”売れる前から、知ってたし”
https://twitter.com/UreruMaeKara
この上記アカウントをフォローしてる人、
多いんじゃないでしょうか?
バンド紹介アカウントでも、
大手と言えるアカウント(約8400フォロワー!)で、
名前の通りインディーズ中心で紹介してますが、
紹介されたら、そのバンドが嬉々として引用RTするという、
僕が目指すべきアカウントです。
ただこのアカウントは紹介だけでなく、
・自主作成コンピCD
・自主作成フライヤー
・自主企画フェス
などなど、
インディーズバンドを広めるために、
かなりアクティブに動かれています。
作品はタワレコなんかにも置かれました。
そのためにはもちろん、
バンドだけでなく、いろんな人との協力が必要でしょう。
僕も企画されたフライヤーに載るレビューを何度か書かせていただいたんですが、
(持って帰りたいフライヤー部←チェックよろしく)
実際に中の人とやり取りする中で、
あ、この人、自然と周りに人が集まるタイプの方だ、と思いました。
まだ、お会いしたことはないですけど、お会いしたいし、もっとお手伝いしたいという部員は僕だけじゃないはずです。
そんな!売れ前さんの肝入りの企画!
袋とじコンピを手に入れました!
袋とじコンピの最大の特徴は、
中身が届くまで収録バンド、収録曲が分かりません。
ただ1つ言うと、インディーズ好きにはたまらない可能性に溢れたメンツでしたので、
インディーズ好きには、手に入れてもらいたいです。
本体価格はなんと0円。
オンラインストアからの取り寄せなんで、
送料手数料はかかりますが、
先に言います。
16バンド16曲、外れなしのコンピCDが送料手数料のみで入手できるのは、とんでもないことです。
外れなしの理由
いつからこのアカウントをスタートさせてるかはちょっと分からないですが、
やはり毎日2バンドずつ紹介してるだけあって、
選別するときには、本当に良いバンドを選別されてます。
これは同じインディーズ開拓をしてたら少し分かるんですが、
出会えば出会うほど、良いバンドが分かってきますし、感度は上がってきます。
だから1年以上週1で開拓している僕も、
ある程度良いバンドを選別したコンピは作れると思います(断られるだろうけど)。
それを毎日、しかも自主制作物を作るほどの人の感度・完成度は相当なものになります。
さらに、いろんなクリエイター様とコラボもされて上昇しているでしょう。
その結果、もちろん1つとして同じバンドはこの世にありませんが、
16バンド、全く似たようなタイプがいないコンピになっていました。
それはまるで今のバンドのスタイル丸分かり表のよう。
さらにそのスタイル、
例えば歌モノ、ギター、脱力系、フォーク、洋風、の中でも、
初聴でもバンドのスタイルがすぐ分かる楽曲、かつ耳触りが良いものが選ばれてます。
クセが強すぎることはないけど、
個性はよく分かる。
”開拓”を目的としているリスナーにぴったりの目線で、こういうのをバンドが作るのは大変ですが、情報アカウントだからこそできます。
以上のことより、バンドは知らなくても、
聴いていて何が出てくるかワクワクしますし、
数組は好みが確実に見つかります。
を、踏まえて各曲感想!
Here(Hear) we go!
- M1.感想
→
UVERworldの「SHAMROCK」を思い出した。
もちろん並の工夫じゃUVERworldになれないけど、
並の工夫じゃないので、
この夏の名曲聴いたときの瑞々しさを思い返したんだと思う。世代だし。
- M2.感想
→
面白い情景描写で、愉しく歌ってはいるけども、
実は激しい本音を言いすぎ。
あ、体のその部分を使うのね。
この1曲でバンドの独自のスタンスや、
ライブの様子、スタジオの様子まで想像できそうだ。
- M3.感想
→
サビまでは音が1個ずつしか鳴らないのに、
それで正解と言えるような圧倒的な歌声、
そして1番のサビの解放で、それ以降虜になること間違いなし。
日食なつこのポジションにいてもおかしくない。
- M4.感想
→
最初の1音で誰もが名曲と分かる。
曲の知識はもちろん、アーティストのイメージさえも、予備知識与えないで、飛び込んでくるこの驚きこそが、
袋とじコンピの最大の良い所です。
癖のない無添加な歌モノギターロックで、
圧倒的に押し寄せてくる、この透明感。
例えられるバンドはいませんでした。
ホント売れるんちゃう?
- M5.感想
→
このバンドは逆に前の曲と違って、
癖のある声で、癖のある歌詞の畳み掛けを、
テクニカルなギターと共に合わせることで、
心にとてつもない透明感を置いていきました。
前曲が名所の純水ならば、これは高品質サイダー。
異なる透明感の対比をお楽しみください。
コンピならでは楽しみ方、提示してくれちゃって!
- M6.感想
→
ここ2曲透明感バンドが続いた。
やっぱり声高めのボーカルでした。
もうこれ以上ないと思ったら、
度肝を抜くボーカルが来ます。
ただ曲は混沌とした感情を、
見事に表現する強いギターロックです。
この上手さはちょっとミセスっぽいです。
- M7.感想
→
年齢が20代半ばにとって、
やなぎなぎ時代のsupercellって最強なんです。
以降のアニソンや声優ソング、女性ボーカルのバンドでさえ、
当時のsupercellには白旗だった。
そこから年月がそれなりに経った今、
それをバンドで思い返させた、
このバンドは強いかも。
僕が知ってた頃より、メンヘラが加速してるのが気になりますが。
- M8.感想
→
ここで突然のブルーハーツ、フラカンです。
ライブ映像見たことないけど、
絶対ボーカル上半身裸でガリガリだろ。
ただ、ここでの汗臭いロックは、
パンチが効いてます。
コンピじゃないとこういうの聴かない人もいるから、バンドはどんどんコンピに挑戦してほしいなぁ。
- M9.感想
→
また熱いロックだけど、種類は違う。
こっちは冴えないメガネが叫んでそう。
まぁ僕は見た目も知ってたんだけど。
でも初聴でも分かると思います。
やるせない夜に聴いて叫んでください。
- M10.感想
→
このバンドはヒントの段階で分かってた大好きなバンド。
もし米津玄師やBUMP OF CHICKENが洋楽が大好きだったら、きっとこんな曲作ってます。
佇まいや音楽はシュッとしてますが、
間違いなくどんな空気でも明るくするのは、
こういうバンドです。
- M11.感想
→
初期のandropみたいだ。
この音楽を聴いただけで、
腕のある映像作家は「こんなMV作りたい!」と、
プレゼンしたくなるだろう。
- M12.感想
→
ここでそういうことします?売れ前さん?(笑)
和風のコース料理にいきなりコーンスープ。
ただ欲しいタイミングではあった。
抜け目ないなぁ。
- M13.感想
→
で、お次はこのタイプですか。
じゃ残り3曲はどんなタイプだよ…
って考えたくなるところを、しっかり止めて振り返って聴いてしまう、ある意味麻薬なカントリーミュージック。
麻薬という字面は似合わないけど、
麻薬という例えが1番しっくりくるんだよ…
- M14.感想
→
ガラッとアレンジが変わった。
なんだかイケメンソング。
これがメジャーの歌手に何が劣ってるのだろうか。
最後の余韻まで美しい。
- M15.感想
→
月夜の海岸にバンドの演奏シーンと、
こんな感じの美女が、
交互に現れるMVだな、これは。
少年が聴き手の孤独を救い出すために唄う、
特に10代の邦ロック好きは惚れる要素しかないかな。
- M16.感想
→
ソロアーティストではないけれど、
女性シンガーソングライターが好きな人は、
とても気に入るだろうな。
曲と曲名がピッタリだし、
満腹感のあるこのコンピの最後にいるのも、ニクい。
……
どうでしたか?
このコンピはかなり大人気で在庫も少なくなってると聞いています。
そして新たな袋とじコンピの内容も固まってきているとのことです。
売れ前さんのオンラインストア、
「アンダースコアレコーズ」の、
URLを下記に貼りましたので、
気になる方は、ぜひアクセスしてください!
それでは、この辺で。