タイトルの通り!
僕の選んだ今年出会った曲ベスト20!
名前で分かる通り、
他の人よりはインディーズが多めかもしれませんね。
それはうまく言えば、メジャーだからどうとか、売れてるからどうとか、そんなの一番無視できてるランキングなんではないでしょうか?
まぁ結構、有名曲も多いんですけどね(笑)
たまに出る「この曲なんだ?」は是非聴いてみてください!
今年は企画打ったり、Eggsで記事書かせていただいたりで、本当にサラリーマンしながらいろいろ経験させていただきました。その視点も楽しんでもらえれば何よりです。
それでは、どうぞ!
20位 Hakubi『午前4時、SNS』
賛否両論だとは思う。
もっと壮大なテーマを表現できたりなど、技量とセンスが抜けてる歌は正直ある。
しかもSNSをテーマにすると、特に大人やネットの匿名で偉ぶってる人は、
「しょーもないテーマやな。もっと器広く持てよ 笑」と、嘲笑されることがある。
しかし、そんなちっぽけな問題だとは"分かっているけど”、
それが自分の存在や価値観の全てを闇で覆いかぶさる感覚に陥るのは、
今を生きる若者、特に活動にネットが必要不可欠となったバンドマンなら何度も直面する。
その闇をそれでもなお全力で潰そうとする渾身の曲。
それに対して何か別の苦しみと比較することで安心する、人の痛みの分からないリスナーになるくらいなら、
平和に生きられなくても、この曲を大事にしたいなと強く思えた1曲です。
『自分自身の肯定、存在価値の確認作業の音楽を誰が聞くんだ』
19位 PELICAN FANCLUB『ベートーヴェンのホワイトノイズ』
PELICAN FANCLUB 『ベートーヴェンのホワイトノイズ』Music Video (full ver.)
地球上のマイナスイオンを集約したような澄んだギターサウンドと歌声に、
ベートーヴェンと自分を対比させる心の彷徨っている感じが、
心をゾワゾワと揺さぶってくる。
アニメ主題歌となった『三原色』も肉体に宿る魂を感化させるような良曲だったが、
個人的には「心」「たった一つ」「人間」というシンプルなフレーズが、
次第に中毒性を持ちながら今を浄化していき、未来の視野を広げてくれるこの曲のほうが、ペリカンの進化を感じたし、虜です。
タイトル、カッコいいよね。
『心なしかどうかしていた
堂々巡り どうかしていた
たった一つ忘れていた
ベートーヴェンも人間だった』
18位 SULLIVAN's FUN CLUB『PINK YELLOW BLUEZ』
SULLIVAN's FUN CLUB - PINK YELLOW BLUEZ(MV)
10代アーティストの最高峰を決める『未確認フェスティバル』の今年のグランプリバンドで、
ギリギリ先取り紹介バンド。
一見の通り、サウンドは爆音と衝動性がウリのバンドでもある。
しかし実はとてもあったかい言葉をハンドメイドしながら積み上がってるから、
爆発しながら曲名みたくカラフルに体内の血液を彩っていくような優しさがある。
そこに4人の信頼関係を感じるサウンドもあり、甘酸っぱい記憶を呼び起こす効果も絶大だ。
その特徴はこれからもどんどん進化していきそうだし、
何よりその積み上がった愛おしい感情を、
ライブでは粉々に崩す気持ち良さに、
ハマる人は急増するだろう。
『心じゃいつも
君に好きと
言えるのにね
この胸をずっと
締め付ける
淡い目をそらさないで』
17位 ハンブレッダーズ『銀河高速』
「バズらなくていい」という言葉通り、
ギターの吉野さんの正式メンバーからの脱退もあって、
本当に苦しい胸の内と、ファンへの感謝だけに従って書いたんだろうことが伝わる1曲。
フレーズのフックだとか意図的にものが本当に感じなくて、
あのムツムロさんが歌詞にTik Tokという言葉入れるところに、「今」にしか向き合ってないことを感じた。
誰にとっても躓いた時にも応援歌になる歌。
『続けてみることにしたよ
走る 銀河高速』
16位 オレンジスパイニクラブ『キンモクセイ』
オレンジスパイニクラブ『キンモクセイ』Music Video
シャイと気怠さもこれでもかと出してるのに、
時折、ポロっと、ボロっと溢れる本音の純愛が“もう最高”。
キンモクセイの花言葉は「謙虚」「初恋」「真実の愛」…
心臓弾け飛ぶほど愛してるくせに、
実際は手を握るのも恥じらってんだろうな〜
女性側からしたら、こんな彼氏がほしい、
男性側からしたら、こんな歌を歌ってあげたい、
それが脳内で擬人化できるほどキャッチーなワードが多い。
でもこのバンド自体はアングラすぎず、でもラブソングの香りだけはしないというのも、非常に魅力的である。
『やっぱビビッときてるよ
君のイメージ金木犀よ
香りまで妄想しちゃうなんてバカね』
15位 ircle 『ラストシーン』
ircle「ラストシーン」Official Music Video
ircleがこれからも突然バカみたいに売れることは実際難しいだろうし、
僕もバンドはライブハウスが絶対みたいな思想は元地方勢として苦手なんだけど、
それでもこのライブハウス代表のこのバンド、この曲に出会ってないのに音楽ランキングは作れないよなぁ、
とさえ思わせる1曲です。
『最後の最後の1秒に
会いたい人が浮かぶか
会いに行こうぜ
伝えて死のうぜ
その目を開け
フィクションじゃないんだろ』
やはりircleまでになってくると生命も含めて「終わり」というものがより具体的に迫ってくる感覚がありそうなもんだが、
その強大なテーマへ、積み上げたロックンロールで風穴を開けるために、
売れてるバンドも含めたそこんじょそこらのバンドを大きく置いてけぼりをくらわせた曲。
14位 TK from 凛として時雨『melt (with suis from ヨルシカ)』
TK from 凛として時雨 『melt (with suis from ヨルシカ)』
聴いているだけで、自分が禁断の愛をしているような、
聴いている途中に触れられてしまうと崩れてしまいそうな、
聴き手を砂にする1曲だ。
砂になった僕らも、
曲の中に出てくるギリギリ細い糸で縫い合わさった2人とともに、
深い深い海の中に沈んでいく。
完全に現実世界から閉ざされる。
これが臨死体験ってやつか?
生き返りたくないけど、生きたくなる。
ヨルシカとのコラボも含め、ソロならではの尊さがある。
『暗闇と光を縫い合わせた
曖昧な 愛みたいな感情に会ったんだ
匿名の夜にしか息をしない
永遠よ 永遠よ 僕らを飲んでくれ』
13位 女王蜂『Introduction』
『火炎』とすごく悩んだが、
今年発売のアルバムを通して聴くと、
この曲のほうがよりアヴちゃんの悩みを越えながらも立つ姿が鮮明に思えた。
ただどちらの曲もサビが歌詞のないメロディの部分で、
この1曲の中にもコース料理があるような完成度の高さに完全に踊らされた。
そしてまぁ完全に女王蜂に今年で惚れちゃいましたね。
この曲も軽快だけど、タイアップなども通じて今までの麻薬性からさらに1歩進化した親和性がついに僕を縛り上げたんだと思う。
アヴちゃんだけではなく、
他の3人のメンバーやスタッフも器用で美的感覚に優れていることを知ったので、
ライブに行ってみたい。
『おままごとはもうおしまい
ガラじゃないからタダじゃ帰さない』
12位 秋山黄色『夕暮れに映して』
秋山黄色、底知れず!
今までの宅録的なサウンドから、
ピアノとバイオリンなどのストリングスなサウンドも合わさったけど、
その美しさに負けないエモい歌詞と、
そこにさらにノイジーなギターを合わせ、
全てを強調させる一人のアーティストの底が見えない1曲。
ついに物凄いスピードでゴールデンタイムのドラマ主題歌にも抜擢されたが、
この1曲から幅広い守備範囲を感じたので僕は不安はない。
『時間を金に変えた
金をお酒に変えた
もうなんもなくて笑えた
面白いけど楽しくないって普通かい?』
ここの部分とかフリーター臭さもなくなってないし、好き。
あとはメディアが変に米津玄師に絡めた宣伝とかは止めてくれよ…
11位 赤い公園『Highway Cabriolet』
赤い公園「Highway Cabriolet」Music Video
上半期ベスト10でも書いたが、
大和撫子的な言葉の柔らかさ、石野さんのボーカルセンスと、
津野さんの描く和洋折衷的なロックサウンドが、今年1年聴けば聴くほど病み付きにしかならない。
もう初っぱなから空耳している彼女に、
男だけど「あ〜れ〜」と芸者遊びされてる気分ってこんな感じなのかな。
熱帯夜も…エロい。
「石野理子が今赤い公園にいてよかった!」みたいなコメントが溢れてるけど、
この人を選ばない艶やかなサウンドは、
日本語の歌詞のままでも海外にもウケそうな気がする。
『唇にちょっと携えた余裕
CarWindowはまるで超高速の映画
優しい目尻、射るような視線
どうにもならない熱帯夜』
10位 KANA-BOON『まっさら』
今年いろいろあったけど、
それを差し引いても彼らの底力を知る1曲だ。
アニメタイアップではあるんだけど、
彼ら自身がもう一度30歳を前に、
まっさらになりたい気持ちも乗り移っていると感じる。
しかもKANA-BOON らしい爽快なサウンドと言葉のリズムでそれを強引にまで引き寄せようとしているのが、
チャーハン作り始めた頃から知る1人としてカッコよく感じるし、
『もう一度』と歌う部分には本当にあらゆる一人一人を力強さで屈っせさせる。
3人となった彼らがベストアルバムツアーと同騒会を通じてどう変わるのか。
2020年注目バンドである。
『誰だって独りの夜から
心の願いを聴くものだろう
もう一度 話せたら 触れられたら
ただ溢れて』
9位 Broken my toybox『おかえり劣等生』
Broken my toybox 「おかえり劣等生」【Official Music Video】
ランキングに謎のインディーズバンドが出てきたと思ったら、とりあえず聴いてみてほしい。
僕はこのギターの入りにすぐノックアウトされた。
捉えどころもないままにバンドサウンドが流れていくが、
ハイトーンボイスなボーカルからは誰もが感じたことのある、この日常の仕組みへの違和感が止めどなく溢れてくる。
そして最後はあなたとの周波数が合致して、貫いてくれる。
今年はサーキットイベントへの出演も増え、
Twitterにアップされるライブ動画の力強さは常に驚かせてくれる。
どんなバンドでも救えるわけではない孤独の刹那的瞬間も手を差し伸べるインディーズバンドがいることを体感してほしいな。
『おかえり劣等生 僕らの言葉を述べる時だ』
8位 オレンジスパイニクラブ『敏感少女』
まさかの2曲目のランクイン。
もう『キンモクセイ』以上に驚いた。
元々の姿はこっちとかそんな論議はちっぽけで、
本気で「届け」が願っている曲は年に何曲この世に生まれるのだろうか。
こんな暴動的に加速するラスト行く前に、何度か緩急を見せてるというのが、
このまだ何の手もついてない現状と、かつ自然体で発生しているのが強すぎる。
すぐこんなに知られるようになるとは。
今後も付けられるイメージを飄々とぶっ飛ばしてほしい。
『まだ脳を彷徨く衝動
寝ても鳴らすギターコード
浮かんだ文字口ずさむメロディー
掃いては捨ててを繰り返してた
幾度なく産み捨てた言葉と
研いだ音符が俺に言う
もう一歩もう一歩歌う
届け届け敏感少女』
7位 BUMP OF CHICKEN『流れ星の正体』
この曲自体は正直ファン向けというか、
入門してすぐ「やばい」となる曲ではないと思う。
でもアルバムの話になってしまうんだけど、アルバムの収録曲はほぼ全てと言っていいほど、
何かしらのタイアップが付いていた。
だからこそ「バンプの歌いたい歌」は少なくなっているんじゃないか?
バンドというよりは案件に応えるクリエイターみたいな、
ちょっと別次元に行ってしまったのではないかという不安があった。
しかしまさかのそんなことはなく、
例えるなら凡人には理解できない惑星旅行に行ってもなお、
地域のお祭りにちゃんとお土産を持って帰ってきてくれたみたいな。
ともかく彼らが僕らを忘れることはなかった、
ということがどんな困難にまみれても証明してくれたのが嬉しすぎた。
僕らはBUMP OF CHICKENと同じ空の下に生きていた。
『お互いに あの頃と違っていても 必ず探し出せる 僕らには関係ない事
飛んでいけ 君の空まで 生まれた全ての力で輝け』
6位 トップハムハット狂 『Princess♂』
僕もヒップホップが流行っているのは僕も感じているし、出会っているが、
最強はこれにしました。
前作の『Windy Indie』が爽快感しかなかっただけに、振り幅にも驚く。
もうこの最悪なお姫様で1本長編アニメ撮ってくんねぇかな。
オタサーの姫は歌詞に出てくるけど、
まぁ本当にいろんな界隈、業界にコミュニティの輪を乱す輩はいるよね…
男女、年代関係なく…
それは本当にMVのあんな風に薄っぺらでキモいのです。
トップハムハット狂のように、痛快に生きていきたいものですなぁ。
現代の理想的代弁者。
『人畜無害な面したサイコパス It's me』
5位 3markets[ ]『社会のゴミカザマタカフミ』
ゴミ袋が似合うバンドとか彼らしかいない。
ヤバTや打首獄門同好会とは、真逆なベクトルだけど、負けないくらいオンリーワンであることを示す1曲。
彼らをコミックバンドと最早言う人がいないのと同じように、
数多インディーズバンドにいる“鬱バンド”とは、一つ上のステージの、
例えるのも不穏で形容しがたいが、確実にバンドの新たなスタイルを拓いた。
そこを絶妙に不安感と安心感で煽るギターロックを鳴らすのは、実力派ライブバンドの証明。
この旅路の先にハッピーエンドを期待……するのは正解か、不正解か。
『一生夏休み
一生夏休みしてる
一生夏休み
人間としてホントゴミ』
4位 King Gnu『白日』
新しさ。
美しさ。
妥協のなさ。
アウトロー。
圧倒的技量。
スルメ曲。
日本語の、日本人らしさ。
ミステリー、ワクワク。
蒼さ。
何を入り口にしても許される曲。
誰もが拾える新世界の扉への鍵を落としていったように感じた。
2010年代、従来のJ -POPがAKB商法もあって熟成した頃、
同時にメデイアや数字ではなく、
自分達で新しくてカッコいいと思えるものを探す風潮が強まったと思うんです。
そこにSEKAI NO OWARIや米津玄師、Suchmosなど、
よく考えればまぁまぁ異質な彼らが流行った背景があると思います。
そしてそのポジションをKing Gnuが勝ち取る。
そしてこの曲は日本語の持つ厳かな美しさが過去の「新感覚の音楽」より出ていて、
すごく日本人の心を惹いた曲になりました。
『Slumberland』とのギャップも凄かったしな…(笑)
『真っ白に全てさようなら
降りしきる雪よ
全てを包み込んでくれ 今日だけは
全てを隠してくれ』
3位 MINOR THIRD『セッションが苦手な僕でも』
それはもう爆風に飲み込まれたような時間と出会いだった。
しっかり導火線の近くまで引き寄せられ、
まず最初の爆発から、歪んだキーボードによって走馬灯を見せてくれる。
リスナーのくだらない思想・妄想・幻想が爆散した後に、裸の心臓の深くまで入り込んでくる彼女の歌声が、またそこで爆発!
既に四肢が飛び散った耳に聴こえてくる「爆ぜたい」思いが詰まったメロディは最後、跡形も残してくれない。
未確認フェスティバルファイナリスト。
しかしまだまだ予測不可能で、深くて暗くて見えないところにいるバンド。(そもそも結成は今年だし)
しかしもっと多くの満身創痍の体に、この爆風が行き渡ってほしい。
『セッションが苦手な僕でも
鳴らしたい音があってもいいだろ?』
2位 yeti let you notice『瞬き』
学生の皆さん。
2020年の卒業式は、
その前にこの曲を聴いて、
大事な人に正直な思いを伝えていこう。
美しすぎるピアノの音色、
神の施しと聴き間違えるような歌声、
徐々に合わさっていく淡くも力強く響くバンドの演奏、
ずるいほど心を支配するコーラスハーモニー。
どこかに旅立つ人間が必ずする後悔と、
どうしようもなくそれは美しい思い出として輝き出す事実を描いた歌詞が、
静かな湖畔に鳴るワルツのような芸術的美しさを持って届いてきます。
春までに、知ってくれ。
『君の下手な踊りを誰もが嗤うけど
僕は美しいと思った
平気なふりしたけど
本当は僕も一緒に居たかった』
さぁ、今年のナンバーワンソングは!
1位 マカロニえんぴつ『ブルーベリー・ナイツ』
上半期と変わらず、この曲にしました!
絶対気付かれないかつ、何じゃこれなおめでとうございます!
しかし、悩みました。
いわゆる若手インディーズバンドのよくある失恋ソングが、タイミング良くハマっただけではないかとも考えられなくもないんですよ。
それだけでは片付けられないこの歌の魔力、マカロックに引き込まれる正体は、つい先日レディクレでライブ見て、自分の中に決着しました。
彼らって、「愛の力を信じてる」度合いがすげぇなって思いました。
なんだかとてもギザな言葉ですね。
なのでマカロニえんぴつも昨年までは、この事実を認めるのに多少の恥じらいがあったんだと思います。
しかし今年はこの姿勢を受け入れて、全面に出した結果、道を拓けたんだろうなと、彼らの「まだここでもらった愛を返すのは終わらない」というライブの姿を見て強く感じました。
そういった意味では自分達の決意でもありそうな『ヤングアダルト』のほうが、そのメッセージが強い名曲とも思ったんですが、
ちゃんと色気ある音で、ラブソングというストーリーに落とし込めたこの曲のほうがやはり魅力的に感じ、1位の楽曲に選びました!
愛というのは恋愛だけには留まりません。
マカロニえんぴつは「令和の愛の伝道師バンド」として、もっともっと上に行くでしょう。
『傷つかないための気付かないふりばかりだ
信じることは悲しいこと』
まーとーめー
どうでしたでしょうか?
僕はどうやらまだ発展途上でも、
強い決意やしっかりと振り切れた曲が好きなようですね。
そういうところはやはりインディーズを掘っている影響も出ているでしょう。
ただこういうシンプルな熱量みたいなのでも、今回選出した曲はインディーズ好きじゃなくても全然届く曲ばかりです。
そしてその先に、大きなステージを手に入れたというバンドこそが名曲を残していると思います。
そういうランキングになっていると嬉しいです。
来年はどんな曲に出会うでしょうか?
それでは、この辺で。