あっちゅうまに寒くなる。
遊津場です。
さよなら半袖バンT。
7月に一度スタッフはしましたが、お客さんとしてのライブを解禁した月に9月はなりました!
緑黄色社会×LAMP IN TERRENのツーマンとカンラバ2日目。どちらも大阪の野音。計9組見ました。
もちろんどれも良かったんですけど、LAMP IN TERRENとWOMCADOLEが特にベストアクトですかね。
ただただライブはやっぱり楽しいですし、シンプルに気持ちが明るくなって、日々の生活のテンションも変わります。元が地方勢なのでライブなくてもなんとかって思ってましたけど、求めてしまっていたことに、なんか昔の自分ではもうないのかなと思えてきました(笑)
11月にライブハウスに行く予定なので、今から楽しみです!
そんな9月に聴いたベストソングと先取りアーティスト達をどうぞ!
月間ベストソング大賞!
先月聴いた曲の中での名曲一覧。
大賞は最後に。
○RADWIMPS『夏のせい』
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青春群像劇のような曲は永遠と儚さをどれだけ同居させるかだろうけど、
年々キャリアを積めば積むほど難しくなるはず。
でも音楽に限界を作らず、相変わらずここまで透明感しかない心情を描き切るのは、
逆にもう野田さんどんな生活を送ってるのやら。
9月に発表することも見越して、その特有の涼しさも入っていて、
夏の終わりと、次の夏まで生きていきたいという気持ちにさせてくれる。
○DENIMS『I'm』『Crybaby』
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非常にどの曲も綿密に繊細に気持ち良さを構築して、
「なんとかなるさ」「自分を信じよう」と前向きなメッセージをくれるから、
メロディセンスの良さに加えて、
シンプルに信頼ができて安心ができる。
不安が多い世の中だから、求められる音楽にこれからもどんどんなりそう。
○ズーカラデル『トーチソング』
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分かりやすく名曲製造連発バンドになって、
YouTubeのコメントにも、
「ドラえもんの主題歌しそう」と書いてて、
たしかにあと少しタイミングが合えばスキマスイッチくらい有名になってもおかしくない。
TikTokで話題になってるらしいので、本当に来年は音楽番組席巻してるかもね。
もうじっくり熟成されてるので個人的にはどんな脚光の浴び方しても問題なく活躍すると思ってる。
○SexyZone『RUN』
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元々ヤバい曲とは聴いていたけど、
相変わらずのあまのじゃくで聴いてなかった。
後悔するくらい良い曲ですわ!
曲自体はもちろん、歌声がこのSexyZoneじゃなきゃ成立しない感もすごい。
会社の後輩が大のセクゾファンなんですが、
5人揃って大号泣だったそうです。
ただ本当はライブでサプライズ発表だったらしい。
現地だったらえらいことなってただろうな。
○クリープハイプ『幽霊失格』
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イントロはもう優勝だよね‥
君は幽霊というところまで歌う歌は多いけど、
そこに失格とか、一筋縄行かない人間側の都合の表現力は、
やっぱり1枚も2枚も裏切ってくれて上質。
MV含め優しさはありつつも少し昔みたいに尖っているクリープの姿も見れて眼福、聴福。
○Mr.ふぉるて『恋慕』
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ピアノを使い新しさを見せたバラード。
それで見事に良くて、また末恐ろしさを感じさせたので。
知ってたはずなのに、こんなに歌声良かったけってまたさせた。
○ginger『春のうちに』
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最初から1音1音が暴れ出しそうなのに、
それをグッと堪えながら、結局少し不発弾な感じも残るのが、
本来はアカンような気もするけど、この曲だとドラマチックで良いんだよなぁ。
MVの女性はすごい綺麗だけど、ストーリーは割とえぐい。
さぁそして先月のベストソングは…
ヤバイTシャツ屋さん『Give me the Tank-top』!
ヤバイTシャツ屋さん - 「Give me the Tank-top」Music Video
ユーモアは失わず新たな生命力の象徴にまで「タンクトップ」という言葉を引き揚げた。
その影響はパンクロック好きだけに留まらず、
ロックシーン全体、ひいては全てのもどかしい気持ちに応える言葉になる革命前夜のようで、
いいじゃないですか、もう紅白。
まずはアルバム1位だ!そして今年はNHKホール、来年は三国ヶ丘FUZZからの中継で紅白出演だ!
月間ベスト先取りアーティスト大賞!
今回、厳選先取りさせていただいたアーティストは以下の8組です。
- マハラージャン
- O.O2
- hananashi
- エレガンスハイツポピー
- kokage
- UtaKata
- 菅谷諭杏
- 脳内狂騒
このただでさえ相当有望なメンツの中、ベスト先取りアーティストは……
脳内狂騒!
脳内狂騒のEggsページ https://eggs.mu/artist/Nonai_kyoso #eggsmu @Nonai_kyoso
〈紹介ツイート再掲〉
もう何回か名前だけは出したけど、このアルバム聴いて、ついにもう先取りじゃなくなりそうだと。むしろEggsにない2曲が良い
— 先取り邦ロックの遊津場 (@sakidori_yutuba) 2020年9月25日
各パートの細かな美しさが集まって、1つの大きな景色になる。5ピースがとても輝いてる
宮城は肩入れしすぎと思ってしまうほど広まってほしいバンドがいるの勘弁してほしい https://t.co/BbI2eNqECH
☆さらに深めてみる
Eggsでは春頃から既に席巻してて、とはいえ高校生バンドだから少し様子を見てたんだけど、サブスク配信された『幽』がすごくいい曲で…!
宮城のロックバンドの持つ無垢さ×男らしさにはRadicalismに出会ったり、仙台のイベンターと仲良くなった2017年頃から知ってて注目の県だったけど、また新しい驚きを様々な色が交わった上の黒に無限の可能性を感じました。
ただもちろんまだ高校生バンドなので、ゆっくりと焦らず進んでほしいです。
今月はなかなかバラエティー豊かで大賞決めるのも時間かかった。
マハラージャンやhananashiはもう既に各々話題になりつつあるし、O.O2もkokageもエレガンスハイツポピーもUtaKataもそれぞれオーラの違う歌モノで、この中から1組は一気に飛び出す期待がある。
菅谷諭杏もソロクリエイターとして、打ち込みと人の魅力ですごく心を乗せてくれるものがあったし、今月も先取り様でした!
あーとーがーきー
先月より、音楽プロデューサー今村圭介氏が主催するIMALABというチームでも活動するようになりました。
音楽関係のプロもたくさんいますし、それ以外のライターやデザイナー、映像クリエイターなど多くのカルチャーが入り交じるところで戦々恐々です。
ただまぁいつか僕のオススメも紹介できるようになれば、自己満足ではない効果をアーティストに与えられるのではないかと思います!
合わせてチェックしてもらえると嬉しいです!
それでは、この辺で。