邦ロック最前線情報局

元地方勢の目線から、邦ロックの最前線を

「袋とじコンピvol.2も、相変わらず良いに決まってるし」という話


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どーも。
鬼畜なタグ企画をしてしまった(笑)、
遊津場です。

TL荒らしてごめんなさいね。
でもたくさん絡めてよかったよ。




さぁ今回も、

”売れる前から、知ってたし”
https://twitter.com/UreruMaeKara

様とのコラボ企画!

届くまで何が入ってるか分からない。
「袋とじコンピvol.2」のレビュー
です!

”聴いてからのお楽しみ”って、
結構ハードル高いかもなんですけど、
その心配を少しでも拭えたら幸いです!
あとその心配、無用なんで。
理由は第1弾のレビューブログ読めば分かると思う。



大手アカウントで、いろいろされてますが、
ここ最近、運営されてる、
アンダースコアレコーズのほうで、
お世話になるようになり、経験積めてます。
ありがとうございます。


☆☆☆☆☆
「袋とじコンピ」は本体価格0円!(送料手数料あり)
その他、様々なCDを取り扱うオンラインCDストア。
アンダースコアレコーズのサイトはこちら↓

https://urerumaekara.com/


そして前回の袋とじコンピレビューはこちら↓

「袋とじコンピは、良い作品に決まってるし」って話 - 出会い厨より、情報厨




第1弾コンピ、
私、普通に鬼リピですよ。

さぁそんな好評なコンピ第2弾も、
私の元に届きました!


前回とまるで違う!?全体感想

イラストも違うけど、
コンセプトも第1弾とは違うらしいです。
僕が聴いて感じたのは、
第1弾はしっかり地に足着いたロックンロール。
楽曲ごとにテーマは違えど、
明日だったり、君だったりを、
しっかり見据えてる覚悟を感じるロックンロールが詰め込まれた印象。


そして今回の第2弾は、
夢間飛行・夜間飛行のようなロックンロールが詰め込まれてた印象です。
第1弾より、よりリスナー個人の気持ちを、
楽しく、優しく、美しく、
自由にしてくれるような、
目を瞑って楽しめるロックンロールでした。


そして前回と同じように、
外れはありません。

さすが大手アカウントの売れ前さんと言ったところか、
各アーティストのキラーチューンなんだけど、
邪魔はし合わないような16曲を選ばれてます。

そのアーティストの強さやキャラクターを、
客観的に見られているので、
アーティストにはできない選曲です。
完全なリスナー目線。

ホントにすげぇなぁ。
特に今回は繊細な楽曲が多いのに。
それを邪魔しないレビューになってるかしら…


それではレビュースタート!



夢の世界へ?楽曲レビュー!!!


Here(Hear),we go~

  • M1.感想


さぁ、リッスントゥザミュージック!
これを聴くと、着ていた制服やスーツを、
とっ散らかして、ベッドへダイブしてしまいたい度100%
楽曲性なども踏まえても、
米津玄師の描いた1体のキャラクターが意思を持って、ロックンロールを鳴らしている感じ。
米津玄師やヒトリエなんかが好きな人は、
この曲から他の楽曲も知っていってほしいぜ。


  • M2.感想


え、この曲YOUTUBEでもう10万回以上されてる曲ですけど…
この将来期待のバンドの曲が入ってるだけで、
このコンピを手に入れたい人は必ずいる。
あまり語ると、それこそ何かバレそうなので、
ここで留めておくが、
イヤホンで聴くと、改めてこのバンドの持つ魔法に気付かされる。


  • M3.感想


KEYTALKやKANA-BOONファンで、
「どうせなら出始めた時から知りたかった…」と、
お考えの方、朗報です。
このバンドでそれを叶えてください。
問答無用のギターロックと、
まさに邦ロックという男性ボーカルが、
あなたを自然にニヤつかせます。
「知れた!」という優越感から。


  • M4.感想


地下の水槽より鳴るオルタナティブ
聴いているだけでダークで孤独な世界に迷い混み、
普段気にしないだろう、
自分の唾を飲み込む音や、呼吸まで、
聴き終えた後に意識してしまう。
多分それ、バンドの狙い通り。


  • M5.感想


ここまでコンピの曲を順に聴いてると、
もう随分、自分の世界に入ってしまってることでしょう。
となると、現実のつまらんしがらみは、
今脳内で邪魔物になってることでしょう。
それをぶち壊すガレージロックが響きます。
最近は忘れがちな、The birthdayや、
浅井健一のロックを継承するバンド。


  • M6.感想


女性2人組、ギターとドラムの2ピース。
これ以上は他に何もいらない。
それを感じさせる、実はかなりのパワーロック
クールビューティなボーカル・コーラスにも、
うっとりするだろうが、
ラスト45秒の掻き鳴らすギターと激しいドラムビートに死ね。


  • M7.感想


このバンドも去年から知ってはいた。
ただイヤホンから聴くと、
こんな可愛い声してるの?

レムたんですか?(よくリゼロ分かってない)
ただやはりそれを殺さない、
透き通った各パートの演奏と、
世界観のある歌詞あってこそだ。
聴けば聴くほど、性別関係なく惚れる。


  • M8.感想


ワーロックや綺麗な世界観のある曲が続いたが、
ここで少しブレイク。君子の落ち着き。
というかこのバンドの曲が入ると、
心が一旦落ち着かざるを得ない。
お笑いだって、コテコテの関西ばかりなわけにはいかないじゃん?
おぎやはぎのような存在が必要じゃん?
今後おぎやはぎのようにマイペースに、
しかししっかり結果を残す可能性あり。


  • M9.感想


大人に向かう誰もが1度は悩む心理現象。
誰もが知ってるだけに、
多くの人が答えを定義した。
その結果、答えは幾千通りできてしまい、
逆に答えは出なかった。
でも、この曲には誰もが共感するんじゃないだろうか。


  • M10.感想


これほどまでに、
パワーサイケという言葉が似合うバンドもいない。
歌い方にもそのパワーサイケを感じるが、
いやはや男女ツインボーカルには、
こんな活かし方もあるのか!と驚かせる。
他のバンドも気づかんかい。メジャーも含め。


  • M11.感想


宇宙船に乗ってるのかと思った。
サビが来たとき「大気圏突破!Fu~!」って、
感じるはずだ。
果てしない夜を描けるのは、
サカナクションBUMP OF CHICKENだけだと思ってはならない。
インディーズでも十分に描ける奴がいる。
それを知ると、もっと開拓したくならない?


  • M12.感想


A「これ、カードキャプターさくらの主題歌よ」
B「ふーん」

Bは死ぬまで嘘と気付かなかった。
いや、気付いてたが、この曲の美しさの前に、どうでもよくなってたのかもしれない。
…今回は繊細で綺麗な曲多いから、
ついアニメで例えちゃうな。
有名なアニメしか知らないのに。


  • M13.感想


ごめん、またアニメで例える。
これはジブリ
それは聴いたら分かる。
ヒントに遊園地バンドとあるが、
色んなキャラクターと一緒に、
サイドステップを踏みたくなるぜ。
フン、フフンフン♪フン、フフンフン♪


あ、やべぇ。 コンピに入り込んで情緒壊れてきた。


  • M14.


壊した情緒を癒してくれる?
曲名はそうっぽいなぁ。
いえ、さらに壊すんです。
より自分の世界に誘う小さな魔女。
新たな自分に出会うための音楽って、
こういうやくしまるえつこのような音楽かもしれない。

あ、「やくしまるえつこ聴かないなぁ」って人、
いると思います。
ただ、先程のおぎやはぎに例えたバンドもそうなんですが、
予備知識なしの袋とじコンピにおいて、
突然やってくるマイペースな優しい曲って、
破壊力スゴいんです。
だから安心してワクワクしてほしい。


  • M15.感想


あ、ひょっとしてそのまま行く?と、
思ったら、そのまま行きました。
それ、正解です。
あなたの夢間飛行の終わりをしっかり迎えるために必要な15曲目です。


  • M16.感想


ここまでの15曲で、
改めて様々な自分の感情に出会えたはずです。
私はそういうコンピに思えました。
その感情達が最後に手を繋いで、
あなたの夢間飛行の終わりを迎えてくれます。

このコンピで改めて出会えた感想達を携えて、
あなたは明日へ歩き出すのです。

1曲目であなたは全てをとっ散らかして、
音楽を通じ、自分の世界や夢に逃げ込みました。
ただこのコンピを通じて、
夢や夜へ逃げることは逃避行ではなく、今を生きるためのステップだと、気付けたんじゃないですか?


まとめ

最初にも書きましたが、
今回は前回以上に、夜とか夢とかを感じると思います。

つまり表裏一体、
そこには朝や明日という存在がいて、
それを迎えるのが憂鬱な人がいるでしょう。


特にこれから新生活で、
そんな場面、増えます!(断言する大卒社会人)

そんな時にこのコンピはいかがですか?
もう1回下にオンラインストアのURL貼っときますね。


https://urerumaekara.com/



そういうテーマでフルアルバムを作るバンドは、たくさんいます。
ただやっぱ様々なバンドの様々な価値観に触れることができる
コンピという存在にも目を向けてほしいですね。
売れたら、こういうの参加できなくなるわけだし。



それでは、この辺で。