元旦にバズりちらかす(2年ぶり2度目)男、
遊津場です。
「FACTも復活してほしいね~」とつぶやいたら、これでもかと「あれも!これも!復活してほしい!」が引用リツイートで鳴り止まない。
自分が参詣場所になった気分でした。
新年の願い、願う場所間違えてるぞ。
そして今年からサブスクデビューしました。
国内の邦ロックに強いと聴いたので、AWAを使ってます。
新規開拓というよりは、今、単純作業みたいなのがシーズン的に仕事で多いので、その際のBGMで結構重宝してます。あとはradikoもね。発見が多くて入れてよかったです。
ただそれでも僕は本当に欲しいのは買うか、TSUTAYAで借りるかして、
旧式ウォークマンに入れることを辞めないだろうなぁ。
これはもう性です。仕方ない。
それでは、今年も月間ベストソングと月間先取りアーティストを紹介していきます!一応大賞も選ぶよ!
月間ベストソング大賞!
最後に紹介するのが大賞で、その他は先月にめっちゃ良いと思った曲です。
◯postman『揺らめきと閃き』
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まずライブで見て、これはpostmanを遠くに運ぶな、という印象を抱かせるほどの強い曲だった。
閃き、アイデア、ユーモアと言った単語を使って、過去の邦ロックに負けないエモさやメッセージ性を出しているというところに、新時代のリリックセンスを感じた。
流行りの10代バンドや25才以降のバンドに挟まれた、postman、ofulover、atelier roomといった代が、今年どんな活躍するかでシーンは変わっていくと思うんだよね。
◯Foods『Dry Fruit』
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多くのユーモラスさと個性を携えたソロアーティストが増えてきてるが、僕が先月から一番頭に残っている曲。
ここを押せばどんな音が鳴るのか、どんな動きをするのかっていう聴いてるだけでワクワクさせながらも、しっかりと随所で歌い上げてたりするのはズルい。
◯Eve『白銀』
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今年のJR SKI SKIテーマソング。
どうしようもなく真っ白で、スキー場の楽しいムードが否応なくにも伝わってきて、すげぇ冬の青春のワンシーンを描いているなぁ。真っ白が焼き付くってこういうことかって思った。
Eveというアーティストが、より広い層に好かれていきそうな1曲。
◯POP ART TOWN『スターゲイザー』
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またこれもまだまだ地下のライブハウスでがんばる関西のインディーズバンドの域のバンドが、とんでもなく天井を切り裂くような必殺魔法を放ったなと。
トレモロのように震えるなるおさんの歌声がPOP ART TOWNの培ってきたキラキラPOPとギターにメチャクチャ合う。これはドラマ主題歌にならないといけないぞ、民放各局。
◯LAMP IN TERREN『いつものこと』
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テレンの良さは、本当に地に足着いたあくまでノーマルな曲の良さだけで愚直に勝負するところだと思ってるけど、
そんなバンドがアコギで自分の本物の日常を歌うことで勝負してきたら敵うわけないよな。
「新曲を作る」ということの真摯さを描いたこんな曲って、あんまり聴いたことないし、なんだか松本さんのペンを一緒にとってるんだな…とファンは嬉しくなるだろう。
◯CENTRAL DOGMA『僕たちのすべて』
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本当にこの曲は聴いてほしい。
一昨年、当時高校生の彼らを先取って大正解でした。
まさに今、サーキットに常連になりつつある若いバンドが好きな人には、いわゆる刺さる先進性と共感、将来性があるはずだ。
物語のように紡ぐ、青春の熱の行ったり来たりが、今のシーズンにも絶対合うし、一筋縄ではないバンドになっていくことが分かるはずだ。
◯オレンジスパイニクラブ『イラつくときはいつだって』
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今年の最注目若手バンドの1組、オレンジスパイニクラブの満を持しての全国流通盤は超名作でしたー。
『キンモクセイ』で最高にオープンしたかと思えば、彼らの福島時代、ドーテーズ時代からの日々と、それを彩った周りの人々達への思い出が詰まっていて、一緒に歩んでいく気持ちになれた。
今年も全国の『敏感少女』と突っ切ってほしい。やっぱり名曲だわ。
◯[Alexandros]『Philosophy』
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やっぱり18祭の曲ってズルいよな…
コンセプトソングと言えば、コンセプトソングなんだけど、そのコンセプトがバンドにとって最も原動力に近いものだから、ドロスはもちろん、今までのバンド全部何か別のブーストが付いているよね。
でもやっぱり完成には、バンドとしてそれを受け止めきれる「格」がいる。
それがあることを改めて証明した。
そして、今回の月間ベストソング大賞は……
SHISHAMO『曇り夜空は雨の予報』!
静かにアカペラから始まり、キュイーンっていうシンセかな?のサウンドに否応なく引き込まれた後、「あぁ、宮崎朝子って、SHISHAMOってこういうバンドだったなぁ……」ってすごく思わせて。
だからこそこの曲が本当に救われたときの思いを歌ってるんだなっていうのが、伝わってきてとてもこっちも救われた気持ちになれる名バラードでしょう。
よく知ってるファンならSHISHAMOのキャラクターというか、本音みたいなのは知ってるんだろうけど、少しPOPさみたいなのが先行しているイメージが世間的だと思う。
それゆえ彼女達の等身大の、「幼い女だと思われたくない」みたいな気持ちも膨れ上がってたのかなぁというのは、曲とかインタビューでも感じてたところでした。
でもその中でもピュアに想う気持ちが出てきて、いやぁ同年代は救われるって気がするね。
同騒会でも暴れてほしいよ。
月間ベスト先取りアーティスト大賞!
今回、厳選先取りさせていただいたアーティストは以下の8組です。
- ユメゾメ
- ANVITAUPE
- Rainscope
- Conton Candy
- escapes
- 少年のように
- eel
このただでさえ相当有望なメンツの中、ベスト先取りアーティストは……
<紹介ツイート再掲>
主人公の視点が簡単に想像できるので、めちゃくちゃ引き込まれるソングライティングはストーリーテラーの素質を感じる。そもそもの歌の力がどんどん話題になりそうで、いろんなシーンのお供になる曲を作っていくだろう
— 先取り邦ロックの遊津場@2/23東京企画! (@sakidori_yutuba) 2020年1月18日
加えて精力的なライブもこなしているので、『君の街まで』届いてほしい https://t.co/vQT4hlObc8
☆さらに深めてみる
目先のインパクトやノリの良さに頼らず、ちゃんと言葉やストーリーに合わせた時間の使い方をしているのが、個人的に好印象すぎた。
ちゃんとその言葉が相手に届くまで丁寧に4人で紡ぎ、歌い上げる…
しっかりとした軸がないとできない。
ただ同時に若者に本当に愛されるバンドになるには、必要不可欠だと思う。osageなんかがその筆頭か。
Eggsの3曲どれも素晴らしいが、「あのね」という言葉が優しくも忘れられなく響く『あのね』という曲は聴いてほしい!
その他にも既にEggs週間ランキング1位のConton Candyはブレイクの可能性を秘めてるし、eelも一気の飛躍が期待できるヒーローシップがある。
関西ではANVITAUPEの楽曲の強さは折り紙付で、Rainscopeもじわじわとその世界観が広まりつつある。
escapes、少年のように、ユメゾメも関東のインディーズフリークは今年ほっとかないだろうし、今月も先取り様でした!
まーとーめー
ということで今年もよろしくお願いします。
そして今月は23日(日)に東京で企画をしますので、このブログを読んでくださったそこのあなた!もう取り置きしときましたからね(笑)
今年はサブスクを使っていろいろ面白いことが動きそうです。
その他、いろんなお誘いは常に待っているので、手伝えることがあればよろしくお願いします!
それでは、この辺で。