邦ロック最前線情報局

元地方勢の目線から、邦ロックの最前線を

インディーズ開拓アカウントが、47都道府県のバンド・シンガーを聴いてみた!


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タイトルの通りなんですが、日本には想像以上にミュージシャンがいますよね。
もちろんそれは全国各地に音楽好きがいて、その分もちろん「私も・僕もなりたい!」っていう人がいるからなんです。
各地で夢追う若手が歌っているはずなので、一気に聴かせていただきましょうという企画です。

めちゃくちゃ内容長くなる気がするので、ささっとそれでは参ります!

<2021ver追加>

2020年4月28日に公開したこのブログが大変反響いただきました。
ちょうど1年経ったので、各都道府県の内容を大なり小なり更新しました!
ぜひ最新の音楽シーンを感じてください!

<2022ver追加>

またまた昨年も大変反響いただきました。
むしろこれで出会いすらあります。
今年分もできるだけ更新しましたので、ぜひご覧ください!

<2023ver追加>

もはやGW始めの恒例行事です 笑
これで僕のことを知る人も多いみたいです。
もうそろそろコラボとかしたい。

 

<2024ver>

5年目です。突入感エグい。
意外と市の名前は忘れてきてますので地理の復習になりつつある。
最近出てくるソロシンガー、出身が噂ばかりで時間かかる。

 

 

北海道・東北エリア

①北海道

GLAYサカナクション、NOISEMAKER、ズーカラデル、KALMA、CVLTE、Galileo Galilei、THE BOYS&GIRLS、The Floor、マイアミパーティ、挙げればキリがない。

では若手で1番勢いがあると聞かれればChevonです。もう今年は大型フェスに選ばれないこと自体が少ない。来年はもうTVとかも出まくるんじゃないか。Mステはもちろん、M-1のテーマソングまでいってほしい(大のお笑いファンだとか)。
KOHAKUも全国的に活躍しておりフェスで見れる日も近いと思う。First  Love is Never Returnedに関しては今年のビバラに出演。
この1年で若手バンドで大きなニュースを2つ。1つは復活した閃光ライオットででかくてまるい。が優勝しました。もう1つはUMEILOの復活。どんな活動をしていくのか楽しみです。


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青森県

吉幾三人間椅子、amazarashiとかなりコア。いしわたり淳二さんが所属していたSUPERCARも青森で生まれたロックバンドでした。
ミミノコロックにも出演するSWALLOWのアルバムがCDショップ大賞・東北ブロック賞に選出されました。先月末にも新曲をリリースするなど活動が続いています。元りんご娘のジョナゴールドも本格派シンガーとして活躍。クラムボンのミトさんや、フレンズのおかもとえみから楽曲提供されてますね。

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岩手県

大瀧詠一や日食なつこ、佐藤千亜妃、カンザキイオリの出身県。
SBEがアラバキ、男鹿ロック出演と勢いに乗る。全国的な活躍にさらに拍車がかかっている。
FUNNY THINKも全国ツアーの真っ最中で、各地の実力派ライヴバンドでぶつかり合ってます。

かなり若いシーンでいくと、とにもかくにものサウンドの心地良さには注目。上京したびゃんどもEggsランキング上位に入る活躍。なんとなく若いロックバンドが増えていっている気がする。

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秋田県

鴉や高橋優のイメージが強い人も多いでしょう。秋田CARAVAN MUSIC FESは今年も開催。
T.O.C.Aの技巧派ギターロックとFREE CROSSのメロディックパンクは根強い人気。
昨年上京した月刊少年アイロニーも東京のライヴシーンで活躍していて、サーキットライヴにも出演しています。正規スリーピースとなった彼女たちに期待。昨年閃光ライオットでライヴ予選まで進んだイチブンノヨンもいます。
MV『鉄筋コンクリート』が再生回数が6万を超えているペッテルズも秋田からの上京組のバンド。なんと5月26日に初関西だそうです!


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宮城県

メンバー変更後も止まらない活躍の鉄風東京、アラバキ出演を掴んだEverBrighteller、コンスタントに唸る新譜を出すTIDAL CLUBにWITH US、ベスと健在。健在と書いたのは、恐らく20代前半の彼らの活躍もあって下の世代もかなり充実してきているからです。

昨年からパワーアップしてきているヨスガやadmiresは東京のライヴ好きからも期待がある。昨年の閃光ライオットファイナリストhalogenも存在感を示す。
ここに物品販売や透明ピクセルセパゾン、28号、al denteといったバンドも耳に入ってきてます!特に物品販売の希少性は注目。tonari.もいいよね。


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山形県

この県と言えば銀杏BOYZ。9mmの菅原さん、小林武史さんも山形の出身。
Stain hung overのパンクな現場には全国どこでも彼らあり。この1年でまた更にライヴシーンで活躍が広がっている印象。sabatabbyもコンスタントにリリースを行い、期待値は増している。旧作ってバンドの曲めっちゃカッコいい。どんなペースで活動していくんだろう。

探せば面白いジャンルのバンドも多いので、SSWやトラックメイカーももっといると思っている。

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福島県

サンボマスター山口さんや片平里菜さんの出身県。風とロック芋煮会
昨年もMV付きで紹介したつきみはBAYCAMPにも出演するなど活躍の1年。ライヴはもちろん、SNS上でも評判を集めて幅広い層からの支持を得ています。
ureiも実力派ライヴバンドとして全国で活躍。7月の見放題にも出演します。すぐ消えるズ、消えてなくてよかった。zanpanとのツーマンは面白そうですね。

SNS上でバイラルヒットを記録している五十嵐ハルも福島出身でした。


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お次はいすぎで毎年心折れそうになる、

関東ブロック

茨城県

ロッキンがひたちなかに戻ってきます。LuckyFesははオールジャンル感がウリなんだろうね。もちろん出身の石井竜也や石崎ひゅーいも出演。

the quiet room、オレンジスパイニクラブを筆頭に、ライブバンドといえば灰色ロジック、ToyJoy(Lucky Fesオーディション頑張れ)、goomiey、フジロックに出演経験があり、先日フルアルバムが完成した音速ばばあなどバラエティ豊か。


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⑨栃木県

MAGIC OF LIFE、秋山黄色、川崎鷹也、polly、数多くの影響を与えたSUNNY CAR WASHの出身地。syudouは山梨生まれ栃木育ち。
この1年ではソロプロジェクト型アーティストのSPRINGMANが活躍。積極的なリリースとライヴを重ね、先月初の全国流通盤をリリース。奥深いバンドミュージックが魅力のバンド・fusenもミミノコやサカスプといった大規模サーキットライヴへの出演が決まっている。
この1年で気になったのはストレートな歌ものサウンドが心地よいONEDA!というロックバンドや味わいのあるサバノオミソニー

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群馬県

BOØWYやback numberで有名な県。他にはFOMARE、G-FREAK FACTORY、どんぐりず。Ivy to Fraudulent Gameをこの前初めて見ましたがヤバい。絶対もっと売れる。
LACCO TOWERが主催するI ROCKなど群馬から盛り上げていくという意志が強く感じる。The Gentle Flower.とLeaps and Boundsが地元の大型フェスであるKITASAN ROLLINGに出演。タイプの違う2組がどのようなライヴを見せるか。
oldflameの甘い歌声もまだまだ可能性を感じるし、YOUTH、LOFT、サテライトの3組。問答無用に元気になれそう。

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11.埼玉県

the telephonesACIDMAN、ドミコ、KOTORIなど最高なロックバンドを多く輩出。リアクション ザ ブッタはメジャーデビューを果たす。
ライヴがとんでもなく強くなっているペルシカリアや、JAPAN JAMに出演したFish and Lipsに期待が集まる。MOCKENやヨルノピクニックもサーキットライブ出演が増えている。ただ毎年ここに名前は書いていたトップシークレットマンが遂に新たなムーヴメントを創ろうとしている。やられました。本当に4s4kiとやれる。あとはマリースメックだ。イケる。

かなり新世代で言うとミミノコに出演したCozyLand。この勝ちに行き方好き。


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12.千葉県

言わずと知れたBUMP OF CHICKENが生まれた県。佐倉はロックの産地です。
個人的には神聖かまってちゃんも外せない。This is LASTも大型フェスクラス。
ユレニワの解散は驚いたけど、明くる夜の羊、バイリンジボーイ、CULTURES!!!と良いライヴバンドが仕上がっています。JAPAN JAMに出演したSouvenirもいます。

昨年超新世代と紹介したヒノきのぼうとおナベのふた、AoAuは着実にステップアップしているバンドと言っていいでしょう。そこにさらに加えるなら、プライドの高い深夜のコンビニアルバイトと猫の眼というバンドへの期待値は高いです。ENEMY FLECKも第2章にも期待します。


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13.東京

多すぎて、どう書けと…(5年連続5回目)
なんとなく今、下北を1番感じるバンドは、東京、君がいない街かなと思ってます。もう全ての東京のイベントにいるんじゃないかと思うし、その空気感を遠征先にも持ってきている感じがあります。地方のライヴハウスとしても今1番刺激をもらえる役割になっているかも。他の東京のバンドだとBocchiの洗練さやライティライトのアップデートしていく強さにも東京を感じて地方には必要な刺激だと思う。
ただ3markets[]の影響からか、良い意味でしぶといバンドも増えていくのでは。Hwylやウマシカて、Broken my toyboxは良い立ち位置に来ている感がある。


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14.神奈川県

RADWIMPS、[Alexandros]、sumika、SiM、SHISHAMO、マカロニえんぴつとエグいメンツだけど、確かに東京って感じでもないのが不思議。インディーズシーンではレイラ、かたこと、桃色ドロシーの活躍が続いているのも嬉しいところ。
新しいところに目を向けると、サーキットライヴ出演も増えている前髪ぱっつん少年を筆頭に、おもかげ、パキルカといった10代バンドの活躍も増えている。関東は東京ではなく神奈川のシーンへの注目が熱いかも。


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中部ブロック

15.新潟県

My Hair is Bad、ハイスタの難波さんが有名。あとフジロック音楽と髭達、米フェスとフェスも多くある。
終活クラブがメジャーデビューするなど勢いがある。ライヴもそりゃ良かったです。ザ・シスターズハイもカミコベ出演し、山田亮一が「天才」と評した。ミニマムジーク、THE KING OF ROOKIEも全国レベルでライヴを重ねて評価を上げる。Seek meも新体制で歩み出す。
POPな歌モノではマチカドラマもいるし、もちろんSSWもいるし、音楽県といって差し支えなくないですか。意外と東京に近いとは聞いたけど、それもメリットなのかも。


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16.富山県

富山県はドラマーの中村達也さんや黒子首のボーカル堀胃さんの出身県。今年もGWにはONE FESというロックフェスが開催。知名度も少しずつ上がってる。

たまたまニュースを見ていると、富山出身のSAHAjiという兄弟バンドが全英チャート8位にランクインするという快挙。洋楽にしか感じないフィーリングは、とんでもない逆輸入バンドとして話題になるかも。
昨年から紹介しているLe illumineは先日新MVを公開した。相変わらず美しい世界観。


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17.石川県

ミリオンロックフェスもある石川県は中田ヤスタカやフォーリミのHIROKAZがご出身。
プッシュプルポットは大型フェスにほぼ名を連ねるロックバンドに成長。彼ら自身も8月に主催フェスの開催を発表し、石川のライヴシーンの盛り上げに一役買うだろう。Maverick Momも大型サーキットライヴ常連のバンドになった。
BRAHMANと対バンしたアダムとイヴ、今年入って数回「『Lily』って名曲だよね」と聞くアンジーモーテル、最近だとTHEあろーんずにライヴバンドとして期待しています。発狂ボーイズも聴いてくれ〜


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18.福井県

川本真琴、レキシの出身の福井県
福井県福井市発ロックバンド、おかえりは東京中心に精力的に活動中。3月にリリースした新曲『みソラ』は1つ1つの言葉に思いを込めて歌う。
クロトコンの昨年公開した『迷色夢』のMVが過去1の再生数を大幅に更新。水咲加奈も新曲が様々なメディアに取り上げられ、8月にはSpotify O-nestでワンマンライヴを行う。


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19.山梨県

山梨のロックバンドと言えばフジファブリックが有名ですね。レミオロメン復活してくれないかな。ヤングスキニーのかやゆーは富士吉田市出身。あとスペシャの会場です。
Laughing Hickはこの1年で4作のMV、9曲をリリース。大型サーキットライヴは常連で、全国を回るライブ活動を行い、きっちり新規リスナーの心を掴む楽曲を提供している。
コールスローは深夜の東名阪イベント開催。ガールズバンドのTHE GIFTが山梨と東京のライヴハウスで活躍。まだ20歳くらいだと思うけど、骨太なバンドサウンドと重みのある歌詞は時間を重ねるごとに広まりそうだ。


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20.長野県

MOROHAにGLIM SPANKY、アナログフィッシュ、SHE'll SLEEP。バンド結成は東京行ってからだがKing Gnu常田さん、井口さんも長野県出身。REOLも長野出身。ヒグチアイは香川生まれ、長野育ちだそう。

あるくとーーふの活動休止は残念だったけど、若手ロックバンドではビックエディーや改名したhuman.が精力的に全国で活動中。どちらも人間の優しさと不屈さを感じます。ReiRayも忘れちゃいけません。
地力や10代アーティストのクオリティが高い県の印象だし、また閃光ライオット等で沸かしてくれるだろう。


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21.岐阜県

岐阜を語るには地元愛の強いcinema staffは欠かせない。LiSAも出身で熱烈な中日ファンだとか。Sano Ibuki、神山羊、ヨルシカのn-buna、imaseも岐阜出身で、やっぱり新世代の音楽発信地って岐阜だったりします?

ここ1年で注目度が上がっているバンドはumitachiだろう。オードソックスなはずなのに掴み所のない力強さでサーキットイベントの常連になりつつある。Yobahiも独自のバンド活動で活躍中。意外にも今月東京での初ライヴ。arneもライヴ活動が本格的になった印象でOOPARTSのイベントにも出演。SHIFT_CONTROLは『バーンアウト』という曲が好き。


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22.静岡県

イエモン吉井和哉アジカン後藤正文といった偉大なロックミュージシャンに上原ひろみ久保田利伸もいるのが静岡県。崎山蒼志と諭吉佳作/menも間違いなく影響を与えている。
Atomic Skipperがメジャーデビュー後も活躍を続けて、スペースシャワー列伝のメンバーに選ばれる。Bray meもライヴシーンには欠かせない存在。ガッチリとライヴハウスに必要な2組。
CDショップ大賞の東海ブロック賞に選ばれたmatatapiaも静岡。あとは本当に気付かれるだけのクオリティがあります。定期的に有望な10代のバンドが現れてくる印象もあります。マチャさんの情報も気になるし、Paris Tea Partyってバンドも覚えてもらってていいですか?


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23.愛知県 

さぁどのようにまとめましょうか。ねぐせ。はもう武道館です。でらロックにGOLD RUSHにSAKAE SPRINGの大型サーキットイベントは、FREEDOMやTREASURE05Xやメリロといった大型フェスに繋がるから、そりゃ競争も激しくなるわな。見放題名古屋も始まりました。

次世代と言われる中では、ガラクタの『アイラブユーが足りないの』のMVが50万再生を超えて話題になりました。おとなりにぎんが計画、メとメも他にない個性が光って全国にリスナーがいる。cherieも全国リリースが決まったし、ザ・ダービーズなど他にもこの1年で見つけたバンドも沢山書きたいし、もちろんamanojacやmollyにも触れたい‥!
そしてさらにその下の世代もいる。Hello Crowd、No.MEN、ミニマムズとかね。


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 24.三重県

ミュージシャンはもちろん、SCHOOL OF LOCKのこもり校長や、やついフェスのやついいちろう三重県の出身。ヤバTでおなじみスペイン村もあります。
moon dropは大型フェスに定着してきた印象。ミナホのBIGCATも見ましたが、誰も置いて行かない1つ1つ積み重ねてきたことが分かるライヴ。

ミセラ、era、SAME、kasa.、The Moment I Decide、グッド・バイといった名前で固定してしまっていてリサーチ不足を感じていたのですが、未明という10代バンドがFREEDOM NAGOYA出演を獲得。動画見たけど既にこの世代の秘密兵器感がある。マツモトハナノさんというロックなSSWもEggsランキング上位でしたが良い曲でした。


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関西エリア

25.滋賀県

UVERworldT.M.Revolutionの出身県。
ArakezuriがJAPAN JAM、からあげ弁当がビバラ出演と滋賀バンド躍動。誰が最初に櫻坂46の武元さんとフェスで滋賀トークするんですかね。climbgrow、Hyugaもライヴシーンを締める存在だし、街人とBlume popoが復活したのも嬉しいです。

昨年の閃光ライオットファイナリストの極樂万博も活躍を続け、やついフェスにも出演。不眠旅行もふわりと刺す世界観がパワーアップ。最新MV見てみてよ。


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26.京都府

君は10-FEET?ロットン?くるり
今の10代にも影響与えまくりのバンドばかり。もちろん夜の本気ダンスやHakubiもいるし、この1年ではシャイトープとBrown Basketが飛躍しました。
そこに追い付き追い越せ。POPなロックバンドではセンチメンタルリリーやLalaといったところでしょうか。POPと見せかけて、実は切れ味鋭くて中毒者が全国的に増えているのはポンツクピーヤ。もうすぐワンマン。カライドスコープもミリオンロック出演するなど、ここからの飛躍に大きく期待。サーキット出演も増加中のViewtradeもここから更に加速しそうです。

CRAZY BLUES、短編画廊、Madam’s、THE HAMIDA SHE'Sの名前も覚えておいてください。


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27.奈良県

オーラルの山中さんが奈良での暮らしについて奈良市のホームページで話していました。Age factoryやココロオークション奈良県
奈良の次世代はHello Helloと書いてきましたが、この1年で新たな有望株が増えてきています。昨年も書いていたamayo、そしてフィラメントもここに来て着実に関西シーンでの存在感が増しています。今年3月の心斎橋BRONZEでの自主企画も満員でした。
さらに今、Mind Bluemとファジーデイズの2組をよくライヴハウスで名前を見ます。Mind BluemはMVも公開されていて、なかなかグッとくるバラード。
SSWではかわにしなつきがTikTokでフォロワー17.5万人。十代白書で名前は知ってたけど結構すごい数になっていた。

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28.和歌山県

L'Arc〜en〜CielのHYDEドレスコーズの志磨遼平の出身県。キュウソネコカミのヤマサキセイヤの地元でもあり、凱旋単独ライブを行うとのこと。市役所で記者会見してました。

kokageが解散し、和歌山バンドを大阪で見かける機会は減少。もちろん地元のライヴハウスで精力的にライヴをしているバンドもいますが、調べていくと7という女性若手ラッパーが、HIPHOP界隈でもかなり期待の星で、確かにMV再生回数も50万を超えている。和歌山から発信したいという気持ちも感じます。界隈飛び出すかもね。

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29.大阪

この1年はかなり大阪の若手バンドへの注目は高まったんじゃないでしょうか。
ブランデー戦記、Blue Mashの大型フェスへの進出に刺激されているバンドは多いでしょう。TRACK15もJAPAN JAM出演を決めて話題になりました。

サーキットライヴのシーンでは昨年からレトロマイガール!!と606号室は欠かせない存在になっており、そこに三四少女、アンユースレス、夕方と猫などが追随している印象。そこに10代のma℃isterやgrating hunnyが自主企画成功かつ見放題出演も決定していて、また新たなシーンが生まれつつある。
でも大阪の良いところは年齢だけでシーンが変わることは少ないところ。年齢出すのもアレなのでバンド名は伏せますが、個性が熟成されてここに来て最大のヒットをしている!というバンドも多いです。だから誰が将来レディクレのトリを掴むかはまだ分かんない。


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30.兵庫県

カミコベ20周年おめでとうございます。出身のバンドは山ほどいますが、女王蜂とフレデリックが神戸のライヴシーンでバチバチやってたこと知ってる人少なそう。サブスク解禁で話題になったさよならポエジーやw.o.d.も神戸です。

猫背のネイビーセゾンの活躍がこの1年でさらに際立つ。実は昨年リリースがないのが不思議なくらい。HATAKEも名前が広まって勝負の年。komsumeもバズりそうな雰囲気がある。ofuloverの意思はsanetiiへ!
そして今年になって新しく出始めているのはカニバル。十代白書決勝以降も魅力的な対バンイベントにどんどん出ている。他にもMarie's Girl、夜叉子、マーマレードペンギンは現場でちゃんと見た神戸在住者としてオススメします。RED PiLLもベガス以来のあのタイプで全国で活躍する神戸バンドにならんかなと思ったり。


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中国ブロック

31.岡山県

甲本ヒロト、B'z稲葉浩志、藤井風。
もう十分と思わせといて若手バンドもどんどん全国区になっている。
アルステイク、UNFAIR RULE、炙りなタウン、どんどん出てきたのはすごいよね。ほぼ同世代でしょ?地元以外のフェスも沸かせる実力。
GREEN GIRLやグッドナイト流星群の解散は残念だけども、前から書いているthe Hzだけでなく、超右腕、マママ・ダ・マート、ヨークシンといったバンドの噂が関西にも届いている。オルタナ強め県?


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32.広島県

奥田民生浜田省吾吉田拓郎と時代を彩る渋いシンガーが連ねる広島県
bokula.はメジャーデビュー、the 奥歯’sもそれに続かんばかりの活躍。アスノポラリスライヴハウスシーンで全国区になっています。自主企画にYOASOBIを呼ぶRED in BLUEももう見逃せない。
アメノイロ。の解散もあって世代交代を感じつつもゼロカル、Allay Home、build a bond、ミヤコワスレ、SON OF THE COCO、Traffic lightと「SUPER ROCK CITY HIROSHIMA」関連さえ追っておけば大体新しい勢いが入ってきます。
ただそこだけちょっとシーンが違いそうな、おそロシア革命なんてバンドも気になってたりします。


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33.鳥取県

髭男ボーカル藤原さん、ドラム松浦さんの出身県。メジャーアーティストの杏沙子や折坂悠太は鳥取出身、千葉育ち。杏沙子の『瞬間冷凍ラブ』はちょっとバズってたような。

ぶっちゃけなかなかここに書けるアーティストがRoomania以降出てこなかったんだけども、去年jo0jiが出てきた。Spotifyも注目の24歳で、この新しくもモダンでデカすぎるスケール、もういつでもロックフェスを席巻してもよいでしょうよ。続くアーティストがどんどん出てきてほしい。

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34.島根県 

竹内まりやの出身県。髭男は島根で結成ですが、山陰2県のバンドは山陰をあげて応援しているようですね!Saucy Dogのボーカル石原さんも出身で地元の番組に時々出てる印象。
『幾億光年』が大ヒットしているOmoinotakeがフェスの1番大きいステージも狙えるくらいの存在になってきている。フジロックも経験したDNA GAINZはそのOmoinotakeとのツーマンも実施する実力者。エナジーがすごい。tonericoのPOPもSNSで現場で広まっており、サーキットフェスにも出演するほど。さらに『How Many Boogie』をヒットさせたラッパーのSKRYUも島根県出身!
実は結構熱い県になってますね。


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35.山口県

ワイルドバンチは僕も大好きなロックフェス。YOASOBIのコンポーザーAyaseさんはバンドマン時代は山口でゴリゴリにライブハウスでライブしていたとのこと。DOPING PANDAのフルカワユタカさんも出身。LILI LIMIT好きだったなぁ。
県内発のHelloNewWorldは一層ライヴを重ねていたように見えて、11月の新しい山口県でのフェス「Kaikyo Fest」にAqua GeeCharnとともに名を連ねました。メジャーデビューした上野大樹も来てほしいね。
そして今はわたしたちというバンドに注目しています。彼ら中心に山口の同世代だけでなく、広島や福岡も巻き込みそうなのよね。そういう人間力の強さをライブ映像から感じてる。

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四国ブロック

36.香川県

モンバスやサヌコロ、潮騒ロックフェスなど地元バンドにも熱い経験をさせる香川県。ホルモンのダイスケはん、SSWでAdoへ楽曲提供も行うみゆはん香川県
マタノシタシティー、silent sparkle、古墳シスターズが全国のライヴハウスシーンで活躍している。至ってシンプルに現場主義を貫いている3組。


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37.徳島県

邦ロック的にはなんと言っても米津玄師、チャットモンチー、そして四星球の徳島県
以津真天の『余韻愛好性』のMVは3万回再生に。大阪や東京でもライブしてました。
少し名前を聞く機会が増えたのはLaughTONiC。ボーカルのその少年すぎる歌声とそこに合わさる美しいメロディに魅了された人は県外にも多い。
上野優華やMaica_nといった実績のある若手ソロアーティストも。


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38.愛媛県

LONGMANの貢献度はデカイ愛媛県。ベテランのジャパハリネットも忘れてはいけない。オーイシマサヨシも出身は宇和島。TVで取り上げられたことをきっかけに原口沙輔の知名度も上がっている。

PRAY FOR MEは見放題に今年もモンバスに出演決定。愛媛を代表するライブバンドだ。その他地元代表でサヌコロに出たり、ツアーで勢いのあるバンドを迎えているのはNew Sprint。
SSWの出身者では大橋ちっぽけ、Kaco、ちゃんゆ胃もミナホ出演。いろんな引き出しのある曲が多くて飽きない方達。

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39.高知県

1979年にさかいゆう七尾旅人のSSWが生まれている高知県
閃光ライオット決勝進出に代表されるRIP DISHONORの高校生ラストイヤーの活躍は頼もしかった。この春から関西に拠点を移し、早くも数多くのライブ活動で関西のライブシーンのレベルを上げている。四国で活躍するのも素晴らしいけど、関西と四国がさらに繋がるきっかけになるのも面白いかもね。先輩のChimothy→も全国でのライブがどんどん増えている。
Pierceや壁に耳あり少女に夢ありにも期待。Sadamori koukiはSoundCloudで見つけて才能感じた。


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九州・沖縄ブロック

40.福岡県

マルシィがJAPAN JAMのメインステージに立った。一際抜けた存在になったかも。クレナズムは福岡のことを歌った新曲を発表。あと最近の動画がクスッとする。

この1年で全国区に知れ渡っているのは、muqueとジ・エンプティの2組。ツボを押さえるグルーヴを何種類も持っているmuqueはジャイガにも出演。真摯にバンドすることに向き合うことが感じるジ・エンプティはTRIANGLEにも出演。もっと大きくなる2組。
このアカウント的にずっと追っているニイナもSNSで火が着き始める。九州の同世代の代表として一気にいってほしい。LOT SPiRiTS、怪物の涙、Dally's Work、Niiiya、Nuff、めちゃめちゃ若いところではhyakkiとか触れたいバンドは沢山います。


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41.佐賀県

向井秀徳って福岡かと思ってたけど、彼自身は佐賀なんだね。
SSWカノエラナは全国で活躍中。新曲もアニメ主題歌に。
年末に少しインディーズリスナーに話題になったのが犬のやすらぎ。そのパワーポップは好みの人達が待ち望んでいたもの。TENDOUJIとも共演している。
九州出身のバンドマンが「九州にはこのバンドがいるから大丈夫」と言ったのも聴いたら分かるバンドがMake The Pancake。My Past Summerもパワーも切れ味もある。


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42.長崎県

さだまさし福山雅治、バンドではSHANKとBAN'S ENCOUNTERと熱い。川谷絵音の出身県でもある。

Sundue May ClubのPOPセンス、月には行かないの愛あるユーモアさ、魅力女。は新作でそのミステリアスさにさらに磨きがかかっている。村上想楽が全国各地で弾き語りでライブバンド並み。
高校生バンドのマリンブルデージーが見つけられ始めている。すぐにでもアニメ主題歌に使えそうな透明感のある歌声と、POPだけど深みのある世界観。来年の今頃は本州でも見たいな。


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43.熊本県

WANIMAやブルエン、忘れらんねぇよ柴田さんを輩出した熱い熊本県。ワンチャンフェスは誰が出るんでしょう。
Mercy Woodpeckerは昨年『ストロボデイズ』がTikTok上で利用数増える。もちろん精力的なライブ活動も増えて、より熊本を代表する若手バンドに。新たな熊本バンドとしてはEARTAGが九州内で幅広くライブを重ねていて、こちらはもう関西や東京にも呼ばれるでしょう。
数多くのアニメ主題歌を担当するMyukも熊本出身。


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44.大分県

ircleの休止は悲しいけど、SIX LOUNGEはヒロアカの主題歌を担当したり、新たなステージにも行っている気がする。その2組のバンドが好きならSleeping Girls、My Peaceの同郷の期待のバンドも好きになれるはず。バニラズの牧さん、長谷川さんも大分。
THE HOLDENは昨年このブログを書いた時に「大分はそりゃ俺らだろう!」って書かれた気がします。もちろん県外での活躍も続いています。どこかでLycoRisというバンドもオススメされたんですけど良いバンドですね。新曲が特に。
the twentiesという個性派も忘れちゃいけないぜ。

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45.宮崎県

鬼束ちひろいであやか黒木渚、みゆな、と活躍する女性SSWを多く輩出する宮崎県。
バンドではMINAMI NiNEやベランパレード。

昨年まではこれで宮崎情報が止まっていましたが、思想に溺れた夜というバンドを発見。生で聴きたくなる歌声と演奏。この前は東京でもライブをしていました。
加えてシンガーソングライターvenoの『ミッドナイト魯肉飯』が25万回再生超え。ファンクなPOPで引き込まれている人多数。

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46.鹿児島県

結成は東京だけど雨のパレードもメンバー全員鹿児島。一時代を築いたガールズバンドGO!GO!7188は鹿児島結成。他にも長渕剛中島美嘉にwowakaに音楽シーンに影響与えた人を沢山輩出。上白石姉妹やReoNaもいて多彩。2021年にメジャーデビューしたSSWしおんあいも普通に有名になりそうだ。バンドでは花想いに引き続き注目。4月には新曲もリリース。東京でもライブしていました。

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47.沖縄県

MONGOL800ORANGE RANGEHYなど名だたるバンドを輩出する沖縄県。ジャンルを超えると最近の大ヒットを記録しているのは由薫、HIPHOPのカリスマAwich。
ヤングオオハラ、奢る舞けん茜、1MC 1Drのシシノオドシはこの1年も健在。ヤングオオハラは今年TOKYO CALLING、ムロフェスが既に決定。4人となった今年目を離せない。
この1年での新星ではHOMEというバンドに大手音楽メディアが反応。全国のハイセンスなバンドとの対バンも止まらないし、SYNCHRONICITYにも出演。鳥取のjo0jiと同時に見つけた時は世界見えちゃったなぁ。

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まーとーめー

 

つーかーれーたー!(笑)

でもあなたと若手アーティストの距離、つまりはライブハウスとの距離が縮まればと思います!

それではこの辺で。