好きな元号ソングはグッドモーニングアメリカ『アブラカタブラ』。
遊津場です。
先月はやっとBURNOUT SYNDROMESのライブ見れたし、
ofulover主催のサーキットでUMEILOやユレニワ、Mr.ふぉるてなど活きの良い、まさに「令和時代のロックバンド」をたくさん見れた!
そして本当は関西の大きいコンテスト、十代白書にも行く予定だったんだけど、仕事のトラブルで断念。
新社会人のみんな。この世には全ての感情を無に帰さないと、働くこともできない大人がいるから、そんな人とは距離を置かないと大変なことに巻き込まれるから気を付けよう。
本来は働く価値がない人よ……
でもいるんよね……
そんな激動の3月に知ったオススメの曲を紹介します!
月間ベストソング大賞!
知名度とか関係なしに先月聴いた音楽の中から、個人的にヤベーなな音楽を発表!
最後に紹介する曲が大賞です。
the satellites「夜明けのマーチ」Official Music Video - YouTube
◯sandysunny『涙せずには』
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昨年10月に紹介したバンドの新曲。
このバンドでしか出せない絡み付くグルーヴ感が個性的なんだけど、ちゃんと聴き心地のよさ、爽快感も持ち合わせている。
もっと広まってほしいなぁ。
◯折坂悠太『平成』
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星野源とともにCDショップ大賞を獲得し、そのニュースきっかけで僕も聴いてみたんだけど、なんかまるで能とか日本古来の伝統文化に触れるようなシンガーで、時間を贅沢に使っているのに無駄がないみたいな。
横文字が似合わなそうな雰囲気してるけど、これが本当のクリエイターなんだろうなと思わす一人。
◯the satellites『夜明けのマーチ』
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まもなく全国流通を控える。
去年の『命の唄』が個人的にもかなり名曲だったので、ハードルを無駄に高くしてたけど、しっかり越えてきた。
このバンドは大きくなっていくんだろうけど、これからもお金とかよりも大事なものみたいな原点的なところをライブハウスから伝えてくれると思う。
先月は他にもHakubiやMr.ふぉるて、Organic Callといった大きな期待をされるインディーズバンドの新MVも解禁されました。
◯みゆな『天上天下』
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Eggs中心に最近すごく女性SSWが生まれてるけど、彼女はもうアニメ主題歌まで言ってたとは。
他の曲も含め、さユりとはまた違ったロックンロールな表現力が随一。
多種多様なSSWの中でも、素材だけじゃなく、器用さもあると思える。
◯SUPER BEAVER『証明』
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今更この曲が好きになりました。
強い言葉なのに優しいから、「一人と独りを履き違えた」というワードは何度反芻しても、心に温かく染み渡る。
『らしさ』以外の印象がいまいちなかったんだけど、この曲を聴き、初めてアルバムを聴いてみて、ここまでそつの無い人情派はいないなと思ったというか、No.1だな。
そして、先月のNo.1楽曲はコチラ!
King Gnu『白日』
King Gnuのど真ん中であり、全てを詰め込んだような1曲に思えた。
しっとりした真面目なバラードかと思いきや、狂気性や一筋縄ではいかなさ、生の音の暖かみとエレクトロニックな音の冷たさ、そして常田さんの渋い声と井口さんのハイトーンボイスと、これまでのストーリーは全て『白日』に繋がっていたのではないかという力強さ。
もう「米津玄師大絶賛!」という冠はいらない。
枠のないそれは、その米津玄師並みのヒットメーカーの道を歩み始めたような気がする。
月間先取りアーティスト大賞!
先月、「これくるぞ!」と厳選先取りさせていただいたアーティストは以下の8組です。
- savior
- aiae.
- Liquid liqueuR
- アトノマツリ
- サンプリエ
- マタノシタシティー
- ヒライス
- NO BORDER
今回はなかなか多種多様なスタイルでどれも期待ですが、そんな中から選ぶベスト先取り大賞は……
ヒライス!
謎のタイトル獲得です!
☆紹介ツイート再掲
「若すぎ!」と思って少し避けてたけど、聴いてみたらちょっと2曲ともえぐいわ
— 先取り邦ロックの遊津場 (@sakidori_yutuba) 2019年3月14日
「少年」とか「夜」という言葉をここまで輝かせる10代ソングライターがいただろうか。動詞も生き生き。そして応えるメンバー。ボーカルの伸びる声は物語を広がせる
この洒落たバンド名も、曲聴いた後ではオシャレ度が違う https://t.co/NsV9zoSM2i
<さらに深めてみる>
ヒライスへの改名前からEggsで注目されていたのは知ってたけども、「いくらなんでも早すぎるでしょ」というパターンも高校生バンドには多くあり、なんとなく避けてたんだけど、ついに聴いてみてここまで大きな世界観を描けるのかと驚いた。
天から歌が降ってくるかのような広大なビジョンを曲が持つ。聴いてて解放感と背中を押す力が強く、今月の1位に勝手に選びました!
アイドルへ楽曲提供できそう。
他にも今月は10代が豊作。
エモさならLiquid liqueuR、自然体ながらオーラがあるのはsavior、実際ライブのパワーに圧倒されたaiae.など、今月は特に4年後とかが楽しみになるバンドばかり!
サンプリエやNO BORDERは実力派、即戦力と言えるでしょう。
もうみんなアイドルに楽曲提供できるまでいってほしい。
まーとーめー
いよいよシーン自体にも昨年ブレイクしたバンドの大きな動きや、夏フェスなどの情報が出てきて、
今年もあっという間に一年が過ぎるんだろうなと思わせるワクワクする日々が始まりそうです。
そのワクワクの中に、いつまでも若い目線持って、そろそろ僕もなんかきっかけですっごくバズりたい(笑)
ただ近々、面白い発表ができればと思っているので、お楽しみに。
それでは、この辺で