パワプロ君の顔に合わせると、
顔伸びちゃうのよ。
人気企画(にしたい)第3弾!
バンドをゲームのキャラクターっぽくデータ化しちゃう、勝手すぎ企画!
ONAKAMA勢、クリープハイプ、グドモ、KEYTALKに続き、
今回はMy Hair is Bad、yonige、Hump Backの3組。
いわゆる女性人気の強いライブ至上主義感の強い若手3組ですね。
それではどうぞ
過去作はこちら↓↓
ONAKAMA勢をパワプロ査定してみた - 出会い厨より、情報厨
ロックバンドパワプロ査定vol.2~クリープハイプ・グッドモーニングアメリカ・KEYTALK - 出会い厨より、情報厨
ルール説明
パワプロとは国民的野球ゲームです。
そのパワプロでは野球選手の能力をA~Gで評価してます。(今、Sもあるんだっけ?)
例えば野手(バッター)なら、パワーや走力や守備力、
投手ならコントロールやスタミナをA~Gで表してます。
ホームランをバカスカ打ってた松井秀喜ならパワーはAとか、そんな感じです。
今回もそれをバンドっぽく当てはめて、
・詞
・サウンド
・歌唱力
・ライブ
・アイデア能力
・メンタル
の6項目を各バンド査定します。
アイデア能力っていうのはまぁ、
セルフプロデュースとかグッズとかの意識とか、そんな曲を聴いてもらうために何工夫してるか?みたいな。
あとは個性出てるかとか。
まぁ見てるうちに分かります。
C以上は評価高いと思ってください
1番ファースト My Hair is Bad
- 詞…C+
- サウンド…A
- 歌唱力…C
- ライブ…B
- アイデア能力…C+
- メンタル…C
まずメンヘラじゃないよね(ずっと言いたかった)。
改めて聴いてもマイヘアのラブソングは純愛。
ほんとのメンヘラは、
愛を表現するたびに時空を歪ましたり、神を殺したりするRADWIMPSだったり、
人畜無害そうに見えて、恋人のありとあらゆる環境に入り込もうとするスピッツみたいなことを言うんだと思う。(それについて話すと長くなるので割愛)
だから椎木さんの書くラブソングや失恋ソングは、多くのJ-POP界隈の人にだって共感できる歌詞だと思う。
メンヘラやビジュアルが先行してしまうこともある現状は、マイヘアが広まることを考えたら、不幸なのかも。
それよりマイヘアが秀でてるなと思って、
好評価してるのは、
今の若手の中で最も爆音を使いこなしてる点です。
ライブで轟かせる爆音を、
時に猛獣使いのように、自由自在に解放させ、
時にファッションデザイナーのように、美しく装飾する。
ライブバンドを謳ってるバンドは多いけど、ライブの熱を残しつつ、綺麗にアレンジできている点が、他のライブバンドとの差と踏んで、サウンドはA評価にした。
つーことはマイヘアはやっぱり3人ともがヤバいんだな。
もしかしたら、
このサウンドメイクによって、
ファンはマイヘアに対して、メンヘラやイケメンという魔法がかかってるのかも。
マツコ・デラックスには、かかってないから…(笑)
先発ピッチャー yonige
- 詞…C+
- サウンド…C
- 歌唱力…D+
- ライブ…C
- アイデア能力…B
- メンタル…D+
今まで評価したバンドに比べると、
少し低めに見えるかもしれないけど、
それまでのバンドは武道館どころか、
アリーナクラスだからね。
それに比べるとね。
やっぱり今、彼女達を支えているのは、
赤裸々すぎるほどの歌詞。
こんな歌詞出しちゃうと、
間違いなく「ビッチ」みたいなこと言われちゃうのに、構わず20そこらでやっちゃった。
他のバンドは焦ったんじゃないかな。俺ら、全然世間の目気にして自分出せてないって。
その点以外は、やっぱりまだ成長中って感じがするけど、
そこを補填するために、一生懸命言葉遊びを考えてる。
学力偏差値は高くないかもしれないけど、発想力と感受性が高いからこそ、「なんでもない」を連呼したり、バリバリバーン言ってるんだと思う。
そして牛丸さんが苦手そうなところは、
ごっきんさんが支えてるし、
スタッフもしっかり女性ファンの鼻につかないように、
キャラクターをプロデュースしてると思う。
そして今年au抜擢。
これが一般層開拓への準備が整ったという、
事務所の判断なら、一気の飛躍が期待できるだろう。
速球派リリーバー Hump Back
- 詞…C
- サウンド…C
- 歌唱力…C+
- ライブ…C
- アイデア能力…D
- メンタル…D
ガールズバンド戦国時代と言われる中、
辛口評論家や辛口評論家ぶりたい人も、
こぞって「本物」と評価するHump Back
なんで評論家がこう言いたいかというと、
こういう人達の心の底には「バンドは男社会だから、ガールズバンドは女性扱いされて大変だろう」っていう偏見があるから。
それなのに女子感のないロックを奏でてるから、
「本物だ!←(を、見つけたボクちんすごいでしょ!)」って言いたいだけなんだよね。まだインディーズだし。
正直去年の時点で、
もっともっと露出増えると思った。
で、ここからは妄想なんだけど、
それが無かったのは、
プロのプロデューサーやアレンジャーでも、
あの歌詞、サウンド、歌声、
全てに感じる天性の伸びやかさに、
まだまだ様々な色を付けられるのだろうが、
ちょっと触れるのが怖いくらいの雰囲気があるんだろうね。
それはやっぱり「本物」と世間で言われてる空気も読んだんだと思う。
しかも同時期に彗星のこどく現れた、
リーガルリリーには、なんか色んなアートな表現にも興味がありそうなメルヘンな雰囲気があったし、
Hump Backよりタッグしやすいところはあったのかもしれない。
で、Hump Backも、まぁ、そんなキャラクターに思われててもいっか。
と思って、去年は伸び伸びとアルバム制作に取り組んだんではないだろうか。
僕はHump Backに対して、
彼女達は全然女性ってことも「言ってもらってもいいよ」って感じがするんだよね。
彼女達が嫌ってるのは、そういうとこじゃなくて「そんなん気にせず、もっとやりたいことやれよ」ってバンド界隈に今はまだ不満があるんだと思う。
ただその姿勢がリスナーにしっかり向いたとき、
いろんな人の根性を叩き直してくれるような1曲を産むんだと期待している。
まとめ
活躍するライブバンドをまとめて思ったのは、
自分の見えている世界から、ちゃんと歌ってるなーと思った。
いわゆる”等身大”ってやつです。
才能や知識もないのに、
変に「世界の事」や「愛の事」を、
上手く歌おうとしていると、
やっぱりリスナーからは、
「なんか中途半端」って思われちゃう。
それよりかは、ここで書いてる、
アイデア能力やメンタルが高くなくても、
まずは自分達のしたいことを100%出そう、
としたほうがリスナーに響く。
むしろライブバンドは平均的に高い数値出すよりは、何かがとにかく秀でるほうが先決だろう。
ただ、この3つのバンドはMVもいいです。
演奏シーンだけでも充分絵になるけど、
それをさらに引き立ててるMVがあるからこそ、
今の評価があるんだと思う。
良いMV見て、
ライブに行ったら圧倒される。
その流れが作れたら、
ライブバンドとして1つ上のステージに行けるのかもしれないですね。
それでは、この辺で。