staff


この2つのバンドの共通点は、
このバンドを好きになってしまうと、
ギターロック=どっちかという方程式から抜け出せなくなるところだ。
どんな若手バンドも介在できないし、
その若手バンドの多くが尊敬する存在するギターロックである。


どちらもツインギター2本(もちろんリズム隊も半端ないのだが)で、こんなに幅広い表情を出せるのかと驚嘆してしまう。
アラート音のように鳴り響いたかと思えば、次の瞬間には別の希望の世界だったり、闇の世界だったりに誘う……
ホントに楽器は4つか?と疑ってしまう。


さらにここに魅力的な歌詞が、
このバンドにはある。


謡曲のように男心と女心を日本語の持つ艶やかさをインテリジェンスに活かす中に、エロス、遊び心、衝動さを見事な配分で表現することで、聴き手の本能と理性を喜ばしてくれる歌詞を書くアルカラ稲村さん、

ノスタルジックな歌詞で常に自分の現在地を教えてくれるような、優しくも背中を突き動かす歌詞を書くcinema三島さん。


特徴は違えど、両者の激しく、時にメロディアスなギターロックをさらに引き立てさせるし、それに埋もれないことが分かるゆえ、歌詞も輝く。相乗効果がすごい。


そんな2組のコラボなんだから、待ってましたという気持ち。
ただ互いに互いの良さを出さなければならないので、求められるハードルは高いだろう。



で、越えてた。


元々仲良し2組。バンド合体というエイプリルフールの嘘も「ありうる」と信じる人続出したとか


上記の通りである(笑)
田原さん脱退したばかりだったし…

対バンはもちろん、昔から度々両者の会話の中によく互いのバンド名が出てる。
スタイルだけじゃなく、どちらも郷土愛が強いというのもその要因なのかな。


今回のMVも繋がっており、
互いのMVのラストには互いが互いの特徴的なリフを弾く(互い今回の曲の初めの部分なんだけど)シーンもある。


そして曲は互いの特徴が思う存分発揮されていた。

優しい光に包まれながらも、どこかミステリアスにギターを鳴らすcinema staffと、


大人な雰囲気を醸し出しつつ、時おり入る遊び心とピュアさも残ってることを示唆するような歌詞をインテリジェンスに鳴らすアルカラ。



互いのファンは今回の作品に満足だし、余計にツーマンには絶対行くという気持ちになれたはず。

さらに、互いの定番曲のカバーと、
本当にコラボした曲が入ってるとのこと!


聴き逃したくないね!


いろいろ雑に語ったけども、まとめ

とはいえ今まで興味が薄かった人は、
技術がー、世界観がー、と言っても、
あまりYouTubeではピンと来ないと思うし、それが互いのファンの悩みの種だと思う。

音の表情の豊かさはやっぱり音源やライブで聴いた方がより伝わる。
かといって変にアピールすると「俺っち、本物聴いてるぜ!」感が出てしまい、
誰でも受け入れるのが魅力のライブハウスという文化をとても大切にする両バンドに失礼に思う。


最近上のステージへどんどん登ってるのだが、年齢が中堅やベテランと言えるこのバンド。
若い子に新規参入にはたしかに少しハードルがあるかもしれない。


そんな不安を解消するために僕が言えるのは、このバンドは常にまだまだ若々しいから安心して聴き始めて。
というところか。

両バンド、いつまでも少年の心を忘れてない、というのは本当にあるんだろうなというくらい、全然攻めてるし、常に新しい。
いまだに新曲のたびに、次の手法にただただワクワクできる。


なのでどこから入ってもファン歴関係なく楽しめる。その上、過去曲の中にはあなたが気に入る手法の曲も高確率で存在している自信がある。

なので安心してにわかでもライブを見てほしいし、特にアルカラ稲村さんの話芸は達者すぎるので期待してほしい。
トークイベントですら行きたい。



かなり取り急ぎで書いたので、
正確な情報じゃないところもあるかもしれないが、もし頭の片隅にこの両バンドの名前が残ったのならば、オススメなので、ぜひライブ会場で見てみてください!

そしてコラボ作品、早く買いたい!



それでは、この辺で。

キャッチーを科学する

キャッチーを科学する

  • アルカラ
  • J-Pop
  • ¥250

奇跡

奇跡

【逆に今】KANA-BOONの『僕がCDを出したら』をレビューした

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↑発売当時のアー写


僕は社会人だけど、
そんなにお金がない。


なのでCDも好きには買えない。
でも情報アカウントとして、
ディスクレビューやライブレビューはしたい。


ということで、
逆に今、僕が持っている中で有名バンドのむかーしのアルバムをレビューしてみようかなと思いました!

逆に今、新たな発見があったりするんじゃないのかと思います。


その第1弾は、

KANA-BOON『僕がCDを出したら』
2013年4月24日発売。
もう5年前にもなるのか。

これを2018年の僕の知識と音楽シーンの状態で、収録曲順にレビューしてみたいと思います。


気になったら今は中古でも買えると思うんでね、買って聴いてみてください。

僕がCDを出したら

僕がCDを出したら



1.ないものねだり

KANA-BOONのみならず、
現代の邦ロックの代表曲とも言える曲。
YOUTUBEでなんと現在5550万回再生
えぐいな。


この曲がバズった背景には、
いい意味での『平凡さ』があったからだと考える。

この頃はネットも生活に完全に定着して、沢山のバンドが出てきたけど、
逆にそのせいで、
どのバンドマンも「雰囲気カッコいい&天才」を演じているのに、
ファンは気付いてきていて、それに辟易し始めていた。
「天才がありふれ過ぎていないか?」
「これは本当に文学的なのか?」と。


そこに出てきた期待の若手のこの1曲は、
何気ないありふれたカップルの別れ話をトントンと進めて、
その先にあったのは「ゆらゆらゆらゆら」の後に一言だけ付け加えただけのサビ。


この低カロリー、お手軽な感じが、
この頃の若者にちょうどよかった。

音楽だけじゃなく、世間からもどんどん高度な進化が求められ、その担い手に若者が勝手にされていく中、
平凡な若者が、平凡な若者の事をありのままに歌ってくれる。

「僕らは大人が期待するほど、難しく考えれない。心が揺れている時は、こんなもんなんだよ!」

ここに共感だけではなく、
「ありのままでもいいんだ」という捉え方をされた結果、このヒットに繋がった。


まぁ鮪さんも当初は、
前髪見えない系マッシュにして、
雰囲気イケメンっぽくしてたけどね(笑)

ただ本人は早々に、
発売前からキラーチューンで「このキャッチーさに間違いはない」と言っていたので、先見の明はあったということでしょう。



そしてこれ以降、ただただあるあるな歌詞をリズムに乗せて歌うだけの「表面上ないものねだり」な曲も増えたが、
さすがに今はそれだけでは通用しない。

小気味いいリズムは当たり前。
そこに刺さる歌詞か、それに追ずる個性がなければ厳しい世の中になった。
小気味いいリズムを使うにしても、reGretGirlくらい大失恋を生々しく歌わないと注目されないのだ。


2.クローン

『ないものねだり』から一転、
一気にひねくれ者の印象を与えた曲。


特別な楽器は使ってないけど、
コーラスや手拍子を多用して、
(こういう真似しやすさも、
今となれば良かったのかもしれない)
より歌詞やギターソロ、リズム隊を、
際立ったものにさせている。


毒やあえての不協和音を入れつつ、
最後は脅かしてもくるし、
『ないものねだり』を正直舐めてて、
品定め感覚で聴いてるリスナーに、
「おら、やってやるよ!」と、
KANA-BOONが挑戦状を叩き付けた1曲。


今聴いても、なんかムカつく(笑)


3.ストラテジー

これは「れからさ」を連呼する曲。


『ないものねだり』とはまた違った角度で、若者の共感を得る曲。
あっちは恋愛、こっちは存在意義という点で。


あんまりエピソードが聞かれない曲。
だが当時のインタビューによると、KANA-BOONの大事にしてたのは「少年性」で、
このアルバムの為の新曲だし、
その部分は歌詞にも演奏にも1番出ているかもしれない。


4.見たくないもの

元々は「ライブ中に携帯見んな!」
という曲らしいけど、
僕は今のKANA-BOONを含めても、
1番好きな曲かもしれない。

さっきも書いたが見た目クールマッシュばかりで、
鮪さんもその中の1人かと思ったら、
想像以上に熱くて男らしく、
アルバム中に惚れ直すレベル。

「こないとさ!」の部分とか、
大サビ前のほぼアカペラの部分とか。
そもそも興味を持ってくれない人に対し、

目を見てくれないあなたのその目を
そう僕は、僕は見たいんです。

なんてよく言えるというか、
揺るぎない熱い自信を感じるね。


また曲の組み立てが今までと違う組み立てで、
それがまた飽きさせることなく、
アルバムを消化できる要因にもなった。

5.眠れる森の君のため

ラード調が流れたとき、
「どれどれKANA-BOONのバラードは?」と、KANA-BOONが業界から今後を試された1曲。
結果はご存知の通り、
「バラードもいけるんかい!」と、
大合格。


歌詞が売れてない頃のKANA-BOONでしか書けないというのは分かるだろうが、
世界観も今のKANA-BOONっぽくない、
憧れの存在というBUMPっぽさや、アジカンっぽさの影響が、売れてスタイルを確立した今では難しいほど強く出ている。

盲目的というか、「君と僕」以外が全く介在しない愛の重い歌である。


だから僕は昔に聴いたとき、

「彼女への恨み節がすげぇな」

と思った。

しかし近年は歌詞の具体性が求められているので、今出しても6曲の中では1番反響があると思う。
KANA-BOONは四つ打ちの元祖っしょ!」というイメージしかない人には、まずこの曲から聴かせてみればいいだろう。


2014年に1つのピリオドとして開催した、
「ただいまつり」というワンマンの時も、
最後に披露された大切な曲。
うろ覚えだけど「やる予定なかったんですけど、ここから新たな夢を作るためにやらなければならない曲です!」
と、MCがあった気がする。

僕は現地で見ていたのだが、
今までは自分の曲として歌っていたこの曲を、ファンの皆の曲にした瞬間に見えて、感動的だった。


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↑ほれ

6.さくらのうた


今年MVも作られた曲。


ここまで5曲、
いろんなことを歌ってきたけど、
やっぱり君が好きだーーーーー!!!!!」
っていうだけの曲。
衝動的に書いたとか。納得。


こういう真っ直ぐなところ。
当時流行りのバンドは、斜に構えてなんぼみたいなところがあったから新鮮だったし、

散々ここまでセンスを見せといて、
最後にすごく子供っぽいというか、
僕らの経験談まんまで良かった、安心したと思えたのが、この曲の爽快感の正体じゃないだろうか。





CD全体レビュー

もう発売当時にはミナホにも3年連続で出ていたし、
賞も獲得して、アジカンオープニングアクトも務めてるくらいだから、
インディーズ界隈では、
この全国流通盤は「ついに来たか」という感じだったんだろうね。

きっと今ならもっと早く青田買いされていたと思う。
でも注目期間が長かった分、
その間に地力が着いて、
今のKANA-BOONの成功に繋がってるとも言えそうだ。


そして売れる前のバンドの1st全国流通盤全てに言えると言えば言えるが、
その数ある1stの中でも、非常に「若さ」に忠実なアルバム。

キラーチューンも入れつつ、
技巧派な曲も入れつつ、
ラードも入れつつ、
叫びも入れつつ、

若い頃の「あれもしたい!これもしたい!何でもしたい!」というのをわずか6曲に上手いこと詰め込んでいる。


自分達の楽しさを優先してムチャクチャに詰め込んでるのに、この爽快感。
このセンスこそがKANA-BOON一番の強みなのではないだろうか。


もちろん今のKANA-BOONは、
ロックシーンの先頭に立つ1組だし、
昔と同じようには楽しめてないだろう。

ただ大人になったからこそ、
手に入れている楽しさだってあり、
そこを今KANA-BOONは忘れずに楽しんでいるように、僕は感じる。


その原点にあるのは、
間違いなくこのCD、
『僕がCDを出したら』

これが期待以上に受け入れられたこと、
ここに尽きると言いたい。




いやー、でもやっぱり、
昔のバンドのギラギラ感はいいよね。
だからインディーズ開拓は止められない。


それでは、この辺で。

見たくないもの

見たくないもの