『セプテンバーさん』は「セプテン婆さん」とマジで言い張る友達がいました。
遊津場です。
今月はまずフォロワーさんが増えました。
あるブロガーさんの紹介と、NAVERまとめに取り上げられた効果で、あっという間に3000フォロワーを超えました。
正月にバズった時も1日で300人くらい増えたんですけど、紹介という方法のほうが、こういうアカウントでは最も確実で効果あるんでしょうね。
今後ともよろしくお願いします。
あと洋楽・英歌詞についてのブログも僕史上かなり読まれました。
あまり踏み込んだことのない領域でしたが、あれ書いたことで僕自身が学ぶことが多かったです。
そんな8月に出会った素晴らしい楽曲、先取り紹介バンドをコンテスト形式で振り返っていきます!
◇月間ベストソング大賞!
今月、年代・ジャンル・有名無名問わず、僕が聴いた全楽曲の中から、
メチャクチャいいじゃん!と思った楽曲を列挙します!
前までは大賞から発表してましたが、ちょっと今月は最後に、月間ナンバーワンソングを発表してみます。
☆今月気になった楽曲一覧☆
the satellites「命の唄」Official Music Video - YouTube
○the satellites『命の唄』
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いい意味で不安定だからこそ、この曲のパワーはすざましいんですよ。
がなったり、キレイな高音出したり、落ち着いたり、合唱したり。
そんな不安定を形にできる音楽はロックバンドだけ。
「生きる」ってことは不安定の連続。だがそれがいい。
女性ドラマーの脱退が残念。
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全ての音楽の要素が星野源を前にして屈服してる。しかも今回はSAKEROCK感もあってニンマリ。
これ紅白トリだろ。
最早、星野源はこれ以上音楽で何を目指していくのだろうか。やっぱり世界?
○tacica『煌々』
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若いバンドや若いtacicaの文学性とは違う、大人の、少し色褪せて味が出てるからこそ書ける歌詞が染み入る。
普遍的に美しいバンドサウンドとともに、そういう味わいが変わっていく歌詞が、長らくファンを離さず、tacicaが変わらずメジャーにいる理由。
○SUNNY CAR WASH『ムーンスキップ』
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こいつヤっちゃってんだろみたいな雰囲気があるのに、歌詞とサウンドはPOP。
そういう思考回路が想像できないところに、一部邦ロックファンは「これこそ本物」だと恋をしている。そこにさらに突け込むような新曲。
大体こういうやつは今ステレオガールも推しがち。
○嘘とカメレオン『フェイトンに告ぐ』
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一発屋ではないことをしっかり証明した快作だろう。
『されど~』の時とは、違う理由でもう一度見たくなる魅了感を携えた印象。
それはあらゆる批評に軸をぶらすことなく、自分達のリリックとサウンドを信じきれているからだ。
ライブ見たけど、明らかにぽっと出ではないもんね。
○sumika『ファンファーレ』
○Mrs. GREEN APPLE『青と夏』
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ブログにも書いたけど、やっぱりsumikaが外的要因をもって、さらに1UPした感じがする。
それはこちらも映画主題歌を担当したMrs. GREEN APPLEにも見れた。
特にミセスは持ち前の溢れる若さに、少し大人の目線がついて、曲がさらに締まった感じがした。
- さぁそんな中、今月の大賞は……
Radicalism!
『向日葵が枯れる前に』!
本当にこの前はライブ行けなくてごめんなさい!
Radicalism 「向日葵が枯れる前に」 (Official Music Video) - YouTube
もうこの僕の紹介ツイートが全て、
【紹介バンド続報】
— 先取り邦ロックの遊津場 (@sakidori_yutuba) 2018年8月4日
こんな完全なロックがあるのか
文学的にメッセージを発する歌詞と美しい少しかすれた歌声、静と動の展開、しかし徐々に感情がボーカルも演奏も爆発していき「滑らかでないからこその美しい=人生」をも表現する、4人組となったRadicalism
今までなんとなくロックで泣けなかった君へ https://t.co/ZHdNqLRP1Y
最強のエンディングソング。
3分21秒の「思ってる」以降は神の領域に入ってると思う。
Radicalismはこのアカウント当初から応援し続けているバンドだか、同時に前MV『Goodbye,kyanos』を超えられるのか?と思っていたが、収録epの3曲とこれを聴き、その不安は一掃した。
ぜひ、このエンディングソングから、次の一歩を踏み出してほしい。
◇ベスト先取りバンド大賞!
先月、2,3年後のブレイクを見越して、先取り紹介したアーティストはこちらの12組。
- Youmentbay
- Ribet towns
- ウメイロ
- いつかのネモフィラ
- Rocket of the Bulldogs
- Sleep Slope
- Teenager Kick Ass
- Fancy Girl Cinema
- 秋山黄色
- プランクトン
- ソレチュウ
- ラッコ手を継ぐ。
今月は頑張った。
この選りすぐりの中から特に今月、僕の心に響いたのは……
Fancy Girl Cinema!
Fancy Girl Cinema - Sunday (Official Video) - YouTube
☆紹介ツイートはこちら
「絶対将来ロック史に残る名歌詞を生む」とまず思った。この曲でもタイトルの『Sunday』や途中の"beautiful"にも、とても色んな意味が込められてるはずと思わせる雰囲気がある
— 先取り邦ロックの遊津場 (@sakidori_yutuba) 2018年8月8日
他の曲も英詞や日本語詞がとても踊ってくるように耳に入ってくる。実は一番、人が踊りたくなるロックンロールはこういうのだ https://t.co/XgkfaLTqC5
<さらに深めてみる>
ただただ洋風でという形には感じられず、教わって身に付いたようなものとは違うリズムのセンスをどの曲からも感じる。
「It's gonna be alright」はまぁよく使われる言葉なのかもしれないが、それが頭から離れなくなるのは高い技術とセンスである。
一撃必殺のようなパワーバンドではないが、続けていけば続けていくほど、いろんなミュージシャンから評価されていきそうで、それこそこのアカウントの肝である、3年後の姿が非常に楽しみなバンドである。
※昨日、MASH A&Rマンスリープッシュに選ばれたようです!頑張れ!
他にもベクトルは違えど、独特のロックセンスを感じ、確実にステージを上げているTeenager Kick Ass、10代で大器感のある音や歌詞のキレの良さを響かせるウメイロとSleep Slopeとプランクトン、まちがいさがし2世となりそうなラッコ手を継ぐ。など、どのバンドも良かったです!
授賞式という名のまとめ
最優秀賞のRadicalismには、本当に向日葵が枯れないように、じょうろを、
最優秀先取りバンドのFancy Girl Cinemaには、新井さんのなんかグッズを贈呈します。
Twitterヘッダーが。なぜ。
さてさて、いよいよ今年も終盤。
若い天才がどんどん推されていくのもいいですが、25才前後のバンドマンの後がない必死さってやつが僕は好きだなって、今月はライブ2本見て思いました。
今いろんな音楽紹介アカウントが増えてますが、僕はやっぱりそれを文章で伝えていきたいですね。
それでは、この辺で。