5日で4ライブは時の流れが早すぎる。
遊津場です。
先月は11日にする所属するIMALABのライブでスタッフ、
13日は久しぶりの立ち耳スコティッシュフォールド、
22日はフィラメント企画、
25日に毎年恒例のofuloverのサーキット、
27日にBlue MashのBICCAT企画、
28日に十代白書、
29日にイベンターの企画でセカランに行きました。
いやこう考えるとすげー行ってるな。
ちょっとまた人生の節目となることもあって、
バタバタしながらもライブ欲も解放させました。
新年度の予定も徐々に立ってきたので、僕の続報もお楽しみください!
では、先月のベストソングと先取りアーティストを見ていきましょう!
March's Good Songs!!
【さすがのバンド部門】
○BUMP OF CHICKEN『窓の中から』
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もうそりゃ18祭感動しました。
18祭は参加アーティストに、若者がさらに力を与える不思議な現象があるけど、BUMPも例外じゃなかった。
6分半もあると感じない。残り約1分は急な転調だけど、必要だし、本当にこれからに続く作りなのがヤバイ。
何より、本当に絶望を知っていて、それを25年以上そこに寄り添い歌ってきた彼らだから、音以外の厚みも違う。これならコロナ禍を生きてきた18歳世代も感情乗っけられるよね。
○羊文学『永遠のブルー』
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タイトル通りの青春色、
MV通りのカラフル、
羊文学らしいモノトーンな温度。
こういうのが全て揃っているから、
「叫び続けさせてよ」や「もう一度手を伸ばすよ」という歌詞の説得力が増す。
○CENT『すてきな予感』
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チッチの甘酸っぱい歌詞と歌声はもちろん、生感のある実力派のメンバーが鳴らすバンドサウンドが気持ちいい。
その相乗効果は言葉にし難いほどの良い相性。
ある意味こういうマイペースな感じで、ライブハウスにふんわりしっかり居続けて欲しい。それだけで世界が動き出す予感。
○ミツメ『チョコレート』
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名前は知っていたけど通ってはこなかったバンド。多分、20歳前後に聴いてもノれなかったかも。
このバンドサウンドを楽しめるようになった僕はちゃんと大人にになれたのかもしれない。
そういうちょっとムーディな気分に浸れる。確かに曲名通り甘口なんだけど、渋みやコクさもあって、まぁとにかく世に響いてほしい。ちょっとだけ平和になる気がする。
【今抑えておきたい!若手アーティスト部門】
○ザ・シスターズハイ『真里』
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よく比較されるけども、
自分が青少年だとして、
シンガーズハイはギリギリ親と見れる。
ザ・シスターズハイはギリギリ見れない。
僕は新潟の彼らのほうが刺さる音楽性癖。
○G over『drive』
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今までの彼らの得意のとしていたサウンドや世界観ではあるんだけど、
やはり重ねてきたオリジナリティと、
ついに本人登場のMVの効果もあって、
いい具合にネットとリアルの狭間で鳴っている気がして、強さを感じた。
良い方向にこなれ感というか、バンドとして無形の力が出てきていて、どんな貫き方をするのか今後も注目。
○Bye-Bye-Handの方程式『風街突風倶楽部』
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彼ららしい言葉使いとスピード感はクセになるのはもちろん、なんか聴いてて楽しくなる歌。
季節的に周囲が卒業や旅立ちでセンチな気持ちなっている中、やっぱりどんな時期でも男ってバカねぇと思わす曲を出したバイハンに拍手。
○HATAKE『boys』
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ライブで聴いてビックリ。
めちゃくちゃ良かった。
ただどうやら今月発売のCDにも収録はないらしい。なぜか似たタイトルにはなっているけど。
どのタイミングでこの曲をリリースするか楽しみすぎる。ライブ良かったし、フェスにはいけると思うから。
ちなみに得意のYouTubeでルームバージョンは聴けます。これ高2で作ったのやべぇな。
【ジャンルレス部門】
○ LAUSBUB×Bose(スチャダラパー)『RAP'N'TECHNOTCHI』
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時代を超えたコラボが時代を歌う痛快さ。
もちろんハンドメイドなテクノサウンドと熟練のHIPHOPサウンドは極上。
サブスクで出会ったんだけど、まさかのたまごっちのタイアップ曲だったんだ。バンダイのオフィシャルチャンネルで見たけど、今のLAUSBUBあんな感じなんだ。
○Yukopi 『強風オールバック (feat.歌愛ユキ)』
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曲名の通りです。
月間ベスト先取りアーティスト大賞!
先月、厳選先取りさせていただいたアーティストは以下の6組です。
- Bocchi
- 窓際ぼっち倶楽部
- CUTMANS
- 黒酢ライフ
- funny born
- Re:Evening Mans
このただでさえ相当有望なメンツの中、ベスト先取りアーティストは……
Bocchi!
<紹介ツイート再掲>
サビから始まるこの『言葉だけ』という曲に1秒で心を掴まれたなぁ。その洗練されたサウンドは最後まで続く
— 先取り邦ロックの遊津場 (@sakidori_yutuba) 2023年3月8日
他のEggsの曲も溢れんばかりの熱を上手にコントロールしてるけど、尚はみ出している部分もあるのが、ロックヒーロー性を感じる。そんなの、ライブはどうなんだろと見てみたくなっちゃう https://t.co/P4T4yUPAH1
☆もっと深めてみる
次世代の歌ものギターロックのスタンダードであり、それを高めていく存在になれるんじゃないかというのが大賞の決め手。
ストリングスは使ってないけど、それくらいの壮大さは聴こえてくるサウンドとキャッチーも使いこなせる表現力の高さ。必須である情感たっぷりな歌声もいい。
『言葉だけ』『青い記憶』とどちらのサブスク配信曲もオススメ。とりあえずまずは大阪のTRACK15と対バンしてほしい。
たまたまぼっち繋がりですが、窓際ぼっち倶楽部のネガティブなキャッチーさは徐々に浸透中。今後の活動方針にも注目したい。
黒酢ライフ、Re:Evening Mansの関東10代バンドの完成度の高さは相変わらずでオススメ。最近熱い静岡のライブシーンからのfunny bornは、最近各地でMVが伸びる女性ボーカルバンドのような存在になる未来が見える。
今月も先取り様でした!
あーとーがーきー
新年度っすね!
新しい環境に孤独があるならば、助けてくれるのは音楽っすよ!