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FM802「栞」のボーカルがあの6人の理由を考察!


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いや、まぁFM802に所縁があって、
若者に人気だから、
っていうのは、もちろん前提ですよ?(笑)


あと「春の新生活応援」という前提も知ってます。




でもね、あの6人が選ばれたのは、
まだ理由があるでしょ。

それは何か。
途中で栞を挟む必要のない、
僕の短い読み物ですが、お読みください。

尾崎世界観作詞・作曲FM802「栞」MV フルver.(FM802 × TSUTAYA ACCESS! キャンペーンソング) - YouTube




◆みんな声が変!


変です。



変です!


尾崎さんも、GENさんも、
スガシカオさんも、斎藤さんも、
あいみょんも、片岡さんも。


順に、
ハイトーン、ハイトーン、ハイトーン、ハイトーン、スモーキー、低音。
ハイトーンの4カード。


何を持って変かと言うと、
カラオケで素人がこの歌声だったら、
「何こいつ」ってなるか否かです。

好き嫌い、上手い下手はともかくね、
全員なるで。
(↑UNISON SQUARE GARDENオリオンをなぞる』の「”ココデオワルハズガナイノニ”の部分がそっくり!」と言われた僕の経験談)



オブラート被せれば「特徴的」なんですが、
わざわざ「変!」と書いたのは、
ちょっと調べただけでも、
尾崎さん、あいみょん、GENさん、片岡さんは、
自分の声が嫌い・コンプレックス
っておっしゃってたからです。
(ついでに言うと、尾崎さんは、
自分の声に飽きてきたそうです 笑)

残念ながら斎藤さん、スガシカオさんも、
「声 苦手」という検索結果は出ます。



こんな個性的な歌声を揃えたのには、
やっぱり考えがあると思うんですよね。

  • FM802はいわずもがな邦ロックリスナーに人気です。


邦ロック好きって、
音楽的趣味としてはマイナー、
つまり個性的な部類じゃないですか。


「クラスに邦ロック好きいないー!」とか、
逆に「同じクラスの子が!!!!ラハバン付けてた!!!!」

みたいなつぶやき、この春も、
めっちゃ溢れ返ってたじゃないですか。

やっぱ「好きを認められない」ことに、
みんなモヤモヤしてるんですよ。


そもそもマイナーという自覚があるから、

#日曜日だし邦ロック好きと繋がりたい

で、同志を探して、音垢を作ってるわけでしょ。


そしてリスナーのほとんどは、
学生が主体です。

10代の頃って、将来に不安がありつつも、
自分に対する無敵感って、
すごく持ってるんですよ。

本気出せば、こんな世界、
私色に染められるって、
声には出さないけど、みんな思ってます。


同時にその私色が出せないまま、
大人になっていくことも漠然と理解しています。

みんなそこは受け身になってしまう。
だから私色を出すきっかけを待っている。
それが青春。



以上の、
リアルでは私色の趣味と個性を押し殺す、
10代邦ロックリスナーの現状。
あのFM802と尾崎さんが、
分かってないわけないでしょ。


だから、今回は尾崎さん主体ってこともあって、
元々特徴的な歌声がコンプレックスで、
悩んでいた時期のある、
ロックボーカリストを集めて、

「その個性、捨てんなよ。突き詰めろ。」

って、背中を押してる気がした。


実際、尾崎さんは、
インタビューで今回のテーマに、
「後悔」を挙げており、
「後悔と一緒に進める曲になる」と、
おっしゃってました。

その一緒に進む「後悔」。
インタビューでは、
「新生活始めても引きずるものが誰にでもあるもの」
と言っていましたが、
この6人にとって、これからも、
一緒に生きていくって決めた「後悔」っていうのは、
「歌声」もあるんじゃないでしょうか。


そしてその後悔と一緒に進んだ先に、
メジャーデビュー、武道館、タイアップ、
などの”成功”がありましたよね。


最初言った通り、
FM802春のキャンペーンソング」は、
毎回、新生活を始める10代の邦ロックリスナーに向けた応援歌なんだろうけど、

今回のテーマには「個性を捨てんなよ」
ってのも、あるだろうなって、
この6人から思いますね。


なんならインタビューの最後に、
尾崎さんは、このようにも言ってます。

素晴らしいボーカリストのそれぞれの声のお陰で、最高の曲になりました。

わざわざ声って、言ってんねん。




◆スタイルが過去に比べ、そんなバラバラじゃない!(バラバラだけど!)


あとこれもあるんじゃないかと。


まぁでも過去を見たら、
参加アーティストのジャンルは、
もっとバラバラだったかもしれない。
リトグリとかいない。

そこには癖のかたまりである、
尾崎さんが作ったのに関係あると思う。


参加メンバーは、
・GEN(メロコア)
スガシカオ(ブラックミュージックやファン
ク)
・sumika(カントリーとPOPに近いロック)
あいみょん(シンガーソングライター)


クリープハイプと、
UNISON SQUARE GARDENは、
まだタイプは似ていると思いますけど。



感想でも多かったけど、
尾崎世界観とsumika片岡の相性が、
すごく良いのに驚きで。

sumikaを全曲知ってるわけではないけど、
sumikaらしくないような、
少し皮肉めいたクリープらしい叫びが、
とても心に響いた。


でもこの明るいサウンドは、
すごくsumikaに近いっていう(笑)

そしてそれをメロコアのフォーリミ、
暗闇が似合いそうなあいみょんと、
スガシカオが歌うっていう(笑)

でもサビは現ハイトーン2大巨頭バンドの、
クリープとユニゾンっていう(笑)


良い意味で尾崎世界観の作る詞曲の「癖」が、
出たり消えたりした気がしました。

それはやっぱりJ-POPすぎるアーティストにはできない、
癖のあるロックボーカリスト集団だからこそ、
できたんじゃないかと思います。


ここにもやっぱ、
「個性大切に」というメッセージと、
「相手の個性も大切に」という、
メッセージがあると思います。


加えて、クリープハイプがこれから、
バンドに限らず、リーダーシップを取るよう、
変わっていくことも暗示してるんじゃないでしょうか。

バンドに限らず、ね。



◆まとめ


良い曲でした。
これに尽きます。

疾走感のある桜の別れの歌。
今年の春歌で最後の最後に名曲誕生。


でもひねくれ者なんで、
さらに「栞」に込められた思いを、
深掘りした結果、
とっちらかったかもしれません(笑)


ちなみにTSUTAYAでのレンタルも始まるそうなので、
気になる人は音源でも手にいれてみてください。

ひょっとしたらYOUTUBEでは気付けなかった発見がさらにあるかもです。




それでは、この辺で。